Assemblage 23 (5th)

こんにちは。
ちょっと近頃バタバタしていました。

近況報告は近々するとして、早速レビューに入ります。Assemblage 23の5thアルバム「Meta」のレビューです。





5th)Meta('07)


MetaMeta
(2007/04/24)
Assemblage 23

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米国出身のトムおじさんによるフューチャーポップのソロプロジェクト5作目です。Meta(メタ)とは、「高次の」という意味でよく用いられます。詳しく話してしまうと複雑ですが、単純に「これまでの作品を超える」という意味が込められているのだと思います。

ダンサブルなビートに哀愁漂うメロディを乗せるという構成は従来のままですが、今作では緩急を上手くつけた大人のサウンドが展開されています。バラード風の楽曲が増えたというのがストレートな言い方ですけど、前作のような強迫的16ビートのハイハットや主張する曲や疾走感あるBPM高めの曲が減った分、美麗で叙情的なメロディが強調された楽曲が増えた気がします。時にピアノを交えたメランコリックな楽曲群にはただただむせび泣くだけ。前作までの単調さを楽曲のバリエーションとスローダウンという点で克服した形でしょうか。

それと、前作以前から敷居が高かった訳ではありませんが、メロディラインが「少し前向きに」「分かり易くなった」かなとも思います。例えば#5のような楽曲はかなり「ベタ」な曲展開と歌詞が印象的ですし、#1、#6のような「男の哀愁」バラードなんかも相当キャッチー。

インダストリアルっぽさが漂ったハイテンションビートの減退は批判も多いですが、個人的にはこちらの方が一般受けは良い気がします。儚げながら勇気が湧く本作も間違いなく名盤。傑作「Storm」の影に隠れて目立たない作品でも有りますが、ぜひ手に取ってほしい作品。得点は思い入れ補正で+5点しましたw


#5:Binary




「Binary」はバイナリ(2進法)…0と1で数を表す方法の事で、コンピュータの象徴みたいな感じに用いられますけど(日常生活で用るのは、ご存じ10進法)、

The world isn't rendered in black and white. Other shades lie between. Don't view the world with binary eyes. We are Human not Machine.
(世界は白と黒には分けられない その間には色んな色合いが有るからね バイナリの目で世界を眺めてはいけない 僕たちは機械ではなく人間なのだから)(by 管理人のクソ和訳)

っていう、ベタな歌詞好きです。というかトムさんの歌詞って結構ストレートですよね、「Let me be your armor」とか。ちなみに1行目の「render」って表現は「レンダリング」…画像や画面の内容を指示するデータの集まりをコンピュータプログラムで処理して、具体的な画素の集合を得る(※1)…という意味から来ているものと思われます


<個人的評価>
哀愁:☆☆☆☆☆
テンション:☆☆☆☆
多様性:☆☆☆
お勧め:#1、#3、#5、#7

TOTAL:95 (/100)

※1:「IT用語辞典 e-word」より。
http://e-words.jp/w/E383ACE383B3E38380E383AAE383B3E382B0.html




今作が彼らの作品で初めて購入した作品。リードトラックの「Decade(V2)」ですが「Accession Records」というコンピレーションアルバムに原曲(「Decades」)が収録されていますが、これを気に入ってアルバムを購入しました。昔はmyspaceでも試聴出来たんですけど…個人的には原曲の方が好きだっただけにちょっと残念。まぁ、V2には別の良さがありますけど。


次回は6thアルバムのレビューです。それでは(゚∀゚)ノシ


PS:凄い今更ですけど、「インダストリアル、EBM、メロデスのレビューブログ」を謳っている割に、それ以外のジャンルを取り上げる事が多いですねww
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