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れじでゅーせおれむ

インダストリアルやEBM、メロデス、ボカロや同人音楽など音楽界の特異な存在について生温くレビューするブログ。自作RPG黒歴史とか、うつ病記録コンテンツも有ります。

NieR:Automata 【アレンジサントラ】

こんばんは。

相変わらず台風や豪雨の自然災害が多いですが、お元気でしょうか。北海道は度々の余震はあれど、停電・節電も落ち着いて復興・復旧に向けて動き出した所です。僕の仕事も、復興に関連があるので、何かしら貢献出来れば良いかなーって思っています。

さて、本日はPS4のゲーム「NieR:Automata」のアレンジアルバムです。現在(2018年9月18日)、スマホゲームのFinal Fantasy Brave Exvius(FFBE)というゲームでコラボイベントが行われていて、それがそろそろ終わるんですが、何とか間に合わる事が出来ました(笑)。




NieR:Automata Arranged & Unreleased Tracks ('17)

【OST】NierAutomata_Arrange 

発売元:スクウェア・エニックス、開発元:プラチナゲームスによるアクションRPGのアレンジサントラです。2枚組で1枚MiliやAtolsといったアーティストによるアレンジ。2枚目は「生マレ出ズル意志」と「取リ憑イタ業病」の、ゲーム中で使用されていた台詞入りのバージョンが収録されています。

全体的な傾向はカットアップやドラムンベースを彷彿させるダンサブル系と、民族音楽などを取り入れた抽象的アンビエント系のモノに分かれます。原曲のカラーを色濃く残したものから、跡形もないものまで様々ですね。プログレ色を強めた「遺サレタ場所」や、ドラムン調の「異形ノ末路」、残響するアルペジオが印象的な「複製サレタ街」がお勧め。僕のお気に入りはノイズインダストリアルとピアノが調和した「パスカル」の変則的なアレンジですね。

一方、「顕現シタ遺物」の謎ウェスタンなどの、妙にまったりした「イニシエノウタ」など、頭に疑問符が浮かぶアレンジが多いのも事実。また先の「遺サレタ場所」や、ノイズアンビエントと化した「遊園施設」など、人を選ぶ賛否両論なアレンジも多いです。「結局、原曲が一番」という意見が最も多く、ファンアイテムの領域は出ないかな、というのが正直な所。

2枚目は…まぁこれこそ、真にゲームをプレイした人向けですね(笑)。でも僕個人は「生マレ出ルヅ意思」の「/コノママジャダメ」と「/カミニナッタ」がかなり印象に残っているので、嬉しいです。英語版も好き。「社長(デュエット)」バージョンはかなり面白いので、一聴の価値アリ(笑)。

ブックレットには初期プロットも掲載されていて、資料的な価値も有りますので、既プレイ者で、原曲のBGMしてなら買っても良いかなーって気がします。

遺サレタ場所 (Arranged by AJURIKA)



AJURIKAとは、遠山明孝さんという、アイドルマスターなどの曲を手掛けた方らしいです。僕は結構好きなんですが、密林レビューでは酷評している方が居ました。まぁアレンジっていうより、カットアップ的な雰囲気が近いですかね。

パスカル (Arranged by Ryu Kawamura)



ジャズミュージシャンの方らしいです。これが一番「アレンジ」って感じがしますね。

生マレ出ルヅ意思/社長(デュエット)



・・・意外と聴けるっていうね(笑)。



今週も3連休ですが、少し予定が入っているのと、徐々に仕事が忙しくなってきたので、更新頻度が落ちてしまうかもしれません。一応、Skinny Puppyの「Last Rights」までは下ごしらえしているんですが。

それではまた(゚∀゚)ノシ


PS:
追記欄でネタバレ全開のゲーム語りをします。未プレイ者やプレイ中の方はご注意下さい

Skinny Puppy (6th) 【リライト】

こんばんは。


地域によって大きな差はありますが、先週の北海道の地震から早1週間。度々の余震は有りつつも、街は徐々に平静を取り戻しつつあります。自然災害での被害は北海道だけの問題ではないですし、いち早く解決される事を祈っておりますし、僕自身も出来る限りの事はしたいと思います。

さてさて、これまた6年ほど前に書いたレビューのリライトです。「暗すぎぃ!公園」こと、Skinny Puppyの6thアルバム「Too Dark Park」のレビューです。




6th)Too Dark Park('90)

Skinny Puppy_Too Dark Park 

01. Convulsion
02. Tormentor
03. Spasmolytic
04. Rash Reflection 
05. Nature's Revenge
06. Shore Lined Poison
07. Grave Wisdom
08. T. F. W. O.
09. Morpheus Laughing
10. Reclamation

4th「VIVIsectVI」と並び、最高傑作と誉れ高い6thアルバムです。環境問題や自己破壊(これは主にオグレ兄さんのヘロイン中毒に起因するらしい)をテーマとした作品です。

Ministryのアル・ジュールゲンセンと共作した前作は一定の成功を納めつつも賛否両論を生みました。また、オグレ兄さんことニヴェック・オーガとアル兄貴のウホッ…な歩み寄りとドラッグ中毒もあり、ケヴィンとゴッテル、ニヴェックの対立の構図が出来上がっていた模様。その後、各々がソロ活動を始めて何やかんやあって、再結集して本作に着手したとの事です。

方向性的には前作のメタルギター由来の攻撃性を残しつつ、4th路線をより破壊的で凶悪に仕上げた作品です。作品中にはホラー映画やスナッフフィルムをサンプリングしまくっているらしいですが、空間を歪める耳障りなカオスノイズと金属乱打音は、もはや人に聴かせる事を放棄したようにすら感じさせます。開口の#1からズッコンバッコンしてて「何だよこのアルバムwww」ってなります。

一方、#5、#6や#9では冷涼で無機質なシンセ・メロディーが披露され、突き放したような冷徹さも感じさせます。今作は肉感的とかダンサブルとかって要素とは一歩距離を取っていて、諦念エレボといった空気感が特徴。妙にコミカルな#4や#8は配置されていたり、意外とクレバーな要素が有るんですよね、「Last Rights」と比べるとマニアックさとキャッチーさを至高の領域で融合させています。

当時のMinistry時代に逆行していると揶揄された事もあるようですが、4thアルバムと並んで評価が高いアルバムです。ただ、4thより苛烈でマニア向けかなという気はします。また、曲数が10曲、時間にして40分未満というコンパクトな仕上がりとなっているため、若干のヴォリューム不足を感じるリスナーも居るかもしれません。今の僕的には、次回作「Last Rights」の壊れっぷりと比べると大人しく聞こえるというのも本音。

まぁ、まずはお試しという事で、Skinny Puppyの代表作としては「VIVIsectVI」とこの「Too Dark Park」をお勧めする、超推薦盤です。

#1:Convulsion【閲覧注意】



品性を疑うPV。

いきなりの開幕注意なんですが、僕はいきなりの音量と顔にビックリして、腰抜けそうになりました。曲もいきなりのノイズとパーカスですが、血みどろでグロだわ、ズッコンバッコンしててエログロだわ、ペニパンで下品だわで、6年経ってもYoutubeで普通に見れる事が不思議でならない(笑)。

#9:Morpheus Laughing



無機質で不気味な原曲も良いですが、この躍動感あるライブも格好良いですね。

<個人的評価>
工業度:☆☆☆☆☆
狂気度:☆☆☆☆
諦念感:☆☆☆☆☆
お勧め:#1、#6、#7、#9

TOTAL:95 (/100)



次回は「Last Rights」になると思います。そこでいったん、パピ子のリライトはストップですかね。

それでは(゚∀゚)ノシ


PS:
本日はこちら。



久々にストレイテナー聴いたら懐かしかったので。

更新の遅れ・停止につきまして_20180908

こんにちは、管理人のruchiniumです。


表記、更新遅れ・停止についてです。
2018年9月5日(木)AM3時頃に発生した北海道胆振東部地震に起因するものです。

これまでボカしていましたが、管理人は北海道に住んでおります。震源地では無かったですが、震度5程度の地震であったため、通信・電気・交通等のインフラが麻痺しておりました。昨日(9/7(土))19時頃にようやくインフラが復旧しました。幸い、上下水道は機能していた事と、家族、親戚が近くに住んでいた事もあって、生命・財産的な面で大きな被害は有りませんでした

今後、余震・本震等も懸念されるため、通信環境が不安定となります。特に問題無ければ更新出来るのですが、仕事の忙しさも全然予想出来ないため、暫くは物理的な意味で更新状況は不安定になると思います。…元々真面目に更新しているブログではないですけど(笑)。

以上、よろしくお願い致します。


追伸1:
ツイッターの方が投稿頻度高いです。

メインアカウント:https://twitter.com/ruchinium
サブアカウント(FFBE用):https://twitter.com/ruchi_ffbe


追伸2:
今回の地震では、ご存知の通り「北海道全域の停電、通信・交通麻痺、上下水道停止」という、非常に広範囲での発災となりました。これは北海道の発電が一か所(=震源地)に依存していた事と、通信の基地局がやれた事に起因しているようですが、特に、情報発信源であるスマホが全く役に立たないのが大きな障害となりました。

「手回しラジオ」「乾電池等で動く照明や充電器」「ガスボンベとコンロ」「その他食料(カロリーメイトやカンパン、お菓子、アルファ米)」などを普段から用意・備蓄しておくと良いと思いました。

特に、僕が仕事用に購入して仕事に全く使わなかったヘッドライト(GENTOS(ジェントス) LED ヘッドライト)がお勧めです。照度をケチらないのが大きなポイントです。安ものを買うと全然照らせません。


Gentos.jpg 

Skinny Puppy (5th) 【リライト】

こんばんは。


こちらは少しばかし涼しくなってきて過ごしやすくなってきていますが、いかがお過ごしでしょうか。学生さんは夏休みも終わって暗い気持ちかもしれませんが、また次の休みに向けて頑張っていきましょう!

今回はすっかり忘れていたSkinny puppyの5th「Rabies」のリライトです。



5th) Rabies('89)

Skinny Puppy_Rabies 

01. Rodent
02. Hexonxonx
03. Two Time Grime
04. Fascist Jock Itch
05. Worlock
06. Rain
07. Tin Omen
08. Rivers
09. Choralone
10. Amputate
11. Spahn Digre (Live)

「狂犬病」の名を冠する5thアルバム。犯罪者、紛争、テロと諸々ヤバげな画像をジャケにした悪趣味なジャケが印象的です。これまで第4のメンバーとされていたデイブ・オギルヴィ(Dave "Rave" Ogilvie…なんて読むの?)がプロデュースを手掛けています。アルを迎えた事で、メンバー間には一時的に不和が生まれた(特に、ケヴィンとドゥウェイン)らしいです。

電子ポップスっぽい曲もチラホラ入っていますが、アル兄貴を迎えた効果か、大胆なメタルギターの導入やブラストビートを取り入れた、楽曲のアグレッシヴ化が進みました。痩せ子犬だけに、狂犬病だけに「ド頭に"キちまった"よ…?」って感じでしょうか?これまでの怨念渦巻くどす黒さヘロヘロダウナー感は減退し、代わりにゴリゴリの#4、マシーナリーな#7といった、苛烈な楽曲が並びます。パピ子初のバラード曲:#5の出来も秀逸

パピ子らしさは失われていません。インダストリアルメタルの波に飲まれ、中途半端に染まったアーティストも多かった中、独自性を保ったままメタルの要素を取り入れた数少ないユニットだと思います。暗鬱とした重苦しさや狂気といった抽象性が減退し、ギター音という具体性が導入されたため、逆に迫力の減退を招いたのは否めません。また、後半のドロドロ曲はかえって散漫な印象を与え、何となく印象は薄い。事実、リリース当時は賛否両論だったようですが、今から聴けば「そこまで(パピ子の作風と)乖離した作品ではない」と思います。

…まぁ一番の理由はマスタリングで不具合で音質がゴミッカスな事ですね(笑)。僕が所持しているものは89年リリースのものですが、93年にリイシューされたとの事。音が籠ってるし圧は低いし不満たらたら…じゃあ買い直せよって言うね(笑)。今はリマスター盤も出ていますし。

そんな訳で、作風・音質ともに購入に注意が必要な作品なのは間違いないですが、内容的にはお勧め。


#5:Worlock



至高のバラード。PVはいくつかのホラー映画・スナップフィルムを編集したものらしく、著作権を含めた検閲に引っ掛かっているらしいです。

歌詞の意味については「凶悪犯罪者の社会的復帰に向けてのリハビリ(失敗に終わる)」「麻薬乱用と依存症」だとかって意見がありましたが、「共産党批判」的なニュアンスもある模様。また、The Beatlesの「Helter Skelter」のギター音と、Charlse Mansonの歌をサンプリングして使っているらしいです。

#7:Tin Omen【閲覧微注意】



Tin Omenという曲名は六四天安門事件(俗に言う天安門事件)を意味する言葉だそうです(天安門という綴り自体はTiananmen)。また、ミライの大量虐殺(ベトナム戦争)、May 4th 事件などについても歌っているそうな。これも公式PVを貼ったり、僕の意見を述べるのは危険そうなので(政治的な意味で)、ライブ版を。ただ、スクリーンには何かのデモの被害者と思われる方の映像や、紛争・虐殺等で亡くなった方の映像(平たく言うと、死体とか)が写っていたりするので、やっぱり閲覧注意。


<個人的評価>
インダストリアル度:☆☆☆☆ 
パピ子らしさ:☆☆☆ 
攻撃性:☆☆☆☆
お勧め:#3、#4、#5、#7

TOTAL:78 (/100)



楽曲の説明はほとんど修正していません。当時は「グロ注意」に関して、結構細かく書いていたんですね。ネットがかなり普及した今、リテラシーも耐性も付いている人が増えて、「検索してはいけない」とか「グロ注意」とか、あんまり流行らなくなった印象。

次回は暗杉公園のレビューになるか、破滅の助産師になるか分かりませんが、少し頻度は落ちるかもしれません。というのも、私、体を鍛えるためにスポーツジムに通う事に致しました。肩こり腰痛体力低下が深刻な領域に達してきたので(笑)。次の更新までにムキムキになっていればいいな(そんな直ぐに変わるかいw)

それではまた(゚∀゚)ノシ

PS:



現在聴いているのは「T-SQUARE」の「F-1 GRAND PRIX」の「Breeze And You」て曲。「Truth」ばかりが注目されますが、個人的には「Celebration」「CRISIS」の捨て難いと思っています(2012年時点のコメント)

…という訳で貼ってみました。

Turmion Kätilöt (5th)

こんばんは。

そろそろお盆も含めた夏休みが終わって、絶望している方も居るのではないでしょうか?僕は気圧の乱高下かやる気中枢がヤラれていますが、仕事も楽で何とか生きています。むしろ暇過ぎて、暇うつになりそうです(笑)。

本日はTurmion Kätilötの5thアルバム「Technodiktator」のレビューです。




5th) Technodiktator (’13)

Turmion Katilot_5th 

01. Silmät sumeat" ("Blurry Eyes")
02. Antaa palaa ("Let it Burn")
03. Nimi kivessä ("Name Engraved in Stone")
04. Pyhä maa ("Holy Land")
05. Jalopiina ("Noble Torment")
06. Elävä koneeksi ("Living into a Machine")
07. Rehtori ("Principal")
08. золото ("Gold") *1
09. To Be Continued Act 1
*1:曲名はwikipediaに記載されているものですが、iTunesでは「Beibe」という名前で表示されます。

フィンランドのインダストリアルバンド:破滅の助産師の4thアルバム。前作をリリースした後、リーダー:MC生小便ことMC Raaka PeeがStroke(脳卒中?)で倒れたましたが、なんとか回復。復帰作になります。

タイトルの「Technodictator」は、会社の方向性・目標・戦略を完全に制御する技術企業の最高経営責任者の事で、スティーブ・ジョブズみたいな人を指す俗語みたいですが※1、ここは素直に「テクノロジーの独裁者」と訳すのでしょうか。

作品の全体的な傾向は、前作からさらにダンサブル路線を推し進めたものです。トランス的なシンセ音やSEがけたたましく鳴り響く、#1や#6をはじめとした、勢いのあるコミカルなパーティトランスが繰り広げられています。また、#3では民族音楽調のメロディーラインも目立ち、全体的にカラフルになったと思います。

しかしながら、僕の中の印象は頗る薄いです。大きな変遷が有った訳ではないですが、1stの硬派でメタリックだった頃と聴き心地は大きく違います。ドンチャン騒ぎ感の所為で散漫な印象が有り、インダストリアルメタル的な硬質さは大きく減退。というかメタルとして聴くとどうかなぁ…といった印象。北欧っぽい叙情性もあるにはありますが…あと、#9は次回作と対になっている楽曲ですが、肝心の次回作と聴き比べても…だから何だと、という。フィン語が分かれば何か掴めるのでしょうか。

悪い作品ではないですが、音像の苛烈さに比べ、強烈な印象は無い作品です。

*1:Urban Dictionaryより→https://www.urbandictionary.com/define.php?term=technodictator

#08:золото ("Gold") (Beibe)



コミカル

<個人的評価>
テンション:☆☆☆☆☆
北欧度:☆☆☆ 
金属度:☆☆☆
お勧め:#1、#4、#8、#9

TOTAL:85 (/100)



・・・ここに何を書こうか迷っている内に数十分かかったので、今日はこれにて!破滅の助産師は、次回のアルバム分までは入手済みです。

ではでは(゚∀゚)ノシ

PS:
本日はこちら。



「Blue Reflection」ってゲームのBGMです。恒例の「みんなで決めるゲーム音楽ベスト100」企画で知りました。ストリングとシンセの絡みが清涼感があって好きです。