和楽器バンド(1st)

こんばんは。


カテゴリ欄を少し弄りまして、「同人・アニソン」と「ボーカロイド」を分けました。後者のレビューが今後増える事を見越してですね。「インダストリアル」「EBM」「インダストリアルメタル」と、「インダストリアルメタル」「メロデス」「トラスメタル」のカテゴライズも、本当はちょっと弄りたいんですが、この手のジャンルが一遍に増える予定が無いので、暫くこのままでいこうと思います。

さて、今回のレビューは、先週入手したばかりの和楽器バンドの新譜です。発売日に自宅に届きました。




1st)ボカロ三昧('14)


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(2014/04/23)
和楽器バンド

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尺八や箏といった和楽器と、エレクトリックギターやドラムといった洋楽器での混成ロックによるボカロカバーバンド;和楽器バンドのの1stアルバム。動画サイトでは絶大な人気を誇り、またテレビ番組「ランク王国」で「千本桜」のカバー曲がEDテーマとして使用された事も影響してか、ミニアルバム「序章。」も完売したそうな。尚、本作にはその「序章。」収録曲も収録されています。

基本的な方向性は「序章。」と同様。和楽器で主旋律と雰囲気を演出しつつ、ギター、ベース、ドラムで音を安定させる構図です。巧者揃いの演奏は頗る安定していますし、煽情的な和の雰囲気が素敵。更に、待望のPV収録DVDも添付されました。長尺のPVメイキング映像も収録され、見応え十分。このバンドの最も重要な特徴の一つは、PVの美しさでありヴィジュアル面ですから、事情が無ければ限定盤の購入を推奨します。

「序章。」との大きな違いとしては、ギタリストの町屋さんが主体的にボーカルを取る曲が増えた(ような気がする)点でしょうか。元々#1や#12でもサイドボーカルを担当していましたし、自身のバンドではギターボーカルとして活動している方なので、当然と言えば当然。が、新録曲ではこれまで以上にゆう子氏との絡みが目立ち、これが少し新しい風を吹き込んでいます。特にメインボーカルを担当した#9では混声ボーカルによる美しいハーモニーや、叙情的なギターソロが際立つ素晴らしい仕上がり。そういえば、ギターソロなんかも少し目立つようになった印象があります。

難点としては、楽器数が多く、その素の音量・鳴り方がバラバラで、各楽器の音・パートのバランスが良くない点でしょうか*1。楽曲によっては各自がお構いなしに爆音を鳴らしているので、ミックス・マスタリングでどうこうするにも限界が有ります。ライブでも動画を拝見した限りでは、お世辞にも聴き易いとは言えない音響になっていますし、今後の課題でしょう。アレンジの仕方がどれも似通っている、原曲を持て余したアレンジも混在する…と、12曲聴いていれば気になる点もチラホラ。更に欲を言えば、PVの収録風景を映すだけでなく、ドキュメンタリー風な構成で、楽曲・アレンジに関するインタビューとか有れば面白かったかなと思いますね。あと、メンバーごとに撮影の感想を述べるシーンがあるのですが、これが音声小さめで聴き難いかな。

とまぁ、気になる点は思いの外多いのですが、基本的に期待通りの仕上がりです。ボカロカバーも和楽器アレンジも、今はある種トレンドになっていますが、俄かではないガチ勢のアレンジって事で聴いてみて損は無いと思います。特に「序章。」を買い逃した方は是非。尚、今となっては「序章。」はコレクター価値くらいしか無いかなと思います。


*1:「序章。」レビューでは「音質は安定」と書きました。音質が悪い訳ではないんですが、特に#2とか#4、#7辺りの、アップテンポな楽曲では音が潰れ気味になっている気がします。


全曲クロスフェード




#9の1曲のために買っても損はないと思います。ヴィジュアル系な町屋ボーカルは、若干好みが分かれそうですが、和楽器バンドには僕のような町屋ファンも付いていますし、何となくボカロリスナーが好みそうな声質な気がします。あと、この曲は珍しく、ギターやベースが主張する重厚な楽曲になっていますね。あと個人的には作中でも和風ムードが強い#3も好きですが、僕はテトの声質が好きなので、こちらは原曲と甲乙付け難いです。


<個人的評価>
技巧:☆☆☆☆
多様性:☆☆☆
雰囲気:☆☆☆☆
お勧め:#1、#3、#5、#9

TOTAL:85 (/100)



散々、和楽器バンドの選曲をミーハーとバカにしている私も、和楽器バンドのアルバムを2週間前から予約してたり、ちゃっかり町屋さんのソロ(インスト)アルバム買ってたり(これは和楽器バンド登場前からですけど)、ゲーム実況集団のM.S.S Projecttの2ndアルバムも購入しようと画策していたりと、輪をかけてミーハーですね(笑)。


次回の投稿は未定ですが、記事は書きあがっているので、それなりの頻度で更新出来ると思います。

ではでは(゚∀゚)ノシ


PS:
昨今、「テレビゲームが好き」は公言しても全然問題無い時代になりましたが、やっぱりボーカロイドとか同人ってのは、まだまだ若い人のモノで、同世代(またはそれ以上)の方からは奇異に映る事がしばしばある気がします。そんな訳で僕は「テレビゲーム」「ヘヴィメタル/デスメタル」が好きまでは公言しても、「ボカロ」「東方とか同人」については触れない事が多かったりします。
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