最近聴いたボカロ(3)

こんばんは。


ここ最近、「和楽器バンド」で検索される方が非常に増えてきて、どうしたのかなと思っていたら、ミニアルバム「序章。」が完売したようですね。僕が昨年末に入手した時は、在庫に随分余裕が有りそうだったのですが、テレビ番組「ランク王国」EDテーマに、彼らのカバーした「千本桜」が使用されたのが起爆剤となったのでしょうかね。

という訳で、僕も警戒して、1stアルバム「ボカロ三昧」を予約しておきました。給料日キチンと確認していませんが、ちょうど初任給での購入になりそうです(゚∀゚)。今度のは、同人ショップ取扱いではなさそうなので、売り切れは想定しにくいですけどね。興味ある方は是非。

という訳で、本日はボカロ紹介雑記です。


注意:最近≠最新。また、本記事はボカロ専門リスナーでない人間が書いているので、冗長な表現や、事実関係の曲解・誤解が含まれる可能性があります。ご指摘頂ければ、早急に反映致します。



(1)花葬 (by なぎさ)




シューゲイザー、エモ、ガレージロック系の楽曲を手掛けるボカロP:なぎささんの曲。「造花の距離感」が自身初の10万再生越えを記録しました。また、本ブログの企画「マイ・ベスト・オブ・2013」でサブカル単曲部門ではこの「花葬」を選ばせて頂きました。

静と動のコントラスト、ボカロのウィスパーボイス調教、独特の雰囲気のPVが特徴的ですが、最も特徴的な部分は、思春期的な心の揺れ動き・葛藤・不安・息苦しさを描いた(かのように思われる)音像だと思います。ボカロPさんの年齢の都合か、はたまた流行を意識してか、この手のテーマを題材とした楽曲は非常に多いのですが、彼の作品はその中でも切実さが際立っています。爆発寸前で抑えられたかのような音像が、琴線に触れます。

いつからかボカロ楽曲は「ボカロ」ではなく「ボカロP(の描く世界)」が主役となる音楽へと成り、それに伴って、「ライトノベル的な」記号を散りばめ、既存のコンセプトアルバム以上に具体的な物語を描写した「ラノベポップス」「ラノベロック」といった趣の楽曲が増えてきました(造語)。これはある意味ボカロが生み出した新しく、面白いスタイルだとは思いますし、僕も嫌いではありませんが、あまりにも「シーンの表層」を分厚く覆ってしまい、「それ以外」の楽曲が注目されにくい状況を作りました。少なくない人気ボカロPがこの流れに乗った事も大きい。


(2)我楽多イノセンス (by Last Note.)




中高生大好き曲シリーズ枠。「セツナトリップ」「恋愛勇者」等の有名曲や、「放課後ストライド」を発端とする「ミカグラ学園組曲」シリーズで有名な人気ボカロPです。「Last Note.」というボカロP名は知らなくても、彼の楽曲の一つや二つは、俄かの僕でも知ってるレベル。

前述した「ラノベポップス」の一つとも言うべきスタイル…だと思うのですが、こういうシンセとかピアノがキラキラしたギターロックに、ライトノベル的な記号(言葉遊びやキャラクター・物語性)を付与した楽曲って、やっぱり分かり易いし、共感とか賛美を得やすいんだろうなと思います。僕はLast Note.さんのファンという訳ではありませんでしたが、他の曲含めて聴き心地は良好だし、PVも男の子にも女の子にも好かれそうな柔らかい絵柄で、人気出るだろうなとは思いました。「放課後ストライド」で登場していた、橙髪の女の子可愛いです。

さて、この「ミカグラ学園組曲」シリーズ。当初は(今も?)結構な批判を受けました。原因としては、カゲロウプロジェクト*1に端を発した「メディアミックス」の流れを持ち込んだ事が挙げられます。実際、パクリだ何だと批判され炎上したり、「このうp主がひどい」でノミネートされたりしています。ノベライズとか連作系の楽曲については、偶々カゲプロが爆発的にヒットしたってだけで、彼の専売特許であるはずないのですが、比較・批判は覚悟しないといけないのは、後続の宿命ですね。

楽曲についてもう一つ。この曲の印象は、「That's The Way」(K.C & The Sunshine Band)が始まると思ったら「Rebirth The Edge」(戦国ランス,by Shade)だった…です(又は「Rough Edge」(鬼畜王ランス,by Shade)。パクリ云々の話をする気はありません。ランス曲は兎も角、流石にThat's The Wayを聴きながら作ったとかインスピレーションを受けた曲とは到底思えませんし(そもそも知らないだろうし、笑)。


*1:「カゲロウプロジェクト」の略。ボカロPである、じん(自然の敵P)さんによる楽曲と楽曲で描かれる物語を題材としたじんさん自身の執筆による小説、またそれを元にした漫画、アニメ化の企画などを含めたマルチメディアプロジェクト。あまりにヒットし過ぎたため、数多のフォロワーを生み、元凶扱いされる事も多々。一方で「ストーリー性を持った」「連作の」ボカロ曲を投稿しただけで、パクリと揶揄される事も多く、カゲプロの行き過ぎたファン(信者)と信者を装ったアンチによって騒動になったりならなかったり。


3)STG好きな人が得る称号!(by 化マ)




化マさんによる、STG風テクノ楽曲。元々は「ロックマン」「悪魔城伝説」といったゲーム音楽を「音を重ねて」アレンジする手法が特徴的で、本ブログ「人生を変えたゲーム音楽10選」ではロックマン3のスパークマンステージの楽曲を取り上げてさせてもらいました。

楽曲は、化マさんお得意の、音の壁状態の分厚いシンセ音で構成されています。ダブステップ的な音使いも目立ちますが、イントロの爽やかなメロディーや、大きな転調が無いながらも流れるような曲展開は、まさにSTGのBGMそのもの。ゲーム音楽のアレンジで実力はある程度証明されていますが、オケに関しては凡百のボカロPのレベルを越えています。そもそもボカロ曲のメロディとは異なりますしね。STGをプレイした事のある方なら、ニヤっとする歌詞も注目。

ボカロの調教と、動画(サムネ)に関しては、やっぱりそれ専門にやっている人からすると見劣りするかなというのが正直な所。正確に言うと、調教は上手なのですが、非常に凝った打ち込みに反して、ボカロが若干浮き気味に感じられますし、流行(売れ筋)のメロディからも若干遠い。だからこそ、独自性がある訳ですけど。また、楽曲に不釣り合いなほど高品質な動画を投稿するボカロPが増える中、化マさんの動画は、サムネ含め地味に(というか拙く)映るので、再生数的にも不利かなと思っています。

ご本人は別に大人気ボカロPになりたいという気持ちは無いとは思うのですが、彼に限らず、実力に反して埋もれているボカロPが居ると思うと、切ないですね。




ボカロ界隈では「○○に似ている」という書き込みがされるだけで、烈火のごとく怒る方と、無暗にすぐ「パクリだ」と騒ぐ方が、他のジャンルに比べて相対的に多きがしますが、「似てて」何が悪いんだって気はしてます。例えばあるアーティストに対して「Fear Factoryの面影を感じる」とか書かれたら、それが良かれ悪かれ食いつきますよね。両方楽しめる人が、一番得をする気がしています。

それと、自分の好きなものをバカにされると怒る方も居ますよね。これは思春期特有の精神状態かもしれませんが、自分の好きなものほど、バカに出来ないと、それがバカみたいだって気がします…というより、マーティ・フリードマンが同趣旨の発言していて、共感したんですけど。

それではまた(゚∀゚)ノシ


PS:仕事の人間関係については不満は全くないのですが(仮に有ったとしても書けませんわなw)、若い女の子が全く居ないのが超辛いです(分かってた事なんですけど)…誰でも良いから、若い女の子とキャッキャしたい、お話ししたい…ときめきが欲しい、とか言う年でも無いんですけどね(笑)。
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