いけにえと雪のセツナ【サントラ】

こんばんは。


ツイッターでも少し書いたのですが、実は九州に旅行に行く計画を立てておりました。この度の地震で泣く泣くキャンセルをした訳ですが、日を追うごとに旅行どころでない被害状況が明らかになり、何と言って良いか分からない状況です。僕が今できることと言えば、募金したり、状況が落ち着いたら、旅行リベンジでも行くってくらいしか出来ません。

東日本の震災の際には、「不謹慎かどうか」が色々な議論を生みました。今回の震災でも色々揉めてますよね。でも、そういう議論も嫌なので、今回は普段通りを心掛けてるつもりです…元々、度を越した発言とか文章を書いている認識もないですし(苦笑)、今まで通り、趣味のこととか仕事のこととか書いていくつもりです。

前置きが長くなりましたが、今回のレビューはPS4およびPS VITAで発売された、「いけにえと雪のセツナ」のサントラです。


注意:ファミ通から発売された、攻略本兼設定資料集の「いけにえと雪のセツナ 導きと記憶の書」(以下、導きと記憶の書)から引用した記述が多々あります。



いけにえと雪のセツナ オリジナル・サウンドトラック ('16)


Setsuna_OST.jpg


【Disc 1】
01. Beginning of the End
02. Loss
03. Voyage
04. The scent of the sea
05. The winter breeze
06. Tender glow
07. Into the woods
08. No turning back
09. Astounding victory
10. Endless crusade
11. Deadly gamble
12. The savage coast
13. March of the brave
14. A poignant reminder
15. Path of redemption
16. Stronghold
17. Silent snow
18. Relentless advance
19. A Moment of Respite
20. A sense of safety
21. The royal host
22. Waves of hope
23. The warmth of life
24. Hidden intentions
25. A hidden force
26. Walking the walk
27. The secret passage
28. A fantastic encounter
29. The enchanted sanctuary
30. Lighthearted
31. Faith
32. Flowing on
33. Dark caves
34. March to rebirth
35. Shrouded fate
36. Last of the blood
37. The world of snow

【Disc 2】
01. Rare
02. Ruins
03. Deep reflection
04. Road to closure
05. Simple gratitude
06. The strength of time
07. The last mountain
08. Feeling of unease
09. Beyond the snow
10. The King's Valley
11. Echoes of royalty
12. Towards the distant horizon
13. Regal ruins
14. Dance of death
15. Winter's End
16. Final push
17. Out of time
18. The lone reaper
19. Distant islands
20. Thug life!
21. The clouds above
22. Walking through the maze of time
23. Hidden danger
24. To the warmth of the sun
25. Inside the beast
26. Unstoppable force
27. End's Journey
28. Immovable object
29. Farewell
30. Memories
31. Winter journey's tale
32. Staff roll
33. Winter dreams
34. Dreamers' conclave
※橙字はお勧め曲

スクウェア・エニックスが立ち上げたRPG開発スタジオ:Tokyo RPG Factoryから発売されたRPGのサントラです。『あの頃、みんなRPGに夢中だった。とりもどそう。ボクたちのRPG-。』というキャッチコピーを覚えている方も多いかもしれません。

作曲は三好智己さんという方で、14歳から作曲を始められていたとの事。「導きと記憶の書」によれば、音響監督の由良浩明さん(本格的なクラシック畑の方のようです)とは旧知の仲のようで、今作の楽曲も二人三脚というか、師弟関係的に進められた所もあったようです。詳しくは、「導きと記憶の書」を買おう!(ダイレクトマーケティング)

さて、今作のBGMはピアノを中心とした…というより、ほぼピアノオンリーです。イベントから戦闘、ダンジョンに至るまでほぼピアノのみ。戦闘BGMでは若干、ドラムというか、ハンドクラップというか、リズム感を強めるような音が挿入されていますね。雪世界で繰り広げられる切ない物語に、ピッタリと合っていますが、ただの雰囲気BGMではなく、秀逸なメロディーラインを持っている事は、強調しておきます。敷居もそれほど高くないかと思います。

美しく煌めく「The winter breeze」「Waves of hope」「To the warmth of sun」や、切なさ全開の「Last of the blood」「End's journey」「Winter journey tale's」といった楽曲が本作を象徴していますが、個人的には戦闘BGMを推したい。「Out Of Time」「Immovable Object」といった勇ましくも悲哀に満ちた戦闘BGMは、琴線に触れ、涙腺を破壊する事間違いなし。また、戦闘BGMではないですが、「Into the woods」「March of the brave」なども、導入はコミカルにも聴こえるんですが、サビ(?)メロが胸を締め上げてきます。このような曲展開が、セツナBGMの大きな味だと思っています。

一方、「ゲームBGM」という事を考えると、かなり物足りなさを感じます。特に終盤のダンジョンは、似たような構造・似たような曲が多いだけでなく、兎に角重苦しいです。神秘的な「Echoes of royalty」、重く荘厳な「Final Push」も、曲単体で聴けば良いんですが、レベル上げ最中にかなり聴きますしね…飽きるのも有りますが、正直、気が滅入ってきます。ピアノ基調路線は変えず、もっと他の楽器も使うとか、バリエーション・メメリハリが欲しかったというのが、正直な感想。

美しいピアノサウンドが好きという方は、ゲームプレイに関わらず普通に買いです。ゲーム既プレイ者も、じっくり聴いてみたら案外印象変わるかもしれません。


Disc 1,#7: Into the woods



ループまで聴くと印象変わります。


Disc 1,#13:March of the brave



クセになります。


Disc 2,#28:Immovable object



哀しいバトル…


Disc 2, #31:Winter journey's tale



ゲーム購入前に聴いたBGM。





次投稿出来るのは、引き続きのゲームサントラ「聖剣伝説Legend Of MANA」です。これ、記事書き始めてから少なくとも半年は放置してたヤツです…(汗)。仕事が辛過ぎる所為か、最近メタルがあんまり耳に入ってこないんですよね~。閲覧者の方には申し訳ないですが、メタル系レビューは暫く量産出来ないかもです。

それではまた(゚∀゚)ノシ


PS:追記欄にてネタバレを一切自重せず、「いけにえと雪のセツナ」ゲーム本編の話をします
注意:ネタバレを一切自重せず、ゲームの話をします。今回はいつも以上にネタバレしておりますので、未プレイ方と、プレイ中の方は要注意。

セツナ_ブログ用1


セツナ_ブログ用2

スクショもかなりネタバレですけど、良いですか?ここからネタバレですよ??




良いですね?本題に入ります。

で、そのネタバレのスクショは、クリア直後のパーティと、好きな景色。うちのエンド君は、セツナ…というかメンバーに甘々なので、非道な選択肢は一切選んでおりません(笑)。望まれたとしても、「振り下ろす」なんて、絶対に出来ない。この選択肢といい、セーブポイントの真相といい、卑怯ですよ…冒頭でセーブポイントの言及がやけにアッサリとしてたのが、気になってはいたのですが、今伏線回収かい!みたいな。

クリア時はエンド、セツナ、クオンです。四天王的なサムシングもこの3人。ロマサガ3の四魔貴族とか、FF4の四天王的なものを想像してたら、これがクソザコで。ラスボスもザコで。完全体と対峙して同じことを言えるか分かりませんけど。

メンバーは…まぁ、あれですね。男キャラ(特にヨミ)の冷遇がちょっとバレてますね(笑)。素材集めの関係もあり、基本満遍なくレベル上げしていましたが、出来る事なら僕はクオンちゃんを常に連れて歩きたかった。コマンド入力時の「はい(ふてくされ気味)」(CV:津田ネキ)が好きです。あと生足ペロペロ。でも、ブロウビートとかミックスデルタ、オメガフレアが使い易過ぎて、クオンちゃん絡めにくい…

時間・労力的な都合で、決行色々削られたようで、「土壇場で挟んだんだろうなぁ…」と察せられる部分も多々あります。でも、魔導商会の設定くらいは、もっと詳しく描写すべきだったんじゃないですかね。会長が何故ユーテスを知っているか、とか。クオンとかキールといったメインキャラ始め、物語の深い部分にまで絡んでくる要素ですしねぇ…。宿屋が無いとか、肉料理が無いとか、そんな所まで設定があったのなら、尚更もっと説明が欲しかった。エンドの正体とかも、色々有りますしね。プレイヤーが考えているほど、深い設定はないみたいですが。

とは言え、会話を細かく見て行けば、情報収集が出来ますから、オートクリップ頼りのFF13ほど投げやりではないですけどね。「意味のない意味深なフィールド」は、個人的には嫌いじゃないです。サガ的ですよね。いずれにせよ、「想像の余地」とするか、「説明不足」とするかは、プレイヤーの好みが分かれそうです。

制作陣が公言している通り、クロノトリガーとか、FFとか、サガとか、往年の名作RPGのオマージュ要素が前面に出ています。良いじゃないか。確かに、これらの作品が名作なあまりに、期待値が高ければ高いほど肩透かし的な評価をされるでしょう。しかし、個人的には、スタートからゴールまで一切詰まらない遊び易さ・良い意味でのシンプルさを評価したいと思います。昔の、所謂名作RPGって、正直そこまで大仰でも、そこまで複雑でもなかったですよね。作り込みは勿論されてましたが。

ストレスフリーですし、切ないけど鬱さもあんまり無い。やり込み要素とかはやや淡白で、暇な大学生とかが遊び倒すタイプのゲームではないかもですが(失言(笑))、毎日少しずつ、とか毎週少しずつ、といったプレイには最適。社会人になった今だから、楽しめたゲームかもしれません。

もっとこういうゲームが沢山有れば嬉しいです。
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