Born Of Osiris(3rd)

こんばんは。


そろそろ2013年も終わりに近づき、「やべぇ、今年の旬もの、全然食べてない(音楽的な意味で)」と思って、金欠にも関わらず、レンタル・無料DL含めてCDを買い集めている所です。最低、あと4、5枚は欲しい所なんですが、流石に大学のTAくらいでは、交際費(=お仕事的な飲み会)に消えていってしまいます…(^^;

という訳で、今回は旬ものです。Born Of Osirisの新作。




3rd)Tommorow We Die ∆live('13)


Tomorrow We Die AliveTomorrow We Die Alive
(2013/09/05)
Born of Osiris

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米国出身の大宇宙ジェント系プログレッシブデスコアバンドの3rdアルバム。Aの表記が全部「∆(デルタ)」なのは、微分積分的なアレか、プロビデンスの目的なオカルトチックなもの由来か、単にありがちな表記だからなのかは、分かりません。

方向性としては大きな変更は無いものの、前作よりツインギターの片割れ:ジェイソン・リチャードソンが脱退した事も起因してか、キーボードの比重が増した気がします。元々、既存のメロデスとは違った方向で主張をしていたキーボードですが、今作では時に宇宙感を演出し、時に壮大な音世界を構成、そして突如ダブステップする独特のシンセ/エレクトロニカの使い方が顕著。デスコアの割に非常にダンサブルです。世界観としてはScar Symmetryの3rd辺りにも通じますが、相変わらずのジェントぶりも健在なのでより幾何学的です。

キラキラしたシンセフレーズとマシーナリーなリズムが純粋に格好良い#2、美しくキャッチーな旋律が印象的な#4、#5、オリエンタル凶悪メタルな#7、組曲的な流れが格好良い#10~#11と、良曲揃いなのですが、各所で指摘されている通り、どうも今作は緊張感が持続しない。ジェント系の宿命とも言えますが、特にギターのフレーズ回しがリフ・ソロ含め一本調子で、楽曲の構成・アプローチも似たり寄ったりなので、アルバム後半に行くにつれて飽きが生じてきます。キラートラックという点でも、前作の「Recreate」「Dissimulation」等に匹敵する曲もないかなぁと。雑な言い方をすると、サビが弱いといか不在というか、そんな感じです。

前作が奇跡的な名盤だった所為で、相対的にガッカリ評価が多い本作ではありますが(僕自身もそう感じていますし)、それでもジェント系の中では頭一つ抜きん出ていますし、叙情的な旋律や、切れ味鋭いリフといった彼らの基本的な特徴は顕在ですから、基本的にはお勧め盤です。


#2:Divergency





歌詞中に「Tomorrow we die alive」とある事から、実質上のタイトルトラックといった所でしょうか。雰囲気的にも本作の象徴のような感じです。

ちなみに、翻訳サイトのアルク先生によれば、Divergencyは=Deviationで、「(標準)偏差」とかでなじみ深い気がしますが、歌詞中に「Divergent vision(=異なる考え、違う構想)」とある事から「不一致、相違」の意味だと思います。更に、Divergenceは数学で言う所の「発散」の意で、トラックのΔ(デルタ)は、てっきりナブラ(∇)からの着想だと勝手に思ってました。


#4:Exhilarate




個人的には、この#4と#5がアルバムのハイライトだと思います。

ところで、Sumerian Recordから、ほぼ全曲アップロードされているんですけど、色々と大丈夫なんでしょうか…?まぁこれのお蔭で、「躊躇うほどの駄作ではない」と購入に踏み切れた訳ですが…品質への自信故でしょうか。


<個人的評価>
メロディー:☆☆☆☆
宇宙感:☆☆☆☆☆
多様性:☆☆☆
お勧め:#2、#4、#5、#10

TOTAL:93 (/100)




本当は待ちきれなかったので、amazon.comでmp3購入をしようと思っていたんですが、mp3はどうやら、USのお客様限定らしくて…結局、amazon.co.jpでCD購入、2週間近く待つはめに。そしてyoutubeで聴き過ぎてCDが届く頃に微妙に飽きているという…苦笑。


それではまた次回(゚∀゚)ノシ

PS:次回はSpineshank、次々回はサガシリーズのバトルBGMアレンジアルバム「Re:birth」のレビューです。。
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