wowaka (1st)

こんばんは。


今週末あたりから、全国的に物凄い豪雨となった(なっている)地域があったかと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。僕は実害を受けてはいませんが、近くの地域では結構エライ事になっていて、実は仕事にも大きな影響を与えていたりします。あんまり詳細に書くとマズイので、この辺りで留めておきますが、まだまだ台風が押し寄せる時期でもありますし、今後の大きな被害へと拡大しない事を祈るばかりです。

さて、今回はボカロ記事で、wowakaさんの1st「アンハッピーリフレイン」のレビューです。大分前に書きあげていて、投稿のタイミングを逸していました。





1st) アンハッピーリフレイン ('11)


アンハッピーリフレインアンハッピーリフレイン
(2011/05/18)
wowaka

商品詳細を見る

【Disc 1】
01. アンハッピーリフレイン
02. ローリンガール
03. 積み木の人形
04. 僕のサイノウ
05. 日常と地球の額縁
06. テノヒラ
07. とおせんぼ
08. ラインアート
09. 裏表ラバーズ
10. グレーゾーンにて。
11. ずれていく
12. リバシブルドール
13. ワールズエンド・ダンスホール
14. プリズムキューブ

【Disc 2】
01. 裏表ラバーズ remix by キャプテンミライ
02. とおせんぼ remix by acane_madder
03. ローリンガール remix by acane_madder
04. 僕のサイノウ remix by とく feat.pagodes
05. 積み木の人形 remix by とく feat.pagodes
06. ずれていく remix by whoo
07. ワールズエンド・ダンスホール remix by Dixie Flatline


ボカロ黎明期から活躍し、投稿曲すべて殿堂入り(10万再生以上)、4作品ミリオン達成という記録を打ち立てた有名ボカロPの1stにして目下のラストアルバム。本作は「ローリンガール」や「ワールズエンド・ダンスホール」「裏表ラバーズ」といった人気曲を含む、いわばベストアルバム的なものですが、全曲ミックス・マスタリングがされ直されていると記載されています。

音楽的には、キャッチーなメロディラインと歌詞を含めた独特の音世界が特徴的です。キーボード/ピアノサウンドと控えめなギターが中心のポップロックなのですが、ボカロ調教やハイハットの打ち込みが妙に無機質で、インダストリアル的な雰囲気すら感じさせるのが、他のボカロ曲との大きな違い。この強迫的なリズムワークと小気味良いピアノサウンドが妙な高速感を演出しており、驚異的な中毒性が有ります。高速ボカロックの走りと言えるでしょう。変則的なリフが印象的な#1、儚げなメロディーと忙しないドラムロールが特徴の#2、高速ボーカルの#9等々、基本的にほぼ全曲人気曲なので、ハズレが有りません。

リミックス・リマスターの件ですが、つんざくような音の高さ・鋭さが特徴的であったオリジナルと比較すると、低音修正がされており、幾分太く丸くなった印象を受けます。安定感が増して聴き易くなったとも言えますし、決して悪い変更ではないのですが、印象はかなり異なります。#4のボーカルはかなり低音に修正されていますし、#6はもはや別曲レベル。そういう点で、全曲リミックス・リマスターが、何となくお得じゃないんですよね…結局オリジナルはオリジナルで聴き直しているので。その辺が本作の評価を複雑にしている点でしょう。複数名が同様の感想を抱いているようですし。新作が少ない件は、2014年現在としてはどうでも良い事ですね。

2枚目には「Dixie Flatline」「とく」などの有名クリエイター(らしい)がミックスを手掛けたファン垂涎の1枚となっている…との事ですが、これが意外と悪くないです。前述の通り、元々ある種の無機質さ・電子音楽的な雰囲気をもったwowaka氏の楽曲と、リミックスの相性は悪くなかったという事でしょう。お勧めは物凄いダンサブルになったピコピコの#1と、甘目のウィスパーボーカルが光る叙情的な#2。冷涼なダブ/ドラムンアレンジの#4もなかなかだし、これを目当てに手を出すのも悪くないと思います。

基本的に問題は「リマスター済みの音源を気に入るかどうか」という一点に集約されます。パクリ騒動が有ったり、ソロ活動がそれほど芳しくないとか、色々有るようですけど、とりあえず過去の名作って事で聴いておいて、損は無いでしょう。普通におすすめ。


#2:ローリンガール(注:オリジナルVer.)(Disc 1)



切なげなメロディー・歌詞と、異常に強迫的なドラムロールの組み合わせが心地良いです。お蔭でボカロというカテゴリそのものにハマってしまいました(※記事「人生を変えたサブカル音楽10選」を参照)

元々、この曲を知った切っ掛けは「ib」というフリーゲームを題材にしたMAD動画で、後々「裏表ラバーズ」の作曲者と同じだ…という事に気づきました(裏表~は、別のCDで知っていた)。有志数名による英訳版の「歌ってみた」動画も結構気に入っていたりします、歌い手嫌いの僕ですが(笑)。


#2:とおせんぼ 天変地異編 (Disc 2)



可愛らしくもハイハットやピアノ音に鋭利な感触が有った原曲と比して、甘いボーカルが哀愁を誘うアレンジVerも素敵。ちなみに僕のiPod内で、最も再生数が多いのは、先の「ローリンガール」に次いで「とおせんぼ」(原曲)だったりします。

<個人的評価>
キャッチー:☆☆☆☆
中毒性:☆☆☆☆
原曲との差異:★★★★
お勧め:#2、#7、#9(Disc1)、#1、#2(Disc2)

TOTAL:87 (/100) (リマスター前の原曲とのかい離により、評価が上下する可能性大)




僕はボカロリスナーとしては新参ですが、年齢でいえば、20代半ばなので、リスナー層としては正規分布から外れた部分に居ると思っています。

この時代の人気ボカロPは、僕が必ずしも好きでない場合でも、「これは人気出るの分かる」という人が多かったように感じます。一方、最近の人気ボカロPの中には、過剰に評価されていたり、その逆の人が結構居るなぁというのが正直なところで、おそらく音楽以外の要素(たとえばPV含めた世界観や、メディアミックス、ボカロPの人柄とか)が人気につながっている気がします。まぁ不自然なことでは有りませんし、僕がすでに10代の感性と離れて行っていることを示唆しているのかもしれませんけど。

とは言え、僕は懐古厨という程古参でもないし、感覚的には大衆寄りのつもりなので、今のボカロ曲でも普通に好きになるのが多いです。むしろ最近の曲調の方が好みなのが多いし。とは言え…とまぁ、複雑な気持ちを持っていたりします。


それではまた次回(゚∀゚)ノシ



PS:
きんモザ2期制作中を知ったので、記念で。ヒャッホオオオオオ!!



アニメ「きんいろモザイク」中キャラクター:九条カレンの音声を、Wiiの「スーパーマリオギャラクシー2」のBGM:「かくざいもくざいギャラクシー」のBGMに合わせたMAD動画。可愛い。カレン可愛い。きんモザは、登場人物全員が分け隔てなくロリ気味で堪りません。残業がキツい時期、毎晩きんモザを視てリフレッシュしていました。
関連記事
スポンサーサイト

Comments 0

Leave a reply