最近聴いたボカロ(2)

こんばんは。


本日は2本立てです→Static-X (1st)


「最近聴いたボカロ」第2弾です。なるべく最新の曲を、リアルタイムで投稿した方が良いんでしょうが、このブログ、別にボカロ専門じゃないので、あんまり続くとダレるかなぁとか思いつつのペースで投稿しています。


注意:最近≠最新。敬称略。





(1)Scapcort (by 鼻そうめんP)




ボカロP(鼻そうめんP)、アニメーター/イラストレーター(かんざきひろ、織田広之)、ミュージシャン(Hiroyuki Oda)と多数の名義を使い分け、各々の界隈で一定以上の評価を受ける起用な鼻そうめんPさんの新曲。ブロステップ風の清涼感ある楽曲ですね。あと、鼻そうめんPの描く初音ミクはもう、何というかロリロリ全開で、ほっぺたチューチューしたいです。鼻血が出そうですブヒブヒ。

前回触れた通り、ミクトランスなんて言葉が既に死語になりつつあって、今、ボカロ界隈での電子音楽と言えば、アンビエントかダブステップがブームな訳ですが、鼻そうめんPさんのこの曲は、ダブステップ的な空気・残響感を挿入しつつも、トランス的なキラキラした質感を伴っているのが特徴でしょうか。トランスが元々の分野ですしね。

彼のように、絵はプロ、ボカロPとしても成功していて、しかもガチのトランスでは世界的なレーベルに所属…なんていう、いくつもの才能に恵まれた人を見ると「人間って何て不公平!」とか思ってしまいますね(笑)。羨ましい限りです。



(2)NeapolitaN (by apol)




ボカロ海外組:apolさんの曲。フィリピン語の曲を作っていたりするので、そちらの出身なのでしょうか。スウェーデン出身の歌手:YOHIOの声を元にしたバイリンガルVOCALOIDライブラリ:YOHIOloidを使用しての楽曲です。英語詞も発音させ易いんでしょうかね。公式イラストより本人の方がイケメンなのは内緒の話(笑)。

男性型ボーカロイドではKAITOとか、鏡音レンとかが有名だと思いますが(というか、それ以外知らない)、個人的には違和感というか妙な機会臭さがあるんですよね。その点、このYOHIOloidは、ちょっと中性的で柔らかい感じが耳馴染が良いかなって思ったりします。楽曲的には、時にダブステップ風の効果音を交えた、ちょっと切ない、ストレートなポップスです。この手の曲はボカロでは避けがちなので新鮮に聴こえました。母国語じゃない所為か、日本語詞の読みとか調教が独特ですね。

ところで、Neapoilitanって調べたら「ナポリ人」って出てきたんですが、スラングで言う所の「不潔な、不味い」の方の意味で使われているのでしょうか?




(3) Scarlett & Mercury (by けーだっしゅ)




今回一番のお勧め。ボカロP:けーだっしゅさんの楽曲。前作「Stray」が9万再生越えを記録しています。ダブステップやトランスを始めとしたド派手なダンスミュージックも手掛けるけーだっしゅさんの楽曲は、エモ系であってもキラキラ宇宙シンセが本格的に導入されていますね。そしてドラム(バスドラ)とベースが効いたリズミカルな楽曲には驚異的な中毒性があります。off vocalがピクシブからDL出来ますが、オケでも格好良いです。タイトルは歌詞と投コメ的にScarlet and Mercury (緋色と水銀)、マーキュロクロム液(赤チン)の比喩的な表現なんでしょうか?塗り塗りしましょうって事なんでしょうか?*1

2011年と、それなりに昔から動画投稿されているのに関わらず、楽曲の質と再生数がイマイチ釣り合っていないのは、投稿頻度がそれほど高くない事と、「あざとい」サムネイルを使用していないためでしょうか。とは言え、どのサムネもなかなかお洒落で、ここ2作は美しい色使いと洗練された可愛らしい絵柄がかなり強い力を持っているとは思います。それが「Stray」の再生数に反映されていると思うのですが…CDリリース含め、今後益々の活躍をご期待。

昨今では、作曲(楽器、ボカロ調教含む)・作詞・動画・ミックスを複数人で分業し、1つの動画を製作するケースも多いかと思います。超高音質・超高画質の、素人が作ったと思えないクオリティの動画も有ります。その影響で、単純に良い曲「だけ」を作っているボカロPは評価されなくなりつつある。これは大変悲しい事ですが、戦略としては当たり前の事で、実際我々は音楽(楽曲・歌詞・音色)以外に、映像(PVやサムネイル)・作曲の背景・流行、或いはもっと感覚的なもの含めて音楽に手を出しています。佐村河内氏の一件でも明らかになった事ですが、音楽だけで判断していないのが事実ですし。

埋もれているであろう良曲を聴かずに過ごすのは勿体無いですが、かと言って自分一人で探すにもあまりに多過ぎる。僕達のような「音楽を探す」のが好きな人間にとっても、なかなか骨が折れますし。まぁそういった状況に対して、僕らレビュアーが、メジャー・マイナー含めてお勧めして、そして皆で楽しんでいければ良いかなと思うのですが。

*1:緋色の「Scarlet」より、tが一つ多いので、別の意味かもしれません。また、「Marcury」は水星、メルクリウス(ギリシャ神話で商人・旅人の神)という意味もあります。





ちなみに本シリーズの「ボカロ」第3回目、「インダストリアル」第2回目、「ロック・メタル」第1回目、「ゲーム音楽」第4回目も執筆済みだったりするので、同時投稿とかの形で投稿する予定です。


ではでは(゚∀゚)ノシ
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