Bullet For My Valentine(4th)

こんばんは。


そろそろクリスマス&正月です。社会人、中高生の皆様は「あと少し」の追い込みといった所でしょうが、研究室在籍の大学生って、世間様と違う時間軸で動いているので、当然クリスマスの日も実験・ゼミですし、年末も「実験室、暖房入ってたっけなぁ…」とか考えて、軽く絶望しています(笑)。あ、受験生にとっても、あまり休めない時期になるかもしれませんね。

さて、今回はBullet For My Valentineの新譜かつ問題作「Temper Temper」です。2013年リリースの新譜レビューはこれで最後になると思います。(更新はします)




4th)Temper Temper('13)


Temper TemperTemper Temper
(2013/02/12)
Bullet for My Valentine

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英国出身、ブリティッシュメタルの未来とまで評され、数多のフォロワーを生んだBFMVが、3年ぶりに放った問題作。今作もLinkin ParkやGood Charlotte等を手掛けた事で知られるドン・ギルモアをプロデューサーに迎えて制作されています。評判はアマゾンのカスタマーズレビューの星の数がほぼ正規分布になっている所から察して下さい*1

各所の評判通り、決して悪い作品ではありませんが、特に印象的な作品でもありません。アルバム収録曲は3-4分台のものが多くコンパクトで、ギターソロや掛け合いなんかも簡略化。初期の頃の英国風味の湿り気を帯びた叙情性や、妖しく狂気的なムードなんかは勿論失われていますが、前2作にあった、メタル的な切れ・ダイナミクスも大幅減退。かと言って、歌メロが印象的かと言うとそうでもなく。前作の悪い部分が増幅された印象。激ロックでは「テクニカルでヘヴィな側面が増加」と謳われていますが*2、共感しかねます。

PVにもなった#8なんかが、良くも悪くも今作を象徴する楽曲です。#1や#3なんかも聴き心地も良いし、この手の楽曲が1曲、2曲アルバムにあるのは重要かなと思いますが、全曲こういう調子なので、あまりにアッサリし過ぎているというか。また、Facebookによる人気投票で決めたという#10「Tear's Don't Fall (Part 2)」なんかも、「え?もうそれ作るの?」て感じですし、アティチュードに疑問を感じる方は猶更多いと思います。よりキャッチーに、より普遍的にしようとする余り、大事な部分まで削ぎ落としてしまった感じでしょうか。

勿論、1stなんかと比べものにならない程、演奏の安定性とか曲の洗練具合は向上しているし、彼等なりの工夫も感じられなくはありません。楽曲だって、英国メタルらしくないだけで、高品質。むしろ音楽そのものよりポテンシャル・アティチュード的なものに限界を感じさせてしまう点が、本作の不満の主な原因だと思います。ファンよりはむしろポップスとかハードロックのリスナーを惹きつけるかもしれませんが、いずれにせよ彼らの底力はこんなものじゃないはず。


*1:中間(星3つ)が一番多い=「微妙」と思われる方が多い…という事です。高得点又は低得点に偏り易いamazonで、これは割と珍しい評価だと思いますし、割と「マジな」感想が反映されている気がします。
*2:こちらです→http://gekirock.com/special/bullet_for_my_valentine_2013/


#3:Temper Temper




本作では一番お勧めなんですが、PVに演奏シーンが一切無いのが残念。


<個人的評価>
攻撃性:☆☆☆
メロディ:☆☆☆☆ 
叙情性:☆☆
お勧め:#1、#3、#7

TOTAL:76 (/100) 




マシューの喉のトラブルとか、大変な事も有ったとは思いますし、数多のフォロワーを生んだ事から、彼らの人気の高さは窺い知れますが、正直、同時期に登場したTriviumとは随分差がついてしまったかな…と思っています。


一応、予定としては何かもう一つくらいレビューをして、27~29日の間に、2013年度ベストアルバム・ソングス系の記事を予定しています。記事としてはまだ備蓄があるのですが、前回の日記で触れた通り、PCの起動が思い通りにいっていない状況なので、更新が滞ったら、まぁPCトラブルだと思って頂ければ(苦笑)。

ではでは(゚∀゚)ノシ


PS:年末の忘年会って、普段の飲み会より値段が高いんですよね…懐に氷河期…(´・ω・`)
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