Limp Bizkit (2nd)

こんにちは。


全国各地で雪が凄い事になっていますが、如何お過ごしでしょうか?

ニュースも暗いことばかりで、何となく気がめいる事も多いですね…正直、何といって言いのか、そもそも言うべき事が有るのかも分からないです。本ブログでは社会情勢とか世論とかに対してどうこう意見を言う事は殆どしていませんし、今後もしない予定ですけどね…それでも何というか、居たたまれない。

今回はLimp Bizkitの2ndアルバムのレビューです。



2nd) Significant Other ('99)


Significant OtherSignificant Other
(1999/06/22)
Limp Bizkit

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01. Intro
02. Just Like This
03. Nookie
04. Break Stuff
05. Re-Arranged
06. I'm Broke
07. Nobody Like You
08. Don't Go Off Wandering
09. 9 Teen 90 Nine
10. N 2 Gether Now
11. Trust?
12. No Sex
13. Show Me What You Got
14. Lesson Learned, A
15. Outro

そのマーケティングは売り出し期の剛○彩芽の如き、ニューメタル・ラウドロック界の原罪:Limp Bizkitの2ndにして出世作です。タイトルの「重要な他人(直訳)」は、恋人や配偶者を指す表現です、つまり「友達より大切な人」という事ですね。プロデューサーは前作のロス・ロビンソンではなく、PanteraやDeftonesとの仕事で有名なテリー・デイト。

前作は「シンプルで攻撃的になったKorn」みたいな趣で、音楽性としてもそれほど大きな転換はしていません。基本的にはラップによる焦らし・煽り→一転構成のヘヴィギターというスタイルですが、印象は大分変わります。それは主にラップやターンテーブルの増強によってヒップホップ色が強くなっている事に起因しています。これによって、ウェスの特殊チューニング7弦ギター*1による単調ヘヴィリフがより効果的なものに仕上げています。また、楽曲にメリハリが生まれた所為で、全体的に分かり易くなっているのもポイント高し。

ヒップホップ色が強くなった事自体を嫌悪する向きがあるのも事実ですが、それよりハードコア的な攻撃性も感じられた前作から比べると、リズミックになった反面やや軽量化されてしまった音楽性は好みが分かれるかもしれません。そのヒップホップも、次作と比べるとまだ違和感が感じられ、やや浮いている印象も有り。また、その名曲#3にも顕著な通り*2、今作から彼らのお家芸:お下劣音楽が全開に炸裂している点も、ご注意下さい。

尚、結果的に本作(というかLimp Bizkit自体)はヘヴィメタル衰退を招いた主要因の一つとなったため、某B!誌を始め熱心なヘヴィメタルリスナーからは猛烈に忌避・蔑視されています。個人的には、その辺りの事情は音楽的評価に直接結びつけるべきじゃないと思いますけどね。好みと個人の感情の問題なので。

という訳で、1stが好きなリスナーの中には、2nd・3rdを批判する方も多いですが、個人的には今作の方向性の方が、オリジナリティが見られて好きです。売上的には驚異の700万枚越えらしい本作、ニューメタル・ラウドロックを語る上では、押さえておくべき作品だと思います。


*1:7弦から[D♭=C#],[G♭=F#],[B],[E],[A♭=G#],[D♭=C#],[D♭=C#]。7~2弦を6弦レギュラー1音半下げ、1、2弦をユニゾンにする変則チューニングで6弦ギターでも再現可能。音が単調になり、ディレイを大量にかましたりして不気味な雰囲気を出すことが出来る(ウェス談)との事。ロッキンf、2001年1月号より引用。多分、1stもこの設定の7弦ギターを使用していると思います。
*2:nookie=性交、セックスを意味するスラング。


#3:Nookie



彼ららしいPVが印象的な1曲。ラップ→ヘヴィギター→ラップ→ヘヴィギターの、バカの一つ覚えなんですが、それが異様に格好良い。尚、BABYMETALの楽曲「おねだり大作戦」は、この曲か、次回作の「My Generation」のオマージュと思われます。

<個人的評価>
即効性:☆☆☆☆
ヘヴィネス:☆☆☆
オリジナリティ:☆☆☆
お勧め:#3、#4、#7、#11

TOTAL:81 (/100)



僕が音楽にハマった時は、ヘヴィメタル全盛期ではなく、むしろニューメタル衰退期~メタルコア黎明期だったので、彼らに対する感情というのは、それほど強くありません。「ミッションインポッシブル2」サントラ収録の「Take A Look Around」が気に入ったので、彼らの作品も聴いてみよう、といった流れでした。



次回更新も、土曜日か日曜日になるかと思います。

それではまた(゚∀゚)ノシ


PS:
今回はこちら。



WiiUのゲーム「ドンキーコング トロピカルフリーズ」のBGMより、ステージ5のボス戦BGMです。作曲は名作(名曲)と名高い「スーパードンキーコング」シリーズの1の大半の曲と2の全曲を手掛けた、デビット・ワイズ氏。こんなストレートなクサメタル(?)で来るとか思いませんでした。サントラ早よ。
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