ファイナルファンタジー10【サウンドトラック】

どうもです。


3月11日の東日本大震災からもう直ぐ1年経ちますね。その辺りの話は別枠で書いたので、興味ある方はそちらを読んでくだされば、と思います。

「レビューブログでまでそんな話見たくない」という方も居るかなと思うので…正直、テレビは今年1月くらいからずっと「それ」一色で、気が重くなりますよね。という訳でレビュー記事も載せる事としました。昨年は色々なものを自粛する動きが強かったと思いますが、今年は一部の、決して少なくない数の方が心掛けている通り、敢えての平常運転でやらせていただきますのでご了承をば。


9以来4ヶ月ぶりとなるFinal Fantasyのサントラのレビューです。今回は「10」のレビューです。 レビュー自体は昨年11月末に書き始めていたのですが、忙しさ故に完成させる事が出来ず、今日に至りました。






Final Fantasy 10


FINAL FANTASY X ORIGINAL SOUNDTRACKFINAL FANTASY X ORIGINAL SOUNDTRACK
(2004/05/19)
No Operating System

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プレイステーション2へとプラットフォームを移しての第一弾作品です。オリエンタルな世界観と、CTB(カウントタイムバトル)、ボイスの導入と様々な新要素が導入されました。


本作のBGMは植松伸夫氏以外に、浜渦正志氏(チョコボの不思議なダンジョン、サガフロンティア2、アンリミテッドサガ等)と仲野順也氏(デュープリズム等)を迎えての作曲となりました。おおまかな楽曲の分担は、植松氏がメインテーマやキャラクターのテーマなどメロディの立つものを担当し、浜渦氏・仲野氏がBGM的なものを担当したとの事です*。

実は音楽に関しては10、緊張感の無いずっこけた「ノーマルバトル」のお蔭で全体として非常に悪い印象を持っていました。事実、この曲に関しては賛否両論で、制作側がノビヨ師匠に作り直しを懇願した事もあったとか。 それを再評価する切っ掛けとなったのは、友人とFFの音楽について話していた時で、「そういえばあのBGM(※「Otherworld」の事)とか良かったなぁ…)とか思ってサントラを入手するに至りました。実は名曲揃いだったんですよね。

全体としてはオリエンタルでアジアンテイスト漂う楽曲が増えたかなと思います。7~9以上に、映画音楽的な、「バックグラウンド的」様相を強めた印象もあります。音楽番組「題名のない音楽会」でも演奏された「ザナルカンドにて」「素敵だね」「祈りの歌」といったメインテーマ曲を主軸としたセルフアレンジ楽曲が使われている事が多いですが、そのアレンジを浜渦氏、仲野氏が手掛けている事もあってか、前作9よりも多様な印象を受けます。

植松氏曰く「構成だけで聴かせる楽曲」を得意とする仲野氏の「敵襲」「召喚獣バトル」、オーケストラとロック、テクノとの融合的な楽曲を得意とする浜渦氏の「Blitz Off」「挑戦」は今までのFFにはなかったタイプの曲で、FFに新しい風を吹き込む事に成功していると思います。二人は編曲に於いても活躍していて「ザナルカンドにて」のアレンジ「「萌動」(植松氏作曲、仲野氏編曲)や、「素敵だね」のアレンジ「いつか終わる夢」(植松氏作曲、浜渦氏編曲)などは原曲と違った良さを引き出しているのではないでしょうか。勿論我らがノビヨ師匠の作曲が地味という事はなくて、彼自身得意とするメロディ志向の楽曲がFFをFFたらしめていたのは改めて言う事もないでしょう。後続の作品のBGMと聴き比べると違いが判るかなと思います。


個人的なお気に入りはシリーズ初(というかゲーム音楽初?)のデスメタルとして話題になった「Otherworld」。これにはに「してやられた」という感じです(でもデスメタルではないとは思います(^^;)。あと、圧巻は「シーモアバトル」「召喚獣バトル」「決戦」(順に植松氏、仲野氏、浜渦氏作曲)の、プログレ3連続。植松氏お得意のメロディックなプログレ楽曲、仲野氏の「「祈りの歌」を使え」という無理難題に答え滅茶苦茶壮大な変拍子楽曲、浜渦氏らしさ全開の組曲式プログレと、「なんで全員プログレなの?」とサントラを手にして度肝を抜かれました。

ゲーム自体も「絶賛はされないけど、高評価」といったFF10は、音楽に対しては過小評価(あるいは軽視)気味な感もあります。是非再評価なさってみてはどうでしょう。


Other World - Disc 1





Blitz Off - Disc 2





A Dream Which Will Someday End(いつか終わる夢) - Disc 4





Summoned Beasts Battle (召喚獣バトル) - Disc 4









youtubeで探してみると、動画ごとに「いつか終わる夢」の英語曲名が微妙に違います。僕はiTunesでセットリストを取得する際、英語名のものを取得したので、そちらを表記している…はず。というのも、1枚だけ英語曲名が取得できなかったのがあったので、動画とか海外サイトから探して、その中で僕が一番しっくりきた英訳を当てはめたのがあるんですが、それがどのDiscだったか分からなくなってるんですよね、既にw


それでは今回はこの辺りで(゚∀゚)ノシ
次回は未定ですが、とりあえずインダストリアル系を取り上げてみます。


PS:追記欄でネタバレを自重しないゲーム本編の話をしています。
PS:
注意:ネタバレを自重しないでゲームの話をするコーナーです。


FF10データ



「すべてを超えしもの」までやっつけた、一般人レベルでのやり込みは済ませたデータです。プレイ時間は200時間ほど。メンバーはキマリ除く男3人ですね。控えは君でキマリ(ドヤァ…)。でも一番苦戦したのは「ネスラグ」です。倒し方が分からなくて…途中殻に籠ってありえない量のHP回復を始めるんですよねwww七曜の武器はルールー以外入手。流石に雷200回は無理ゲー過ぎ。なぜアレだけガチなんでしょうね?ちなみに僕は70回くらいはが最高記録。

FFとしてはかなりやり込み要素が充実した作品だったと思います。序盤は弱点とか敵の性質を生かしてのバトル、後半(というより訓練所)は力押しという風にバランスを考えたそうですが、これは秀逸ですね。この辺りのバランスが上手くいっていないゲームも多いので。チュートリアルも分かり易かったですし。ミニゲームとか脇道要素も前作に匹敵するほど充実。ブリッツボールはかなり作りこまれていますね。RPGユーザーにも分かり易いルールで助かりました(僕は野球、サッカー等球技のルールは全く分かりませんw何?オフサイドって?てレベルですww)

ストーリーも大筋はシンプルでよく練られたものだったかなと思います。FF7、8ほど難解じゃなかったし、でも伏線は丁寧でしかも分かり易いんですよね。2回目プレイの頃にはかなり鮮明に見えてくるかなと思う。ただちょっと悲劇的な部分があって、人を選ぶかもしれません。シンに破壊されるシーンとかは2011年に起こった東日本大震災を彷彿させるかなという思いもあり、この時期に取り上げるのもちょっと…とも思いましたが、不謹慎って類のものでもないですし神経過敏過ぎるかなと思い。それに、最終的には人間の力でもって苦難を克服していくというメッセージ、次回作(10-2、未プレイです)でのプロモーションで示唆される人間同士の思想の対立/不和と言いましょうか、元凶(シン)を倒しても問題は山積みだ…というメッセージ、今の僕らだと違う目線で見る事が出来るかもしれません。FF7における魔晄(これは原子力発電を意識しているのでは…と、書籍「ファイナルファンタジー大全集」に書かれていた気がします)においても当てはまるかもしれません。ただFF7においては、魔晄の利用は直ちに止めるべきという結論に至るのかなとは思いますが…後続のスピンオフ作品でどのように描かれているかは分かりません。

ちょっと脱線しましたが、ゲーム自体はFF9の大絶賛を受けての次回作という事もあって、フェイヴァリットに挙げられるような作品ではないかと思います。ただ、出来はかなり良いと思うのでFFの中では隠れた名作なんじゃないかなって思います。FFを全く知らない、RPGを全く知らない人にもお勧め出来るかなと思います。ただ、う~ん…女性キャラが全体的にあまり気に入らないのと、主人公の声優がちょっと…この危惧、12にて現実のものとなるのですがwサントラだけ所持はしているんですけど、ゲームは未プレイなので取り上げないつもりです。
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