FC2ブログ

れじでゅーせおれむ

インダストリアルやEBM、メロデス、ボカロや同人音楽など音楽界の特異な存在について生温くレビューするブログ。自作RPG黒歴史とか、うつ病記録コンテンツも有ります。

Rammstein (5th)

こんばんは。


本当はRammsteinの4thのリライト(と言っても、体裁整えて最新記事と揃えただけ)と一緒にこれをアップする予定だったのですが、Youtubeの仕様変更?のため動画埋め込みができなかったり、FC2側の不具合?でツールバーが消えたりと、モチベ減退に苛まれていました(笑)。

今日は何とか打開策を見つけて投稿できます。5th「Rosenrot」です。



5th) Rosenrot ('05)

Rammstein_5th_Rosenrot.jpg

01. Benzin
02. Mann gegen Mann
03. Rosenrot
04. Spring
05. Wo bist du
06. Stirb nicht vor mir / Don't Die Before I Do
07. Zerstören
08. Hilf mir
09. Te Quiero Puta!
10. Feuer und Wasser
11. Ein Lied

ジャケが変態的なだけでなく、紛らわしい事にも定評がある変態インダスメタルバンドの5th。ジャケは4thの時の諸事情のお蔭で4thとほぼ同じになったとか。タイトルの「バラの赤」、タイトルトラックはゲーテの詩「野ばら」から来ているとの事。

元々は前作「Reise, Reise」の続編的な位置づけで作られたアルバムとの事ですが、その前作以上にゴシック路線を推し進めた作品です。#3~#6辺りは寒々しく重苦しいバラードが占め、ラストの#11もしっとりと消え入る蝋燭の火のような儚さを醸し出しています。

その一方で、インダストリアルメタルの側面は完全払拭、色落ちの痕跡すら残っていません。Rammsteinの持ち味である重厚感…だけが残って、インダストリアルとしての攻撃性やサイバー感は全然感じられない。僕は後追いだから良いですけど、これを新作として提示されたら、「凡作じゃないけどイマイチ」って評価をされても仕方ない感はある。

スペイン語が入っているらしい#9なんかは、Turmion Kätilötっぽい雰囲気を感じさせますが、全体的に叙情的でインパクトと緩急に著しく欠けます。個人的に超絶暑苦しい#2、#4や#6辺りの叙情的なバラードはかなりお気に入りなんですが、その数曲のために本作を進めるか?と言われると否。Rammsteinを広く浅く知るなら、別に買わなくても良いアルバムかな、というのが本音です。

という訳で、Rammsteinファンや、試聴してそれでも欲しい!って思った方が手に入れれば良いアルバムかなーって思いました。

#02:Mann gegen Mann



#06: Stirb nicht vor mir / Don't Die Before I Do




<個人的評価>
ゴシック:☆☆☆☆☆
工業感:☆
メタル度:☆☆☆
お勧め:#2、#4、#6

TOTAL:70 (/100)



暫くラムシュタインを続けるんですが、いい加減「ロマンシングサガリユニバース」のサントラレビューもあげましょう(言い聞かせ)。本文書いているから、サッサと上げれば良いんですが(笑)。

では(゚∀゚)ノシ


PS:
本日はこちら。



「サガ・スカーレットグレイス」のラスボス戦組曲の1曲目。最近ハマってプレイしています。浜渦さん時代のBGMも良かったけど、サガのBGMはやっぱイトケンさんが「らしさ」を持っているなーって思いました。冒頭の不協和音からのラティーノな展開が緊張感を煽ります。

Rammstein (4th)

こんばんは。

5thと合わせての更新です。

この記事は、うつ病から復職間近…という時に書いたものです。丁度アニメ「幼女戦記」が放送されていた頃で、その影響から何となくRammsteinにハマった…という経緯でした。

さて、本日久々のレビュー更新は、何故かハマったRammsteinです。




4th) Reise,Reise ('04)

Rammstein_ReiseReise.jpg  Rammstein_ReiseReise2.jpg   


01. Reise, Reise
02. Mein Teil
03. Dalai Lama
04. Keine Lust
05. Los

06. Amerika 
07. Moskau
08. Morgenstern
09. Stein Um Stein
10. Ohne Dich
11. Amour
12. Mein Teil (You Are What  You Eet Edit by  Pet Shop Boys
13. Amerika (Digital Hardcore Mix by Alec Empire)


ドイツ一のお騒がせバンドと言ったら彼ら。お下品と悪趣味が芸術の域なのか分からない、カテゴリ「哲学」の変態インダストリアルメタルバンドの4thアルバムです。

物議を醸しだすのは相変わらずで、元ジャケ(左)は御巣鷹山日航機墜落事故のフライトレコーダーを模したものらしいし、オープニングにはその墜落事故のボイスレコーダーの音声が収録されていたり(国内盤ではカットされた模様)、#6ではアメリカ、#7ではロシア(ソ連)を題材にした曲を作っていたりと、全方位に喧嘩売りまくってます

前作からゴシック方面へのシフトが目立ちましたが、今作ではその方向性を更に推し進めた印象です。本作では「アルミン・マイヴェス事件」*1をモチーフにした#2や、ゲーテの「魔王」をモチーフにした#3といった曲が有名かと思いますが、音楽性もこの2曲が代表していると思います。その音楽性とは、マシーナリーなインダストリアル要素を削り重く圧し掛かるようなヘヴィリフに、荘厳なオーケストレーションを主軸としたスタイル

当時パっと聴いたときは「何だよ!Rammsteinじゃねぇよこんなの!!」と勝手に憤慨した記憶が有ります。が、#2や#4は間違いなくラム印のゴシックメタルですし、#6の茶化したようなインダストリアルメタルや、女性ボーカルが印象的な#7、インダストリアルゴシック演歌の#8や#10といった曲も有り、多様性が感じられます。この演歌系楽曲は、同郷のDie Krupps「Alive」辺りを彷彿させますね。

一番のお勧めは、アンプラグド(風)の#5。インダストリアルなSEやギターリフが無くても、一聴して「これはアンプラグド・インダストリアルだ!」と感じる1曲です。僕はこの1曲だけでも入手の価値ありだと思っています*2

1st~3rdで聴かれたような、マシーナリーリフやピコピコシンセは控えめで、その辺りをインパクト不足・キラートラック不在と捉えるのも致し方ない所ですが、今聴いたら「案外、インダストリアルメタルしてたなぁ…」とも思いました。その辺りの前情報が有った上での鑑賞であれば、あまり戸惑い無く聴ける作品かと思います。


*1:アルミン・マイヴェスとは、食人、殺人を行ったドイツの男性で、マイヴェスは自ら望んで食べられたい被害者を探すため、その旨をインターネット上に掲示。それに応じてきた男性と会って殺害し食べた。(以上、wikipediaより)。尚、「Mein Teil」は後にマイヴェス本人より、名誉棄損として訴えられている模様。
アルミン・マイヴェス(wikipedia)
*2:尚、この「Los」は、メタルバージョンの音源もある模様。入手ルートが限られているようです。


#2:Mein Teil



これは凄い迫力です、PV・音像共に。「バイオハザード2 アポカリプス」のサントラにも収録されていますね。レビュー本文中には「Los」を勧めましたが、純粋に考えれば、これが本作の目玉だとも思います。





「ウィ~ア~リビニアメ~リカ~♪コッカコ~ラァ~サムタイムスウォ~♪」

・・・これは酷いとしか言いようがない(笑)。大草原不可避。でも、妙な哀愁があってクセになるんだよなぁ…リフも格好良いし。個人的にThe Beatlesの「Yellow Submarine」の「We all live in a yellow submarine」を彷彿させると思っています。多分、全くの無関係(笑)。

<個人的評価>
インダストリアル:☆☆
重厚感:☆☆☆☆☆
ゴシック:☆☆☆☆☆
お勧め:#2、#4、#5、#6

TOTAL:80 (/100)



これと「Rosenrot」の二作は個人的にはイマイチですね。

それではまた(゚∀゚)ノシ


PS:
本日はこちら。




「幼女戦記」です。あんまりキチンと視聴していないんですが、舞台がなんかドイツっぽいですよね。ドイツ語歌詞の「Feuer! Sperrfeuer! Los! Achtung! Deckung! Hinlegen! Halt!」は「撃て!弾幕射撃!行け! 警戒!隠れろ!伏せろ!止まれ!」って意味らしいです。以下参考元(「わすれなぐさ」様より)。
http://forgetmenots.doorblog.jp/archives/50512081.html

Rammstein (3rd)

こんにちは。


連休終わった死にたい…



それ以外特に書くことも無いので(酷)、本題のRammstein「Mutter」のリライト記事に移ります。



3rd)Mutter('01)

Rammstein Mutter 


01.  Mein Herz Brennt
02. Links 2 3 4
03. Sonne
04. Ich Will
05. Fruer Frei!
06. Mutter
07. Spieluhr
08. Zwitter
09. Reom Raus
10. Adios
11. Mebel
12. Hallelujah

※日本盤のみのボーナストラック。映画「Resident Evil(映画版バイオハザード)」のサントラにも収録

ジャケのセンスがの無さに定評がある、変態インダスメタルバンドの3rdです。タイトルの「Mutter」は「母」の意味で、ジャケは胎児でしょう。しっかし、胎児の中でも気持ち悪い画像をわざわざチョイスする辺りが彼等らしいです。

前2作で重厚なゴリゴリインダストリアルを披露した彼等。3作目ではゴシック方面に大きくシフトしました。重苦しく壮大に始まる#1、感傷的な歌メロを全面に出した#3、寂しげなシンセとコーラスが印象的な#7…このゴシックインダストリアルスタイルは、その後急増するフォロワーの型の一つになります。

前作ではアルバム後半の単調さが目立ちましたが、今作ではゴシック由来の抑鬱的で耽美な旋律とインダストリアル的な硬質さを組み合わせる事で、単調さの問題を解決しています。珍しくパワフルなスピードチューンの#5、リズミカルで軽快な#8と、曲のバリエーションも増えて聴きごたえが増したかなと思います。ネオナチ疑惑を逆手に取った#2とかも良いセンスしてます。

残念な点は、ゴリゴリとしたインダストリアル由来の硬質さが減った点。1stの「Laichzeit」、2ndの「Eifersucht」タイプの硬質でゴリゴリした楽曲が若干減りました。ただ、聴き易さという点では全作(6thまで)通しても多分一番だと思います(もっとも、4thと5thではゴシック路線を推し進めてダレるんですけどね)。

個人的には彼等の作品の中で最も入門にお勧めだと思っています。日本盤収録の「Hallelujah」が結構良い曲なので、ぜひ日本盤を購入しましょう。僕は「Resident Evil」サントラの方で補完しましたが。


#3:Sonne



ゴシック路線が顕著となった本作を代表とする曲かなと。所々演奏がズレているのはご愛嬌(笑)。

#5:Feuer Frei!



彼らのライブはド派手で知られますが、そんなライブの雰囲気が伝わりますね。

<個人的評価>
インダストリアル:☆☆☆☆
重厚感:☆☆☆☆☆
ゴシック:☆☆☆☆
お勧め:#2、#3、#5、#7

TOTAL:87 (/100)




当時…何年前だ?から少しだけ評価上げています。

Rammsteinレビューは3rdまでで終わっていたんですが、ここから4th~7thまでレビューをします。4thは比較的最近しているので、ちょっとだけリライトするので5thが目下の予定になる訳ですが…いつ書けるかな?(苦笑)


それでは(゚∀゚)ノシ


PS:
本日はこちら。



医龍、進撃の巨人やガンダムなどのテーマソング(BGM)で有名な澤野弘之氏の最新作より。ポルノグラフィティの岡野昭仁さんをゲストボーカルに起用しています。

僕、ポルノグラフィティ自体好きじゃなかったんですが、流石は劇伴作曲家。澤野is澤野って感じで、アルバム全体、誰を招いても澤野っぽさが失われていないけど、新しさは感じられるっていう、素敵なアルバムになっています。

Rammstein (2nd)

こんばんは。


…北海道で連日30度越えとか勘弁願いたい…久々に夜の気温が28度を下回りました、夏バテ中の管理人です。

で、そんな中レビューするのは、暑苦しいバンド代表格:Rammsteinの2ndアルバムっていうね。これ、リライト前も似たような事書いてましたね(笑)。




2nd)Sehnsucht('97)

Rammstein_Sehnsucht.jpg 


01. Sehnsucht
02. Engel
03. Tier
04. Bestrafe Mich
05. Du Hast
06. Buck Dich
07. Spiel Mit Mir
08. Klavier
09. Alter Mann
10. Eifersucht
11. Kuss mich
12: Engel (English Version)
13. Du Hast (English Version)

ジャケのセンスの悪さに定評がある、ドイツ産インダストリアルメタルバンド:ラムシュタイの出世作となった二作目。邦題は「渇望」。今作収録の#5「Du Hast」は映画「マトリックス」のサントラにも提供された曲である事はあまりに有名。

基本的な作風は前作同様ですが、軍隊行進リズムがより一層強化され、体の芯まで響く重厚感を伴うようになりました。重心の低いギターリフを主軸にしたミドルテンポの重くグルーヴィな楽曲が一気に増えています。また、#2や#5なんかで魅せるゴシカルな要素は3rdの布石かとも思います。

特徴的だった8bit風のピコピコシンセはより楽曲にマッチするようになり、2000年以降、彼ら式の「インダストリアル+ゴシック」が(少なくともドラムンベースとかダブステップが流行る前までは)シーンの主流となっていく訳ですが、彼らの成功有ってかと思います。ドイツ産インダストリアルの傑作の一つでしょう。

…と、言いながら僕個人はこのアルバム、あまり好きじゃない。というのも、全曲がミドルテンポで似たような曲が多いです。単調さが深刻。特に#6以降は失速と言うにも相応しく滅茶苦茶ダレます。その点では、前作で聴かれたバラードとかがチグハグながらアルバムの緩急に貢献していたのだと言えます。

アルバムとしては実は前作や次回作の方がお勧めだったりしますが、前作が気に入った方や「Du Hast」を気に入った方は購入して違いない作品ですが、多様性という意味では次回作の方が入門としてお勧めだと思います。ただ、Rammsteinファンとして本作を避けるのもどうか…という、難しい作品ですね。

#5:Du hast



冷涼なシンセから始まる重厚なリズム!初めて聴いたラムシュタインの楽曲で、映画「マトリックス」のサントラで出会いました。ちなみに、このリズムで歩くの、メッチャきついです。

#10:Eifersucht



本作で多分一番アップテンポな曲。

<個人的評価>
インダストリアル:☆☆☆☆☆
ヘヴィネス:☆☆☆☆☆
スピード:☆☆
お勧め:#2、#3、#5、#10

TOTAL:82(/100)



暑すぎてブログ更新が億劫になっていました(笑)。次回はラムシュタインの3rdのリライトをしていきたい…ですが、その前にリユニのサントラが上がるかもしれません。

それでは(゚∀゚)ノシ

PS:
本日はこちら。



何故か気に入ってしまったBoney M。インダストリアルとかトランスとかが好きなら、ディスコ音楽も好きだろ!って理屈なんですかね?(笑)。この踊りがクセになります。

The Algorithm (4th)

こんばんは。


異常気象やら芸能関係やらで暗いニュースが多いですが、如何お過ごしでしょうか?管理人は資格試験の勉強をしていて、字の書き過ぎで爪の中が内出血しました(笑)。体はまぁ元気です。

ここに書く内容がそれほど無いので、早速本題。The Algorithmの4th「Complier Optimazation Techniques」のレビューです。



4th) Compiler Optimization Techniques ('18)

The Algorithm_4th

01. Cluster
02. Fragmentation
03. Superscaler
04. Binary Space
05. Sentinel Node

フランス出身のエレクトロユニットの4thアルバム。タイトルは「コンパイラ最適化手法」という、コンピュータとかアルゴリズムに関係する用語。…調べてもサッパリ分からない!曲名も全部それ関係らしいですが、全然分からない!ウィキペディア先生に依ればプログラム実行時間の最小化とか、消費電力の最適化とか、そんな事に繋がるらしいです。ジャケはウイルスの正20面体構造でしょうか?

本作は「自分開発の物語」を描いたものとのこと*1ですが、実態は壮大なデジタルジェント絵巻。楽曲トータルは43分弱と短めですが、1曲の平均再生時間は8分半。最もプログレッシブな作風になっています。ピコピコしたシンセ・SEの上に乗るゴリゴリのガトリングギターリフという、インダストリアルメタルや構図はそのままに、序破急の物語展開を持たせる事で、緩急を付ける事に成功しています。

お蔭で、本作はグラディウスやダライアスといったシューティングゲームのサウンドトラック的な雰囲気があります。四方八方でレーザーが交差する機械要塞を旋回する宇宙飛行。ブラックメタルのような苛烈なドラム・リフのユニゾンや乱高下するシンセリフが有ったかと思えば、残響するSEで静寂と叙情性を演出。そしてデジタル演奏の特権と言わんばかりの超変則リズム。頭が処理落ちするわ!

これまでのサイバージェント的な路線から、一気にトランスやプログレ路線にシフトしており、特に前作と比べるとメタル色自体は大きく減退しており面食らうかもしれません。が、一度再生するともうスキップしようのない本作は圧巻のクオリティ。コンピューターミュージックが好きな方はとりあえず聞いてみましょう。

*1:Bandcamp内のコメントより(以下に再生リストと同時にリンクを貼っておきます)



<個人的評価>
STG度:☆☆☆☆☆
物語性:☆☆☆☆☆
メタル度:☆☆☆☆☆
お勧め:全部
Total: 95 (/100)



…この後書きに書く部分で数十分悩む事多々…リアルがそんなに充実していないので、特に触れる事なんて有る訳ないでしょ(何故か勝手にキレ)。

それではまた(゚∀゚)ノシ

…この顔文字も、古さを感じさせる代物ですね(笑)。

PS:
本日はこちら。



「女子高生の無駄遣い」のOP曲。今期一番好きです。