Fear Factory (10th)

こんばんは。


お家でゲームとアニメ三昧のはずが、親戚やら旧友との飲み・集まりの予定が詰まってしまい、思うようにゲーム進行とアニメ消化が進まないと誤算に、嬉しさと戸惑いを感じた管理人です(笑)。贅沢な不満ですが、一人好きのコミュ障の方は、この自分勝手さを共感して頂けるのではないかと思います。

本日は、Fear Factoryの新譜「Genexus」のレビューです。






10th) Genexus ('15)

FearFactory_Genexus.jpg


01. Autonomous Combat System
02. Anodized
03. Dielectric
04. Soul Hacker
05. Protomech
06. Genexus
07. Church Of Execution
08. Regenerate
09. Battle For Utopia
10. Expiration Date
11. Mandatory Sacrifice (Genexus Remix)*1
12. Enhanced Reality*1
13. Maximum Voltage Capacitor (Dielectric Remix)*2

*1:ボーナストラック
*2:日本盤限定ボーナストラック


円満脱退かと思われたジーン・ホグラン大先生が後に「演奏する機会が与えられなかった」と発言したり、前作からベーシストが二人も変わってたり、「やっぱりディーノ(とバートン?)の人間性に問題が有るんじゃない?」と疑わざるを得ない、人間関係が恐怖工場の新作。新たに加わったメンバーは、System Devideなどの活動経歴のあるマイク・ヘラー(ds)、本作制作後に加入した、元Static-Xのトニー・カンポス。トニーとディーノは、デスメタルバンド:Asesinoとかで親交有ります。

「Genesis(創世記)」と「Nexus(連鎖)」という単語を組み合わせ、「人間の次なる進化」というコンセプトを描いたという本作。方向性は前2作と変わらず、近未来的なSE、正確無比のギターリフ、独特のメロディがシンクロするインダストリアルメタルです。ただし、今回はドラムスが人力になった影響もあってか*3、やや肉感的な印象が強まっています。また、独特の浮遊感と清涼感あるメロディが全面に出た印象も有ります。歌メロ・シンセ共々。その点で、これまで以上にキャッチーで親しみ易い作品と言えましょう。その点で、斬新さは有りませんが、前2作とは違った風合いを感じます。

メタルコアやジェントの課題と共通しますが、タイトなリズムの上で、まったりゆったりしたメロディが乗るスタイルのため、勢いを殺したり、緊張感が欠ける部分が難点でしょうか。特に今作は、#2や#3、#8、或は#10のような楽曲の影響で、メロディ志向を感じさせるため、余計にそう感じます。また、前作のレビューでも言及しましたが、やはり「Archtype」や「Transgression」の頃の方が、メロディの質は高かったかもしれません(もっとも、「Transgression」に関しては、Fear Factoryの作品とは思えない部分が有りますが)。

とは言え、全体としては「良くも悪くも期待を裏切らない作品」です。ファンにとっては、全く問題無い作品ですし、これから聴く方にも、それなりにお勧め出来ます。思い入れ補正込みの「Demanufacture」には敵わないかもですが。

*3:ライナーノーツに、「ドラムスに関しては、当初はドラム・プログラミングを全曲で使用するという案もあったようだが、曲によってはライブ感を重視するためマイクの人力ドラミングを使用している」と記載があり、全曲生ドラムか否かは微妙です。


#3:Dielectric



ストリングスとSEから導入される、幾何学リフが格好良いです。


※公式全曲公開:




とりあえず、#2や、#5を聴いて、判断して頂ければと。

<個人的評価>
キャッチーさ:☆☆☆☆☆
インダストリアル度:☆☆☆☆
攻撃性:☆☆☆☆

TOTAL:86 (/100) 




本作とは全く別の不安として、「バートン、ライブで全然声出てないし音程合ってないじゃん」という不安が有ります。アルバムは問題ないのですが、アップされるライブ動画のほぼすべての、歌が酷い。ホントに酷い。聞くに堪えないレベルで。昔、レビューサイト「ジャイアニズム宣言」の管理人のtcr様が、「Demanufactureは、バートンの歌がもっと上手ければ、奇跡的な傑作になっていたかも」的発言をされていましたが、今になって激しく同意している次第です。

次回は、Illegal Wave Records「The Aftermath」、AESTHETISCHEの「Dirts & Basslines EP」辺りの、テクノ/インダストリアル方面を予定。Bullet For My Valentineや、Soilworkも入手・推敲次第投稿していきたいですが、盆明けの仕事がやばそう…いや、仕事の話はよそう。


それではまた(゚∀゚)ノシ


PS:
本日はこちら。



新加入のドラマー:マイク・ヘラーが所属していたという、System Deviceの曲より。イスラエル出身のメロデスバンドという事です。

ボーカルの印象も有って、パッと聴きは、The Agonistを彷彿とさせます。ゴシック風味のデスコアといった趣でしょうか。なかなか格好良いです。
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