Einstürzende Neubauten (5th)

こんにちは~。


大学院生って事で、今学期からとある授業のTAを担当してます。詳細を書くと、どこの大学のどのTAかまで特定されそうなので、避けますけど(笑)、学校の先生…と言うか大学の教授って、授業に関しては随分手を抜いているように見えるんですけど(失礼w)、色々大変だろうな~、なんて思っています。





5th)Haus der Luge('89)


嘘の館嘘の館
(2008/02/02)
アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン

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ドイツ出身のインダストリアル/ノイズミュージックの始祖的存在:アインシュテュルツェンデ・ノイバウテンの5thアルバム。お馬さんが豪快に射精している凄まじいジャケが自己主張する本作は、イノイバウテンの作品の中でも傑作として扱われている事が多いようです。邦題は「嘘の館」。

米国・日本でも好セールスだったという本作は、メロディーが顕著となり、よりポップな路線へとシフトしました。緻密に編み込まれた鋭利過ぎる金属音・ジャンクビート、悪魔召喚でも行っているかのような呪詛ボーカルと、その組み合わせによる異様なテンション…要素だけを列挙すると勿論、一見さんお断りな空気が無い訳でもありませんが、それらの要素を無くすことなく、ポピュラリティを獲得する事に成功しています。インダストリアルノイズ+テクノ/ダンスミュージックの高度な融合の実現と言うにふさわしいと思います。

90年代に入りかけの作品という事で、初期インダストリアル(Throbbing GristleとかSPK)のような不気味さやトラウマを産み付けるような狂気はなく(笑)、割と気軽に聴けます。特に#2、#4の出来栄えが素晴らしく、一般の音楽リスナーとまでは言わないまでも、ファン層を拡大したのは間違いないでしょう。また、工場跡地のサウンドスケープを意識したという#6とかも興味深いかなと思います。

ただ、#2みたいなハイテンションな曲と、初期インダストリアルにありがちなアンニュイなアンビエント曲が混ぜこぜなので、集中力は割と削がれがちです。あと、ドイツ語の響きが一因と思われる独特な歌唱はかなり好みが分かれるかと思います。ジャケが一般リスナーを遠ざけかねない…というのは、ブラックメタルとかでも言える話ですかね(笑)。

ジャケは兎も角、初期インダストリアル、ノイズミュージックの中ではかなり聴き易い部類だと思うので、「ノイバウテン」の名に興味を持った方は聴いてみて間違いない作品かなと思います。


#2:Feurio!





「火事!」という意味らしい。「はんにゃーほーやーはんにゃーほーやー」とか「うんにょほやーうんにょほやー」とか、多分ドイツ語なんでしょうけど、同じドイツ語のRammsteinとかとかなり印象は異なりま(笑)。


<個人的評価>
インダストリアル度:☆☆☆☆☆
テンション:☆☆☆☆(落差激しい)
ポップ度:☆☆☆
お勧め:#2、#4

TOTAL:78 (/100)




ノイバウテンの名は、デヴィン先生(Devin Townsend, Strapping Young Lad)がファンだという事で、結構前から知っていましたが、実際に聴いたのは比較的最近。僕的に、やっぱり初期インダストリアルって肌に合わないなぁ…って事で避けていたってのが大きいですね。Skinny Puppyみたいな、何だかんだいってポピュラリティーある音楽が好きです。

それではまたの機会に。


PS:次回は多分東方アレンジのレビューです。
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