I Legion (1st)

新年明けましておめでとうございます。
皆様はゆっくり過ごせましたか?


僕は忘年会やら新年会やら同窓会やらが結構あって、あんまり休んだ気がしません。いやね、大体が望んで参加している機会なんですけど、常に(準備不足な)就活の事が頭に有って、何となく素直に楽しめないんですよ。だからと言って、参加する以上はそういう雰囲気をあんまり出す訳にはいきませんしねw


さて、今回は年末に選出したI legionの1stアルバムのレビューをようやく書いたので、投稿します。





(1st)Beyond Darkness ('12)


I Legion_Beyond Darkness


Soilworkのビヨーンを始め、元Mutiny WithinやSacred Mother Tongueといったバンド出身の豪華ゲストを擁する、カナダのプロジェクト型オールスターメタルバンドのデビューアルバム。発起人はフレドリック・リベリン?(Fredric Riverin)なる人で、この方が全曲作曲をされている様子。Bandcampでデジタルアルバムが購入可能*1

カナダ産メタルはStrapping Yound LadとかCryptopsyといった変態メタルでも有名ですけどw、ジャンルとしてはエクストリームメタルサウンドに、ポップスばりのキャッチーなボーカルを取り入れた、所謂モダン・メロデスです。メロデスっぽい雰囲気というだけで、デス要素はほぼ皆無ですし、プログレ的な難解さもありません。非常にポップでキャッチーな、良い意味でシンプルなメタルサウンドです。そしてその完成度が非常に高い。

まず、歌メロ含めて全編非常にキャッチーなメロディで溢れているのが大きな特徴です。メタルらしい叙情的ながら勇壮なボーカルパートは万人にアピールし得る代物だと思います。また、ゲストギタリストが異常に多い事もあってか、魅力的なギタープレイも多数フューチャーされています。技巧・フレージング・曲との調和、すべての面で理想的です。多少クサメロ過ぎる瞬間もありますが、サウンドが近代的なので、古臭さは感じさせません。アルバム構成も秀逸。メリハリが効いてますし、全曲捨て曲無しです。

一方で「またこの手の音か」という印象も否めず、良くも悪くも驚きはありません。難点らしい難点が無い一方、長所らしい長所も無い*2、という意味で非常にレビューがしにくい作品です。「豪華アーティストを集めたら、そりゃこのくらいの代物が出来るだろう」と取るか、「流石の仕事」或いは「(フレドリックの仕事に着目して)貫禄のデビュー作」と判断するかで大きく印象・評価が分かれるかと思います。

僕個人としては新規性・独自性より安定したクオリティを重視する傾向にあって、その点で今作は'00年代以降のモダンメロデス/メロディックメタルの集大成だと捉えています。次回作も同傾向だと少しつまらないかなとは思いますが、今後の活躍を期待したいです。尚、SoilworkやSacred Mother Tongueといったオリジナル(?)が気に入った方なら問題無く聴けると思いますが、デス/ハードコア的な攻撃性は低めだと思います。


*1:こちらより(全曲試聴可)→http://ilegion.bandcamp.com/
*2:良いメタルに良いメロディーや卓越した演奏があるのはある意味当たり前なので、「本作に限った」長所は無いかもしれない、という意味です。



#2:Signs From Above





やっぱビヨーンのボーカルは良いですね…と再確認。


<個人的評価> 
歌メロ:☆☆☆☆☆ 
ギターリフ:☆☆☆☆☆ 
目新しさ:☆☆☆ 
お勧め:#2、#7、#12、#13

TOTAL:90(/100) 




クラストップとか学年トップが得意科目で90点取りました、に近い感じです。レビュー作成が凄い難産で、これを2012年のマイベストとして選ぶべきかどうかも結構悩んだんですが、個人的にはレビュー内で述べた通り、モダンメロデスのロールモデルの一つとして押さえておくべき、だと考え選出に至った訳です。

まぁいずれにせよ、僕自身は気に入った作品なので、皆さんも聴いてみて「良いな」と思って頂けたら、それで結構です(という逃げですw)。


という訳で年明け早々、グダグダな感じのレビューですがw、今年も本ブログをよろしくお願い致します。


PS:次回はScar Symmetryの4thか、Silent Descentの2ndアルバムのレビューです。
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