Disarmonia Mundi (2nd) (リライト)

こんばんは。

先週は仕事で大学関係者との交流みたいな事をしてきたのですが、若い学生さん達と会うのは良いですね…みんな初々しくて、「こんな事がやりたい」とか「まだ漠然と何も考えていない」なんて話を聞いて、「あぁ、自分もそうだったなぁ…」なんて思うと、こちらが元気をもらう感じです。

さて、ちょっと予定を変えてDisarmoni Mundiの話題をするんですが、当時(2011年2月)のリライトになります。

この時、メロデスの説明として、以下のような記述をしていました。

メロデスとは、Melodic Death Metalの略語です。特徴を簡単に言うならば、「叙情的なメロディー」+「デスメタル的な歌唱・攻撃性」という所でしょう。

厳密にはAt The GatesやCarcass(Heartwork以降)、Arch Enemy、Dismemberのような「デスメタル時々泣きメロ」スタイルが主流でしたが、In Flamesの「Reroute To Remain」、Soilworkの「Natural Born Chaos」のような作品を契機に、「正統派泣きメタル+(時々)デスヴォイス」というタイプ出現、それに伴いメロデスの指すものも若干変わってきました。
(※2011年2月記述一部改変)


これ自体は「ある程度的を射ている」つもりで書いていますが、2017年11月現在、この記載も少し古いものになっています。

メロデスが流行し始めた頃は、デスメタルにメロディーを持ち込むこと自体が非常に珍しいスタイルであった事、またそれが、ニューメタル台頭により死に体であったメタルの再復興に貢献したという背景がありました。

一方、2017年においては、これらのスタイルもかなり使い古され、ロシアンラウド、ジェント、あるいはメタルコア等々との垣根は曖昧になり、またピュアデスメタルバンドが歌メロを取り入れる事自体が珍しくなくなっています。また、シンセやコンピューティングの導入が強いものも増えており、「インダストリアルメタル」と区別がつかない事がありますね。

以上、補足。この辺りも、その内文章整理したいんですが、推敲して消したり追記したりを繰り返して居たら2時間くらい経過していたので、これで勘弁して下さい(笑)。



2nd) Fragments of D-Generation ('04)


DisarmoniaMundi_1st.jpg 

01. Common State of Inner Violence
02. Morgue of Centuries
03. Red Clouds
04. Quicksand Symmetry
05. Swallow the Flames
06. Oceangrave
07. A Mirror Behind
08. Come Forth My Dreadful One
09. Shattered Lives and Broken Dreams
10. Colors of a New Era

「エットレ・リゴッティと愉快な仲間たち」のキャッチフレーズで知られるメロデスプロジェクトが、まだ一人メロデスでなかった頃リリースされた2ndアルバム。

前作リリース以降、ベースのミルコ以外が脱退し、活動を停止していたムンディ。ぼっちメロデサー:エットレ大先生は、Soilworkのビヨーン(vo、ゲスト扱い)クラウディオ(back vo)、ミルコ(b)にエットレ(g,ds,key)というやや偏った布陣で再スタートを切ります。

作風としては、前作の「なんちゃってプログレメロデス」スタイルをキレイサッパリ払拭。デスラッシュ的な疾走感に、ピコピコのシンセと美麗な歌メロを絡めた、中期以降のIn Flames、Soilworkのスタイルを取っています。怒涛・激烈の音の洪水の中を、エットレ先生の孤独を振り切るかの如き煽情的な旋律が駆け抜け、脳髄を揺さぶります。

この時期、歌モノメロデス・メタルコアは大変流行しましたが、その本家であるIn FlamesやSoilworkら、大御所メロデスバンドは迷走し始めていて、フォロワーの方が高品質…なんて事がまま有りました。そうした中、ムンディのサウンドは頭一つ抜けていて、正直「歌モノメロデスを完結させてしまったバンド」と思っています。ほぼ全パートがエットレ担当という事情もあるのか、どれかのパートが出過ぎる事もなく、完璧なアンサンブルを聴かせてくれます。

難点は、全曲が佳曲過ぎて一曲一曲の印象が薄く感じる点。また、楽曲のパターンは似たり寄ったりで、バリエーション的に貧弱な点ですね。全体のクオリティを考えれば贅沢な悩みかもしれませんし、僕はほとんど気になりません。

ビヨーン参入がクローズアップされることが多いですが、ビヨーン(というかSoilwork)の七光りではない事は以降の作品で証明されます。次回作「Mind Trick」はより歌モノ路線へとシフトしていますが、いずれにせよ1stとは別物で最優先で聞いてほしい必聴盤。 

#3:Red Clouds



儚げなメロディとビヨーンのデスヴォイスが堪らない… 本作唯一のバラード曲ですね。

#8:Come Forth My Dreadful One 



僕は3rd、4thを先に購入して、2ndは購入を躊躇っていたんですが、これを聴いて即買い。この曲が好きすぎて、暫く他の曲が聴けませんでした。デスボイスがメインで裏でコーラスっていうスタイルが最高にシビれます。

<個人的評価>
攻撃性:☆☆☆☆☆
叙情性:☆☆☆☆☆
多様性:☆☆☆
お勧め:#1、#3、#7、#8

TOTAL:95(/100) 



次回以降もしばらくムンディのリライトレビューが続きます。というか、過去記事レビューが続きそうです。何か「この記事をリライトして欲しい」的要望があれば、ご連絡頂ければ…(反映できるかは分かりませんが、参考にさせて頂きます)。

それではまた(゚∀゚)ノシ

PS:
本日はこちら。



テレビアニメ「少女終末旅行」のOP曲より。可愛い系シンセポップ…フューチャーベースって言うのかな?詳しい人教えて下さい。水瀬いのりさんと久保ユリカさんのウィスパーボイスがやばい…
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Comments 1

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モダンメロデスの傑作だよね
ただQuicksand~の人気高いのが、何度聴いてもよくわからん

2017/11/30 (Thu) 22:17 | EDIT | REPLY |   

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