Die Krupps (6th)

こんばんは。


実は少し前に、社内イベントでとあるスポーツの大会が有りました。人によってはスポーツ(運動)することでストレス発散出来るでしょうけど、僕の場合は、スポーツして汗かくごとにストレスが溜まっていく人種なので(笑)、今回は久々にゆっくり出来る土日でした。この辺、新入社員のつらい所です。

さて、今回はDie Kruppsの6thアルバムです。





6th)Paradise Now('97)

Paradise NowParadise Now
(1997/04/14)
Die Krupps

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「俺の筋肉は全部機械」どころが、脳味噌まで機械化したんじゃないかレベルで変貌を遂げた、ドイツのインダストリアルメタルバンドの6thアルバム。一時期は9000円までプレミアが付いていて、欲しくなってから手を出せるまでに3年ほど要しました。リンゴやらグローブに虫が涌いている気持ち悪いジャケ。この作品を最後に、Die Kruppsは一度解散します(2007年に再結成)。

前3作ではヘヴィメタル成分を徐々に濃くしてきた彼らですが、その前作ですら可愛く思えるほど今作は凶悪・狂暴化しています。脳髄を抉る鋭利なディストーションギターに、縦横無尽に空間を埋め尽くすかの如く暴れまわるシンセ音とデジタルノイズ、そして人が変わったかのように吠えまくるユルゲンのボーカル。何か嫌な事有ったの?と心配になるレベル。彼らの全作品の中で最も攻撃的・狂暴で、脳汁溢れ出るアルバムですが、同時にインダストリアルメタル界の傑作の一つでもあります。インダストリアルメタル好きが求める大体のものが含まれているアルバムです。

一方、彼らの持ち味であったメタルパーカッションや、ボヨンボヨンとした質感のシンセベースは控えめですし、Metallicaのカバーをしていた頃のようなコミカルさ・茶目っ気は感じられません。むしろ今作随一キャッチーな#4なんかは浮いてますし、UK出身のサイケデリック・ロック・アーティスト:Arthur Browのカバー:#9からは、頭のネジが吹っ飛んだような狂気っぷりが感じられます(笑)。SEも機械的でかなり冷たい感じですね。また、モダンヘヴィネス方面への傾倒も目立ち、全編ゴリゴリと重苦しいので通しで聴くと相当疲弊します。この辺り全部ひっくるめて、Die Kruppsらしくないのが問題でしょうか。彼らの作品の一つとして見るか、インダストリアルメタルとして見るかで大きく評価・印象が分かれるアルバム。

とは言え、「インダストリアルメタル」の範疇で考えた場合では満場一致で傑作の一枚ではありますから、見かけたら条件反射で購入して間違いないアルバムです。特に超速インダストリアルトラックの#12は必聴。2007年のベスト盤リリースand再結成につき、値段も手頃になっているかと思いましす(2014年6月時点)、是非入手されたし。(ちなみに僕は2800円くらいまで値下がりした後に入手)。

#3:Paradise Now




今作でもモダンヘヴィネス色が濃い部類に入りますが、執拗なまでにぶっ叩かれるメタルパーカッションと、サビのゴリゴリギターリフが素敵。ちなみに、昔、まだインターネットを使い慣れていなかった時に、「Paradise Now」で検索をしていたら、ゲイのポルノサイトにヒットして、えらいビックリした事があります。

#12:30 seconds




トリップするサンプリングが印象的な、スピードチューン。この曲に限らず、デジタリックなピコピコシンセと、金属的質感が強いサンプリング音が同時に楽しめるってのが、このアルバムの醍醐味だと思います。

<個人的評価>
メタル度:☆☆☆☆☆
インダストリアル度:☆☆☆☆☆
聴いた後の疲労度:★★★★★
お勧め:#2、#3、#12、#13
Total: 97(/100)
(※-10点くらいまで下方修正するファンも居るかも)



後にリリースされるベスト盤「Too Much History」でも、今作からは#4以外選出されていない事を考えると、アルバム制作過程又はリリース時期に、本当に嫌な事があったのかもしれません。私的な面か、はたまた金銭的(契約)な面か、偶々かは知る由もありませんが。

次回は別のレビューを1つ2つ挟んでKsEのレビューを行います。


ではでは(゚∀゚)ノシ


PS:ちょっと古いですが、最近のお気に入り↓



ズッコケのOP(笑)。僕は色鉛筆先輩美剣先輩と、うでぃきでてるー!拓也が好きです。
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