れじでゅーせおれむ

インダストリアルやEBM、メロデス、ボカロや同人音楽など音楽界の特異な存在について生温くレビューするブログ。自作RPG黒歴史とか、うつ病記録コンテンツも有ります。

更新の遅れ・停止につきまして_20180708

こんばんは、管理人です。

ツイッターをご覧の方はご存知かと思いますし、ホント今更!?って感じですが、一応のご連絡でございます。

もともと高い更新頻度ではありませんが、現在、リアルの事情につき更新を停止しております(資格試験の勉強のため)。
再開は8月上旬~中旬メドで、この辺りから徐々に記事の投稿が再開できる見込みです。

何の試験かについては伏せますが、試験時期がまぁ7月~8月頃という事で適当にご察し下さい(笑)。合格率が非常に低いので、来年以降も受け続ける可能性が高いです。つまり来年以降も、4~8月の更新時期が同様に落ちる…という事も有ります。

そもそも、重要なライフイベント(結婚や出産、転居、転職等)が発生すれば、このブログを維持できるのか…という点は有りますが、とりあえずそういう類のメドは全く立っておりません(笑)。

また、一時期は健康状態の自由で更新停止しておりましたが、こちらの方は大きな問題は有りません(好不調の波はありますが)。

という訳で、お待ち頂いている方には申し訳ございませんが、今しばらくお待ち頂ければと思います。


今後とも拙ブログのご愛顧をよろしくお願い致します。

【企画】レビュー講座(1) ~Don't Be Afraid Go Forward~

やぁ、みんな。

バーチャルヘヴィメタラーとして活動するRuchiだ。

みんな知っている通り、俺は「Residue Theorem」でレビューブログを書いている。ルチニウムとして「れじでゅーせおれむ」の活動をスタートしたのは今から7年ほど前だけど、その前にもアマチュア(mixi)で3年ほど活動(レビュー未満の落書き)をしていたから、殆ど10年のキャリアになる。

決して平たんな道ではなかったけど(主に更新頻度的な意味で)、これだけ続けてこられたのは、みんなのお蔭だと思っている。改めてお礼を言うよ。ありがとう。

今回は特別に、俺のテクニックの一部を紹介するよ。君たちの助けになれば良いと思っている。



◆レビューの骨子はとてもシンプルなものだ


みんな、音楽のレビューを書くのは難しいと思うかもしれない。でもレビューの構造というのは、実は非常にシンプルだ。

その一例を示そう。

レビュー骨子案_180530

さぁ、諸君はこれを見てどう思うだろう?

・・・長ぇし理屈くせぇんだよ!!!!!(今更)

という訳で、早漏な君たちのために、三言で言おう。

1)リリース年と背景書いて
2)褒めて貶して
3)まとめろ!!!

そう、たったのこれだけだ。何も難しい事は必要ない。簡単な構文を覚えれば終わりだ。

これについては、次回、細かく見ていく事にしよう。

◆レビューにはテクニックや才能は必要ない


「僕には文章力が無いから…」

これはよく聞く相談だ。確かに文章を書きなれていない人にはハードルが高いかもしれない。TwitterやLINEといった短文SNS、インスタグラムのような画像SNSに慣れ親しんだ諸君にとっては特に、だ。

結論から言うと、レビューに独創的な文章力は必須ではない

というのも、音楽は芸術だが、レビューはあくまで論理的文章だからだ。

読みやすい、的を射た、参考になるレビューというものは有っても、芸術的で人を感動させるドラマティックなレビューというのは殆ど存在しない。もし有るとすれば、単なるレビュアーどころではない。もっと別の次元の存在だ。産まれてきたときに、人より多くの銀貨を握りしめてきたんだろうな(笑)。

ただし、論理的な文章力は有るに越したことはない。その点で訓練が必要なのは事実だ。ただ、それは選ばれた一部の人間しか出来ない芸当ではない。訓練すれば誰でも出来るようになる類のものだ。

◆それは作品に関するレビューか?


敢えて、シリアスな表現を使おう。

音楽データやCDを買う時、通販サイトで、まるでポエムのような商品レビューを見た事はないか?俺は沢山あるんだ。特に、Marilyn MansonやNine Inch Nailsといった、ビッグネームでかつ背景や主題に関して、話題に事欠かない連中の作品に、だ。

ここで問う。君が評価したのは彼等の思想か?それとも業界の勢力関係か?彼等のバイオグラフィーか?

俺達が書きたいのは小説か歴史書か、それともポエトリーか?

こうしたものにも需要があるし、俺自身も非常に興味がある内容だ。だからそれ自体を語り尽すことに何の意義もない。

だが、それは音楽の、作品に関するレビューだろうか?

俺の持論だが、音楽のレビューを行う際、

アーティストの経歴や歌詞・主題への考察は最小限にとどめるべきだと考えている。

同じ事は楽理に関しても言える。音楽理論、平たく言えば楽器や演奏技術、およびそれらに付随するテクノロジーの係る話題だ。

音楽を語る時、音楽理論の知識量は確かに必要だ。むしろ「無い」ことは誇れることではない。では俺達はハードロックを語る時、大容量のアンプリファーの登場から話を展開しなければならないだろうか?エレクトリックギターの構造から勉強するか?必ずしも必要ない。特に「誰が書いてもある程度同じ内容になる部分」は優先的に削る箇所だと、俺は考えている。

もし、主題やバイオグラフィーをメインに書きたいなら、コラムとして別枠で書くこと等をお勧めするよ。こうしたものは、往々にして興味深いからね。

◆ネガティブな共感集めに執心するな


これは賛否両論が分かれる所だ。

つまり、炎上や非難を恐れず「作品を酷評する」ことだが、このスタイルで人気を得ている人が居るのは、何もレビューに限った話ではない。だから否定はしない。

俺個人としては正直、このスタイルはクールではないと思っている。どんな形であれ、クリエイターには一定の敬意を払うべきだと思うからだが、俺と君の考えの相違とか、そんな事とは別の問題が有る。

精神が擦り減り、最悪の場合社会的なリスクを負う可能性もある、という事だ。

このスタイルは良くも悪くも注目される(今風に言うと、「バズる」というやつだ)。多くの輩は大衆に流されず発言する自分の姿に酔いしれ、自分が特別な存在として注目されていると錯覚する。これはある種の、大きな快感も伴うだろう。

しかし実情は、的外れな事を言って恥を晒しているだけだ。激しく非難にされる事も多いし、アカウントの凍結や、最悪の場合、逆上したキ○ガイから個人情報を特定されるといった事態になりかねない(法律には詳しくないが、これは犯罪行為でフェアな報復ではないと考えている)。

それでも、こういった状況を楽しいと思えるとしたら、ソイツは単なるマゾヒズムな変態だろう(笑)。今これを読んでいるみんなは、そうではないと信じている。

当たり前の事だが、人を批判するという事はそれなりに責任を伴う、という事を知っておくべきだろうな。

ただし、前述の通りだが、スタイル自体を否定する気は無い。的確で鋭く毒を吐くことで面白おかしいものに昇華出来る自信が有るならトライしてみると良い。とても難しい行為だけどね。



さて、これで目の前の君もレビューを書いてみたくなっただろうか?俺自身、レビュアーとしてはまだまだ未熟だと思っているよ。だからこそ書き続けるのさ。

次回は実際のレビューの構造について、講義を開く事にしよう。

Enjoy the heavy fxxing music life !!


追伸:
今回はバーチャルヘヴィメタラー:「Residue Theorem」の中の人である「れじでゅーせおれむ」のルチニウムが代筆しました☆(ゝω・)vキャピ …肝心のレビュー更新はもう少しお待ち頂きますよう…

Marilyn Manson (4th)

こんばんは。管理人です。


資格試験を控えていたり、やたらと打ち合わせが多かったり、ソシャゲが忙しかったりで更新頻度が落ちていますが、健康面には影響なく生きています。6月1日でうつ病休職から復職して丸一年経ちました。

長かったような短かったような…。それでも「この先どうやって生きていくんだろう」と思いながらも、何とか持ち直せた事に安堵しています。

本題のレビューはマリマンの4thです。



【独断と偏見による雑なアンチクライスト三部作あらすじ】
時系列はHW(Holy Wood、4th)→MA(Mechanical Animals、3rd)→AS(Antichrist Superstar、2nd)の逆追いです。

1.HW(4th):周りに適応できないわい、マジカワイソス…ぶっ殺してやる…(憎悪)
2.MA(3rd):革命起こしたるわー(躍進)→あれ、今度はわいが強い方になっちゃった…?(絶望)
3.AS(2nd):もうマジムリ…破壊しよ…(破壊)



4th) Holy Wood (In The Shadow Of The Valley Of Death) ('00)

Marilyn Manson_4th 

A: In The Shadow
01. Godeatgod
02. The Love Song
03. The Fight Song
04. Disposable Teens

D: The Androgyne
05. Target Audience (Narcissus Narcosis)
06. President Dead
07. In The Shadow Of The Valley Of Death
08. Cruci-Fiction In Space
09. A Place In The Dart

A: Of Red Earth
10. The Nobodies
11. The Death Song
12. Lamb Of God
13. Born Again
14. Burning Flag

M: The Fallen
15. Coma Black / A: Eden Eye B: The Apple Of Discord
16. Valentine's Day
17. The Fall Of Adam
18. King Kill 33°
19. Count To 6 And Die (The Vacuum Of Infinite Space Encompassing)

20. The Nobodies [Acoustic Version]*
21. Mechanical Animals [Live]*

*:ボーナストラック

米国が生んだ問題児:マリリン・マンソンの4thアルバムです。今作は「アンチキリスト3部作」の最終作で、3部作のコンセプト全貌が(むしろコンセプトが有った事自体が)明かされた集大成…となるはずでした。しかし、当時米国ではコロンバイン高校銃乱射事件が起こり、その実行犯がマリマンのファンであったという誤情報がメディアから出回ります。活動には大きな支障・制約が生じ、セールス的には失敗。メディアでの評価も二分されています。

2nd「Antichirist Superstar」はNINやMinistry系のインダストリアルスラッシュ路線、3rd「Mechanical Animals」はProdigyやChemical Brothersの要素を感じさせるテクノ風ロックでした。そして今作は暗く重苦しい背景を反映してか、ニューメタル・ゴシック路線を展開しています。

アルバムは「A.D.A.M.」の4部構成となっていますが、各部の頭(#2や#5など)の位置には、当時流行りであったヘヴィなリフを基調としたミドルテンポの楽曲が配置。冷たく湿っぽいドロッドロした欝々感が全体を包んでおり、内部からジワジワ侵食してくる麻薬的な中毒性があります。アコースティックやシンセオルガンも駆使されており、宗教音楽的な側面を逆手に取ったような要素も目立ちます。特にコロンバイン高校銃乱射事件を受けて作曲されたという至高のバラード:#10は名曲。また、即効性は無いけど「M」パートの畳掛けるグチャドロ讃美歌メタルも圧巻。#17~#18ではなんか蝿とか変な蟲涌いてるしね。

一方、メリハリに欠けてイマイチ即効性に欠けるアルバムではあります。分かり易くダンサブルなロックソング:#3~#4や、インダストリアルスラッシュ系の#13~#14といった曲も有りますが、アルバムボリュームが大き過ぎる事や、コンセプトが壮大過ぎる事も相まって、音楽で胃下垂を起こしそうジャケが不道徳かつ悪趣味とかは、日本人の僕にどうでも良い事ですが、キリスト教のお友達には見せられませんね(苦笑)。

非常に全貌が掴み難いアルバムですが、曲単体も構成も秀逸で、リスナーの評判は高いみたいです。斯く言う僕も、ホントに最近、再評価をしました。もっと注目されて良い作品だと思います。

#3:The Fight Song



アルバム一キャッチーなロックソング。本作ではキャッチー過ぎて浮きかねない曲ですが(笑)、次の「Disposable Teens」の流れと合わせて聴くことで、アルバム全体に上手く溶け込ませています。歌詞的には結構深い事が述べられている模様です。

#10:The Nobodies



非常にメロディアスで激情的なバラード。インダストリアル色が有りつつも、ゴシカルな空気を演出しています。「Eat Me, Drink Me」以降の作風の布石?

<個人的評価>
・デジタル度:☆☆☆
・ドロドロ度:☆☆☆☆☆
・キャッチー度:☆☆☆
・お勧め:#3、#5、#10、#14、#16

・TOTAL:88(/100)



アルバムのコンセプトや主題に関する考察は、amazonのレビューをはじめ、各所で行われているので、音楽面について中心に書いています。

冒頭で述べた通り、次回の更新は少し空いてしまうかもしれません。ツイッターで少し触れた、レビューの書き方講座みたいのを企画したいです。

それではまた(゚∀゚)ノシ

PS:
本日はこちら。



フィンランド出身の酒場で格闘系メタル:コルピの曲より。ウォッカ!!ウォッカ!!ウォッカ飲めば最強!!って曲です。

【幕末志士】非公式:コーヒー片手に(歌アリ)捏造作詞

こんばんは。

本日の企画はこちらです。




こちらはゲーム動画投稿者「幕末志士」の生放送第98回(2017年7月9日放送)、および10月19日に一般公開された「多弁探偵SAKA」という、自作ゲーム。この動画の後半に、魔王魂様作曲の「コーヒー片手に」という楽曲に、西郷さんの歌を被せたものが披露されていました。

で、私、同年11月26日にこんな事やっていたんですね。


はい、捏造英語作詞です。

元々これは西郷さんがスキャットというか、音だけの嘘ラップなんですが、僕は何を思ったか、それに無理矢理歌詞を当てはめたんですね。で、何故今更アップするかと言うと、「ホントはずっと前に作ってたけど、存在を忘れていたから」です。笑。

当然ながら、歌は幕末志士(西郷さん)、原曲作曲は魔王魂様ですので、両名のご迷惑にならない範囲でご活用下さい。この歌詞についてはコピペするなり、改変・アレンジするなり、歌うなり演奏するなり、煮るなり焼くなり、お好きにしてください。作詞者を騙るのもご自由ですが、誤訳とか指摘されても責任は一切取りませんので悪しからず(笑)

ファン創作の歌詞と言えば、GORLLYANNAが有名ですが、こちらの歌詞も許可は特に要らないようでした。




♪コーヒー片手に(作曲:魔王魂、歌:西郷 feat. アンビシャス)
(嘘英訳:ruchinium)

taben.jpg 

◆嘘英訳

~Rap Part (by SAIGO)~

Uh-huh
Hyeah
We gotta beg she can dig it down
We would feel doubt about facts at all
We'll dig in bombs ,Bing din,  she make it better
Who's warning? Hallo again, war
She dig sin, Can it be dill ?
It won’t be, won’t be wrong.
We builit it obey it allow it
We gotta dig it dig it dig, don’t get
Volleyball

Beijing, we've gone by darling comig for
None is kidding, but bugs boom fights
Song fades, if I could, if I could
We got a game battle to beat

Well When I love so
And love you yeah
Way to need
ahn ahn
yeah yeah
Thank you, SAKA
Backing, boring, leaning
Keep on
oh…

~Chrous Parts (by Ambitious)~

Shout… Say to believe
I love you, need
I see see,
Songs are keeping


◆嘘英語詞の嘘和訳

僕らは彼女が墓穴を掘るのを期待していたんだ
真実に疑念を抱いていたからね
だから爆弾を仕掛けたんだ、牢屋の中の喧騒 彼女がよくしてくれると良いんだけど
誰かが警告したって?戦いはつきものさ
彼女は罪は犯したけど、それがバカげたことだって?
間違っていない、間違ってなんかいないさ
構築し、従い、許していく
そしてのめり込んでいくって
バレーボール

北京 僕らは最愛の人達と共に行くよ
誰もバカになんかしちゃいない、バグはギスりを誘発するけどね
歌が消えていくけど、願わくば、もし出来るなら
これからもゲームのバトル音を響かせていくよ

そうだな…僕は好きだよ
君が好きさ
欲する方法

ありがとう、サカ
戻って、うんざりして、もたれかかって
それでも続けていくんだ

~コーラス(アンビシャス)パート~

ゲラさ…信じるために言うんだ
好きなんだ 必要としていると言っても良い
僕は見ている、見ているよ
歌は続いていくんだ


◆カタカナ表記(英語詞元)

~ラップ(西郷パート)~

アァ ハァン
ヒィェエ
ウィッガッベリッシィキャナッディキダン゙ッ
ウットゥフィ ダブウッケッキャロゥ
ウィルディギニッボウッビ゙ンディンシィーキメキレバァッ
フゥー ウォレー ハレゲンフォー
シリディンキシーキャンビィディル
ウォンビィ…ウォンビロン
ウビリィ オボリィ アラリィ
ウォゴディギディギディギドンゲン
バリヴォ

ベイジィン ゥガンベンダリカミフォ
ナニギディバ゙ドバギヴンファイ
ソグフェン イファキンイファキン
ウガ゙ゲボゥブ゙ビィ゙ディ

ヴェイ ウェンダイロォソィ
アンダィラビュェイーイ
ウェイトゥニー
アァン アァン 
ィェエ ィェエ
セキュ セキュ 
バギィ ボギィ イン
キィバアーン
ォォン…

~コーラス(アンビシャス)パート~

シャァーイ セィートゥービィィー
アーィラービューニーィー
アーイ シィー シィー
サァーガァーーウィィーキィー



追記で編集後記として色々書いています。

それでは(゚∀゚)ノシ

Marilyn Manson (3rd)

こんばんは。

GW終わってしまいますね…連休後半戦は天気もどんよりとしていて、何だか締まりのない休み終わりですが、なんとかマリマンのレビュー2本を挙げることが出来ました。

という訳で、Marilyn Mansonの3rd「Mechanical Animals」のレビューです。尚、今回はアンチクライスト三部作のあらすじを3行で書いています。



【独断と偏見による雑なアンチクライスト三部作あらすじ】
時系列はHW(Holy Wood、4th)→MA(Mechanical Animals、3rd)→AS(Antichrist Superstar、2nd)の逆追いです。

1.HW(4th):周りに適応できないわい、マジカワイソス…ぶっ殺してやる…(憎悪)
2.MA(3rd):革命起こしたるわー(躍進)→あれ、今度はわいが強い方になっちゃった…?(絶望)
3.AS(2nd):もうマジムリ…破壊しよ…(破壊)

今回はこの辺りを踏まえて、ご覧頂ければ、と。



3rd) Mechanical Animals ('98)

Marilyn Manson_3rd 

01. Great Big White World ※1
02. The Dope Show ※2
03. Mechanical Animals ※1
04. Rock Is Dead ※2
05. Disassociative ※1
06. The Speed Of Pain ※1
07. Posthuman ※1
08. I Want To Disappear ※2
09. I Don't Like The Drugs (But The Drugs Like Me) ※2
10. New Model No.15 ※2
11. User Friendly ※2
12. Fundamentally Loathsome ※2
13. The Last Day On Earth ※1
14. Coma White ※1

※1:(多分)アルファサイド
※2:(多分)オメガサイド(歌詞カードで反転している側)

前作でアンチクライスト・スーパースターとして生まれ変わったマリリン・マンソンがトレント・レズナーと訣別し、リリースした3rdアルバム。そして、ロブ・ハルフォードのソロプロジェクトに関わっていたジョン5が、新ギタリストとして加入した作品でもあります。

今作が「アンチキリスト3部作」の中間に当たります。その詳細が明かされるのは次回作ですが、今作では創造上のキャラクター:アルファ(マンソン自身を投影した姿)とオメガ(グラム・ロッカーで両性具有のエイリアン)をモチーフにしているとの事。

そして全14曲中の7曲は、オメガと彼が率いるThe Mechanical Animalsの視点で歌われ、あとの7曲はアルファの視点で歌われているそうです。CDブックレットでは、オメガの楽曲の歌詞と、アルファの楽曲の歌詞がわけて掲載されているので、歌詞が反転しています(曲目横に※印で記載しています)。

前作で、脳汁ブッシャーぶっ壊れインダストリアルメタルを披露したマリマンですが、今作では一転し、70年代、80年代らしさが漂うビッグビート風ロックへと変貌を遂げています。元々、Dust Brothersとの共作も考えていたという背景を考えれば、至極真っ当な流れかもしれませんね。アルバムコンセプトについても、退廃的な儚くも美しいアルファサイドダンサブルでちょっと悪戯っぽさも漂うオメガサイドと、棲み分けがされています。

美しいデジタリックなバラード:#1を皮切りに、映画「マトリックス」の主題歌としても採用されたキャッチーな#4、#7、#8、#10と非常にポップな曲に加えて、1stのカラーを感じさせる気怠い#2や#9と、多様性に富む一方で前作の暴虐性・攻撃性は大幅減退メタル要素も少ないです。当時リアルタイムで聴いていた人はその変貌ぶりに戸惑ったかもしれません。

一方で、当時流行っていたビッグビートやデジロック(死語)の入門としては適切な作品となっております。初心者には前作「Antichrist Superstar」か「Mechanical Animals」のどちらを勧めるか、意見が真っ二つに分かれる所ですが、個人的には、聴き易さや後の作風の変遷を考慮し、こちらを推しています。宗教的・思想的なカラーも少なく、一方で少し危険なロックというのは、多感なティーンや、厨二病患者の心を満たしてくれることでしょう。

と、いう訳で、これまた名盤ですので、迷ったらとりあえず入手しておきましょう。尚、ジャケットやCDケースにも様々な仕掛けがされております。


#04:Rock Is Dead



シンプルながら印象的なリフと、キャッチーなサビ、デジタリックな要素…と、当時の流行をピンポイントで押さえた名曲。映画「マトリックス」の主題歌で、マリマンの中で最も有名な曲の一つかと。

#14:Coma White



ラストを飾る美しいバラード。前作「Antichrist Superstar」に繋がる諦念の物語が語られています。

<個人的評価>
・デジタル度:☆☆☆☆
・キャッチー度:☆☆☆☆☆
・危険度:☆☆☆
・お勧め:#1、#3、#4、#10、#14

・TOTAL:92(/100)



Marilyn Mansonのレビューは「The Golden Age Of Grotesque」まで済ませたら、Skinny Puppyのレビューに戻る予定です。まぁGWも終わったので、順調に進められるかは微妙ですが…

それではまた(゚∀゚)ノシ


PS:
今回はこちら。



Indian Street Metalを標榜するバンド…みたいです。SoulflyやIll Ninoとかを彷彿させるトライバルな要素が印象的ですね。この手のトライバルビートとメタルの相性は抜群です。