Skinny Puppy (8th)

こんにちは。


9月も終わりに近づき、名目上の夏休みが終了します。来月から新学期です。僕の学生生活最後の夏休みは一体なんだったのでしょうか…(´;ω;`)

愚痴はさておき、最近来た留学生の女の子がちょっと可愛い事が、暮らしに花を添えています。ゲスト用のブカブカの白衣を着て実験をしている姿が、僕を奮い立たせます。今晩のおかず決定ですね。

さて、今回は久々にインダストリアルのレビューで、Skinny Puppyです。




8th)The Process('96)


ProcessProcess
(1996/02/27)
Skinny Puppy

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インダストリアル界の大御所:Skinny Puppyのリリースした、8thアルバム。度重なるプロデューサーの変更、レーベルとの食い違う方向性、メンバーの脱退等々で制作は難航したそうですが、2ndアルバム時からのメンバー:ドゥウェイン・ゴッテルの死去により、追悼作として完成される事になったのは皮肉というか、何というか。楽曲自体は93-95年に作曲されたものだそうです*1

前作のドロドロ魔界プログレから一転し、今作では5thアルバム以降となるノイジーなギターを導入した、攻撃的でキャッチーなインダストリアルミュージックとなっています。測らずも当時の流行に沿う形となったかもしれませんが、叙情的で退廃的なメロディや、冷涼なシンセサウンドは健在していますので、パピ子らしさは健在。

アルバムとしては、無機質でハードな#1に導かれるゴリゴリギターが心地良い#2、ダンサブルな#8、ドラムンベースばりのテンションで変則的にサンプリングされる#9と、攻撃性やスピードが印象に残る一方、#3や#10に象徴さえるように、追悼作としての悲哀ムードが全体に漂っているのが特徴と言えます。その所為か、どれだけ攻撃的でも、どれだけハードでも、どこか寂しさを感じる作品です。妙な空虚さや、毒気抜けっぷりに関しては、それなりな批判も有るかもしれませんが、この何とも言えない雰囲気はやっぱりパピ子だなぁ…とも感じさせます。

とは言え、パピ子作としてはかなりクセが無く、聴き易い部類かと思いますし、個人的には彼らの作品の中でかなりお気に入りの部類です。本人達は「もっと商業向きな作品を作れ」というレーベルの圧力を疎ましく思っていたようですが*2、期せずレーベルの意向に沿う形となったと言えますかね。

*1:英語版wikipediaより参照しました→http://en.wikipedia.org/wiki/The_Process_(Skinny_Puppy_album)
*2:正確には英語版wikipediaには、「よりコマーシャルな作品か、NIN的なインダストリアルメタルを作るように言われていた」とあります。僕的にはNINも相当ニッチだとは思いますが、当時としてはインダストリアル/EBMよりは、インダストリアルメタルの方に需要が有った…という事でしょう。


#3:Candle





パピ子流バラード。スルメ曲です。


#9:Morter



脳内を駆けまわる複雑怪奇なサンプリング!


<個人的評価>
インダストリアル度:☆☆☆☆
暗さ:☆☆☆☆☆
キャッチーさ:☆☆☆☆
お勧め:#2、#3、#9

TOTAL:90 (/100)



諸事情であまり出回らないのか、amazonでも若干高めの値段で推移が続いています。

ジャンルの都合上、インダストリアル系のレビュアーさんは非常に限られていて、しかも検索上位の、僕のお気に入りサイトがのきなき更新停止or閉鎖されて読めなくなるのが、とても悲しいです。社会人レビュアーも多そうなので、仕方ない所ですね…

僕も来年就職なので、ブログ更新が続けられるかどうか、非常に怪しいですが、とりあえず書いた記事は改訂しつつも、保存・維持していきたいとは思っています。

ではでは(`・ω・´)ノシ


PS:次回は、Skinny Puppyの復活作「The Greater Wrong Of The Right」です。
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