【総括】マイ・ベスト・オブ・2014

こんばんは。


よ、ようやく…ようやく2014年マイベストが書き上がりました…疲れた…(笑)。


という訳で、ご覧頂ければ幸いです。



【条件】

対象:管理人が聴いた音楽(※但し、ボーカロイドを除く)
期間:2013年12月26日-2014年12月25日入手の作品
選出数:5アルバム+5楽曲

敢えて明記してはいませんが、レンタルショップやBandcamp等サイトでのDLを含む音源所持が基本条件です(つまり、動画サイトで聴いただけの楽曲は含めていません)。ジャンルについて、今回はボーカロイド楽曲ベスト10も企画したため、ボーカロイド楽曲は除いています。また、限定してはいませんが、基本的には2013年末から2014年辺り発売・発表の作品を優先して選んでいます。(今回も結果的にすべて2014年発表作です)




【発表】

2014年ベスト10

※以下、順不同

<アルバム>
1.Eluveitie 「Origins」
2.Devin Townsend 「Z2
3.Fallujah 「The Flesh Prevails」
4.Mili 「Mag Mell」
5.Slipknot 「.5: The Gray Chapter」


<楽曲>
1.Darkest Hour ♪Hypatia Rising (From Darkest Hour)
2.Betraying The Martyrs ♪Let It Go (From Phantom)
3.Device Noize ♪I Like You (From Sexaddiction)
4.Illidiance ♪Boiling Point (From Damage & Deform)
5.Within The Ruins ♪Hegira (From Phenomena)




【アルバム編寸評】

1.Eluveitie 「Origins」 
スイス出身のフォークメタルバンドの新作。フィドルやバグパイプといった民族楽器(音楽)とメタルをミックスしたスタイルはそのままですが、米国進出を狙ってか、これまで以上にモダンな仕上がりに。グルーヴィなリフの上で乱舞するフォーキーなフレーズは時に叙情性を、時に勇壮さを演出しています。方向転換に賛否あれど、個人的には過去最高に聴き易く洗練されていて好印象だし、好きなバンド。ただし、知識不足によりレビュー出来ていないバンドの1つでもあります。




2.Devin Townsend 「Z2」 

落ち武者からすっかり爽やかになった我らが鬼才:デヴィン・丸禿・タウンゼンド先生の新譜。ネットを駆使して2000人ものファンを集めて作成された「ファン・クワイア」が話題に。ロックにメタル、アンビエントにオペラとありとあらゆる音楽を飲み込み、核融合後吐き出された音像は超重量・超スケールの超感動的な、宇宙と形容するに相応しい代物。SYL時代の「醜いデヴィン」のままで居て欲しいと願ったものだし、それは今も継続中だけど、これも一つの答えだと感じさせられました。





3.Fallujah 「The Flesh Prevails」 

US出身のメタフィジカル・プログレデスメタルバンドの2nd。暴走するブルータルなデスメタルサウンドと、複雑怪奇でドラマティックな音世界の織りなすスケール感は半端なく、最早人知の外側に居る…と言うのは過言かもしれないけど(笑)、そのくらい壮絶な代物でした。聴く事自体に体力と頭と鼓膜を酷使する、すごい(小並感)一枚という事で選出。





4.Mili 「Mag Mell」 

スマホ向け音ゲー「DEEMO」への楽曲提供でも知られる、ポストクラシカル系音楽制作集団の1st。カナダ人ボーカル:モモカシュー嬢のエンジェリックボイスには高いヒーリング効果が有り、またクラシックとロック、電子音の融合によるサウンドは適度に分かり易く、聴き手の精神状態を選びません。メタルやインダストリアルで疲れた耳と脳を癒してくれる、作業/就寝両方に適した仕様で、是非みんなに聴いて欲しい…という理由で選出。





5.Slipknot 「.5: The Gray Chapter」 

リーダー格のベーシストの逝去、ドラマーの脱退という逆境を乗り越えてリリースされた、9人組覆面猟奇音楽集団の新作。モダンヘヴィネス的な音像やターンテーブル、サンプリングの確かに過去作を意識しているし、時代錯誤感も拭いきれないけれど、これこそが我々が期待していた作品でした。前作の不満を払拭し、大御所の意地と底力を見せつけた一枚という事で選出。




【楽曲編寸評】

1.Darkest Hour ♪Hypatia Rising (From Darkest Hour)
メタルコア界のキモヲタを自称する(していない)、DHの発表した新作から。同系統のバンドが次々とリア充を目指して歌モノへと走りる中で、硬派を気取っていた彼達が、遂に歌モノを取り入れた本作。「信じていたのに、話が違うよ!」と嘆くなかれ、これまでの慟哭型メタルコアを維持しつつ、同時に超絶技巧と叙情旋律の見事な復興を果たし、頑固なごちうさ難民ファンをも唸らせました。遅れてきた大学デビューで爆発!的な佳曲。





2.Betraying The Martyrs ♪Let It Go (From Phantom)

レリゴーwwwレリゴーwwwキャンホディバクwエニモオーーーオオォオwwwww…な、ディズニーアニメ映画「アナと雪の女王」挿入歌「Let It Go」のデスコアカバー。何だかんだで、今年は「アナ雪」な一年でも有ったし、割と真面目で真摯なカバーは、一般リスナーにもある種のアピールをしたという点で選出。肝心のアルバムの方は、可も不可もなく、この曲に全部持っていかれたような印象でしたが(笑)。





3.Device Noize ♪I Like You (From Sexaddiction)

メキシコ出身、新進気鋭のアグロテックユニットのEPより。ダーク&スペーシなシンセ音と官能的な喘ぎ声に導かれる、重量的かつアッパーな暗黒電撃音楽は、アドレナリン分泌を促す血の気の多い代物で、リスナーを分かり易く挑発・煽動。胸と股間が熱くなります。ギシアンボイスが第二のボーカルと言っても過言ではないので、鑑賞時に余計な誤解を招かぬよう、イヤホンの使用が推奨される、危険でオ・ト・ナ♡な曲。このクオリティが無料でDL出来るという驚きと太っ腹さを感じ、選出。





4.Illidiance ♪Boiling Point (From Damage & Deform)

ロシアンラウドの急先鋒:Illidianceの日本独自企画盤から選曲。初音ミク痛車のPVに話題がさらわれがちだけど、近未来的質感のインダストリアルと重く強靭なヘヴィメタルを、万人受けする形で融合させているバンドはそう多くないでしょう。企画盤かつ既発表曲という事で楽曲のみ選出しました。ロシアンアーティストは諸事情が有るのか、アルバムリリースが難しいようですが、今後の更なる飛躍とフルレングスを期待したい所です。
厳密に言えば本曲が収録されているEP「Deformity」リリースが2013年末期です。





5.Within The Ruins ♪Hegira (From Phenomena)

米国のジェント系プログレッシブ・デスコアバンドの新作より1曲選出。機械のように精巧に刻まれる、メタボリック・ブヨブヨダルンな、反発係数高めの弾性ヘヴィギターリフと、ロボティック・デジタルノイズから飛び出す流麗なメロディーに、脳味噌蕩けること間違いなし。バカの一つ覚えの如きリズムパターンと潔く一切歌わないボーカルは確かに人を選びますが、個人的に高評価で、多いに中毒になれるでしょう。







【総評】 (※とても長いので注意)

 1.5ヶ月ほど前から推敲していた本企画、割と直前にボカロベスト10もやろう!と思い立った事と 部屋の掃除とか溜っていた動画視聴に追われ(おい)、結局ギリギリに仕上げる事になってしまいました。

 当初はボカロも重複させていて、楽曲編の方にボカロ曲、「niki ♪First (covered by collia with TETO)」と、「Orangestar ♪アスノヨゾラ哨戒班」の2曲を選んでいました。急遽選出条件を変えたため、候補として控えていた、「Device Noize ♪I Like You (From Sexaddiction)」、「Illidiance ♪Boiling Point (From Damage & Deform)」の2曲に差し替え、寸評を書きエントリーを仕上げた次第です。寸評で同じ内容書くなら、あまり意味無いかなと思い、また、より多くの作品・楽曲を紹介する方が有意義かな…と考えた事が理由です。

 今年の特徴としては、僕が社会人になり、下半期はある程度財力に余裕が有った事、そしてtwitterの導入や相互リンク等の影響により、様々な音楽への開拓が出来た事です。具体的にはデスコアやテクデス、インダストリアル、ロシアンラウドにボカロ方面ですが、選出に反映されずとも、自分一人で探す事は出来なかったであろう楽曲が沢山有りました。一方で鑑賞に十分な時間が取れたとは言えず、もっと聴く時間が有れば違うCDを買ったり聴き込んだりで、選出に影響が出たかなという気がします。
 
 尚、今年の総アルバム入手数は109枚ですが、2014年リリースとなると数がもっと限られます。他のレビューサイトの管理人様と比べると、決して多い数ではないでしょうし、その中で選ぶベストにランキング的な意義が有るかと言われれば、ハッキリ言って有りません。特に、僕の聴くジャンルは偏っていますし。

 でも個人的には、この点にこそ、個人選出の意義が有ると思っています。他人の好みは割とどうでも良いかもしれませんが、その他人の好みが「どんなものであるか」を知るのは、結構楽しいですよね。「俺もこれ好きなんだよな」みたいな共感って楽しいものですし、「こんなの知らなかった」「今まで聴かず嫌いしてたけど、案外悪くないな」みたいな発見があれば、一層お得かなと思ったりします。

 ちなみに今回の選出で最後まで悩んだ点が2つ有って、1つは「BABYMETALを選出するか否か」。12月半ばくらいまで含めていました。個人的に大満足盤では有ったし、メタル普及の点で選出の意義も有ったかと思います。が、収録曲はほぼすべて既発表曲で、新録がたった3曲と言う点は「アルバムとしては」評価しにくいかなと考え、敢えて選出外としました。
 もう一点は個人的に思い入れがあった「包丁少女幻窓曲サントラを選出するか否か」。実際、本作収録曲が今年のiPod再生数ではブッチギリ1位だと思うのですが、こちらは2010年発表作という理由で除外。リアルタイムで聴いていたら、その年に間違いなく選出していたでしょう。

 その他、TryptikonやThe Hauntedの新作も候補として考えていましたが、こちらはアルバム購入まで踏みきらなかった(=音源未所持)のが理由です。ただ、元々僕は、ドゥームやスラッシュの熱心なリスナーではなかったので(むしろ好きじゃない)、ジャンルに興味を持つ切っ掛けになった、重要な出会いではありました。サブカル方面では、アニメ:キルラキルのサントラも割と気に入っていましたが、「進撃の巨人サントラと雰囲気被るな」という感想が強く驚きが少なかった点と、アニメ試聴補正が掛からなかった事が原因で選出外。



如何だったでしょうか?年内の更新はこれが最後になります。これまでご愛顧頂いていた方も、今年から閲覧された方、ちょっと訪れただけの方、色々居られるでしょうが、ありがとうございました。

もう、かれこれ4年近くブログ書いていますが、この間、更新を停止してしまったサイト様や、休止宣言されたサイト様も沢山居られました。今年社会人として働いてみて、致し方無い部分も有るな…と思うし、正直、僕もいつまで続けられるかな、と不安にも思いました。でも、更新停止とかサイト閉鎖の文字を見ると、やっぱり寂しいし悲しいなぁ、もっと続けて欲しかったな…と自分勝手な事を思ったりします。

本ブログにおいては、これまで通りの頻度を保つ自信はありませんが、当面閉鎖・更新停止の予定は有りません。こんな弱小マイナーブロガーに影響を与えてくれた先人に、敬意と感謝を表する意味で、出来る限り更新し続けていきたいなと思う次第です。




そんな訳で、来年もどうかよろしくお願い致します。


それではよいお年を(゚∀゚)ノシ


PS:
twitterに投稿した画像です。こちらを先行して作成しているので、書いてある事は大体同じです。

ちなみ余談。これ、ご察しかと思われますが、Excelで作成しています。購入数とかジャンル別集計は別ファイルで行っています。んで、そこからリンク貼ったりして編集したのですが…何せ2~3年前にひな形作っているので、元ファイルも寸評ファイルも作り込みが甘く、ちょっと面倒な作業になっていました。来年改良します(笑)。


2014年マイベスト寸評
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Comments 2

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No title

良いお年を!

>・期間:2013年12月26日-2013年12月25日入手の作品
oh no

2014/12/31 (Wed) 22:53 | EDIT | REPLY |   

ruchinium  

> 名無しさん

あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願い致します(゚∀゚)


> 期間:2013年12月26日-2013年12月25日入手の作品

oh my gush ...失礼しました、訂正しておきました。

2015/01/01 (Thu) 00:26 | EDIT | REPLY |   

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