Korn(9th)

こんばんは。


2013年も残り少なくなってきましたが、自分の研究以外に、研究室の最高学年(雲の上な博士課程以上は除く)として、研究室の雑務とか諸々を取りまとめなきゃいけない立場だったりして、色々やる事あったりします。一方で、自分のやるべき事からは結構逃げていて、まぁ目を背けたいから、そちらの方にかまけている…という現状も有ったり…アンニュイな感じです。

とまぁ、こんな所で、Kornです。Kornの9thアルバムのレビューです。




9th)Korn III - Remember Who You Are('10)


Korn III-Remember Who You AreKorn III-Remember Who You Are
(2010/07/09)
Korn

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2nd以来となるロス・ロビンソンをプロデューサーに迎えたKornの9thアルバム。タイトルは、元はワーキングタイトルだったそうですが、「このアルバムがKORNにとっての本当の3rdアルバム」という意味を持つ意志のもと、そのまま公式に決定したみたいです。後、新ドラマー、レイ・ルジアーが加入しました。

ロス・ロビンソンとの仕事という事でご察し頂ける通り、「原点回帰」をコンセプトとしています。ProToolsやDAW環境といったデジタルレコーディング技術をあえて使用せず、アナログトラックでレコーディング、マスタリングを行う*1ことで、1st当時の音を再現しようとしたそうです。レコーディングもロスにトラウマを抉られ大変だったと、ジョナサンのインタビューを読んだ覚えがあります。

聴き心地は「1stの音で3rd+6th」って感じですが、7th、8thの要素が嘘みたいに失われています。ギタリストが一人という事もあって、かつての共振する重低音こそ聞かれないのが仕方ない所ではありますが、フィールディの超低音ベースとギターリフのユニゾンが戻り、久々にヘヴィ。適度にサウンドが軽くなった所為で、リズミカルになったと好意的に解釈しています。レコーディング中の精神状態や、歌詞はどうが分かりませんが、やはりトラウマティックな感情は払拭されていて、垢抜けた印象も5th~6thと同様。アグレッションの欠如は有りませんが、落ち着いたヘヴィロックが安心して聴けると思います。無理して作ったのではなく、自然と出たヘヴィロックに感じるのが、ファンとしては嬉しい所。

正直、完全な原点回帰を望んでいたリスナーなど居ないはずで、「何故今更?」感が否めないのが一番の不満だと思います。大変な苦労・試行錯誤をしたはずの4th~8thまでの経緯がまるで無かったかのような曲作りも残念ですし、1st~3rd辺りと比べると、離れていったファンを引き戻すレベルではなく。僕個人は、1stだけが彼らの名作と思っていないだけに、曲そのものより方向性を残念に感じています。「これが真の3rdアルバム」という理念も、僕はあまり共感・理解できません。「Follow The Leader」だって、彼らの問題作という訳ではなく、むしろ傑作の部類だった訳で*2

ただまぁ、コミカルなリズムワークとか、ヘヴィなベースラインが復活した事に、素直に満足している作品です。それを高く評価するかは別ですが、やっぱKornのこういうサウンドは良いなぁ…なんて思う良作だとは思っています。実はリラックスしている#3や#4の方が、重苦しすぎる1st収録曲より再生数が多いのは内緒(笑)。


*1:wikipediaより→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%B3_(%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%89)
*2:この作品に関するインタビューとか、あんまり読んでいないので、彼らの真意は分かりません。勝手な自分の感想です。


#3:Pop A Pill




散々、酷評しましたけど、やっぱりこういうKornの方が好きですね(笑)。


#7:Let The Guilt Go




ニコニコ動画では、「リア充爆発」のタグが付けられていました(笑)。


<個人的評価>
攻撃性:☆☆☆☆
安定性:☆☆☆☆☆
新規性:☆☆
お勧め:#3、#4、#7

TOTAL:75 (/100)




次回は少し更新頻度を落として、ゲームかボカロのレビューです。次いでメタル系に移ります。というのも、メタル系の草稿が意外と足りてなかったので…サブカル系のレビューが続くかも(笑)。


それでは(゚∀゚)ノシ


PS:普通のレビュー以外にちょっと企画的なものも検討中なので、修士論文の時期用に、少し溜めておこうとは思います(笑)。
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