Front Line Assembly(6th,7th)

本日もFLAの特集です。

Roadrunnerから発売された2in1のを購入(a two-disc setとも言うらしいです)。






※今回購入したのはこちら。


Tactical Neural Implant & Millenium('08)

Tactical Neural Implant & Millenium (Bril)Tactical Neural Implant & Millenium (Bril)
(2008/02/12)
Front Line Assembly

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6th)Tactical Neural Implant('92)


傑作『Caustic Grip』に次ぐ'92年発売の6thアルバムです。一定の評価はされているものの、評判は芳しくないみたいです。

スローダウン、ゴシック化、メロディー志向等々、このアルバムを形容する言葉は沢山有るでしょうが、単刀直入に言うと、良くも悪くも聴き心地の良いアルバムです。前作のような、高密度で鳴らされる鋭いノイズは鳴りを潜め、ミドルテンポでゆったりしたリズムの上に、陰鬱でメランコリックな旋律を乗せる…というのが今作のスタイル。

メロディー自体「盛り上がる寸止め」といった趣のためか、曲単体で見ていくと、どれも似たり寄ったりで印象が薄い。悪い作品じゃないですが、どのアルバムと比べても影が薄いです。というか、気が付いたらアルバムが終わってたという感じです。逆に言うと、心の状態によっては延々とハマれるタイプの作品かもしれません。殺傷力は低めですが、じわじわ効いてきます。結果論的には、後の作品(8thとか)への布石だったと言えるかもしれません。


#2:The Blade





<個人的評価>
強迫性:☆☆
ポップ度:☆☆☆
ムード:☆☆☆☆☆
お勧め:#1、#2、#6

TOTAL:75(/100)





4)Millennium ('94)


急激なインダストリアルメタル化を図った問題作の7thです。今回はSteve Vaiとの活動や、Strapping Young Ladでの活躍で知られる、当時駆けだしのデヴィン・タウンゼンドがギタリストとして参加しています。 まだ若禿じゃない頃です、多分。

従来のEBMに大胆にもメタル風のディストーションギターが導入されていたり、曲によってはラップしてたりな自由奔放な様は、流行りものへ迎合したと非難されたのかもしれませんが、それらが派手なパフォーマンスをしている訳ではありません。いや、ある意味、執拗に刻まれる切れ味鋭いギターリフは、ド派手では有るんですが、ビートを支える一種の手段として用いられていて、結果、前作での不完全燃焼を払拭するハイテンションな作品となっています。

無論、純粋なEBMと比較すると、インダストリアルメタル寄りで、攻撃性が強すぎるかもしれませんが、ギターの導入により、5thに有った緊張感がまた別の方向から回復されたなと思います。あと個人的にメタルが好きなので、この方向性は結構歓迎します。


#3:Liquid Separation





<個人的評価>
メタル度:☆☆☆☆☆
ポップ度:☆☆☆
強迫性:☆☆☆☆
お勧め:#2、#3、#4、#7

TOTAL:90(/100)




6thの方は、本当に「気が付いたらアルバムが終わって」ました。7thの方は、「作業が切羽詰まってくると五月蠅くで途中でやめちゃう」。…一長一短ですかねw。どっちも良い作品だとは思います。



読んでくれた方はありがとうございます。ではではまたお会いしましょう。




PS:次回はFLAの8th、9thです。その次は最近のEBMとして、Preemptive Strike 0.1の『The Kosmokrator』を取り上げたいと考えています。
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