The Algorithm (3rd)

こんばんは。

蒸し暑い日が続き、各地では大雨やら異常気象、地震。政局は荒れ、世界情勢も不安定…何だか暗いニュースが多いですが、如何お過ごしでしょうか?その分、藤井四段の快進撃には日本中盛り上がりましたよね。




さて、本日のレビューはThe Algorithmの3rdアルバム「Brute Force」です。



3rd) Brute Force ('16)


The Algorithm_Brute Force 

01. boot
02. floating point
03. pointers

04. brute force
05. userspace
06. shellcode
07. hex
08. deadlock feat. Igorrr
09. rootkit
10. trojans (hard mode)


フランス出身のジェント系エレクトロデュオユニットの3rdアルバム。タイトルの「Brute Force」は「総当たり攻撃」の意味で、パスワードや暗号を破る時に、しらみつぶし的にやるアレを指している模様。ライブメンバーは代わっているそうですが、メインソングライターはテクノボーイ:レミ先生で不変。

前作はキャッチー&カラフルなエレクトロ要素が強まり、メタル的な攻撃性がやや減退した作品で、個人的には「イマイチかなぁ」という印象も強い作品でした。一方、今作は、8bit電子音の猛烈な磁気嵐の中、オーガニックで流麗としたギターメロディが挿入された、エレクトロジェントファン垂涎の作品と仕上がっています。前作よりは1stっぽいですが、既往の作品とは、また違った路線で攻撃性・多様性をアピールしています。

あるレビューによれば*1ディズニー映画「Tron: Legacy」のサントラを担当したDaft Punkと比較される事も多いとの事。管理人は当該作品を知らないので、何とも言えないのですが、ギターメロディの増強の効果もあり、電子音がさながらスウィープ奏法のそれのように聴こえる局面もあり、ジェント界隈のBorn Of OsirisやPeripheryを連想させます。

マシンガンリフとノイズの暴れ具合が心地良い#2、叙情的なギターフレーズが良いアクセントになっている#3、オカルティックな曲展開がオシリス風味な#6、ブラックメタル的な諦念を感じさせる#7、まんまデスコアな#8(ブレイクコアのIgorrというアーティストをフューチャリングしたとの事)…

「どこかで聴いたような…」というデジャブ感が強くなったというのが難点と言えば難点ですが、僕は素直に曲の幅が広がった点をポジティブな点として捉えています。敢えて言えば、後半に行けば行くほどゴシカルでダークな雰囲気の曲が増える点は、まぁ好みが分かれる点かも。

ともあれ、ここは素直に「エレクトロ」「インダストリアル」「ジェント」と様々なリスナーを対象とした作品に仕上がった点を評価すべき、力作であるとお勧めしたいと思います。

*1:こちらより→http://sin23ou.heavy.jp/?p=6910

#3:Pointers



ギターソロ導入にドキリとする一曲。途中の「!」は、メタルギアソリッドのあれ?あと、床の蛍光ヘキサゴンがオシャレ。

<個人的評価>
ダンサブル度:☆☆☆☆
音の洪水度:☆☆☆☆☆
新世界度:☆☆☆☆☆
お勧め:#2、#3、#4、#7
Total: 96 (/100)





次回は…Nier:Automataのサントラレビューあたりが出来るかな。ゲームもクリア目前だし。あとは前々から言っているNoise Unitとか、Dopeのレビューの続きが出来れば。

それではまた(゚∀゚)ノシ


PS:
本日はこちら。




ラップ型アニソンを通り越して、プログレ化しているアニメ「ひなののーと」のOP曲。ED曲も変則的な感じだけど、キャッチーでクセになる仕様。ちなみに僕はくーちゃんが好きです。こなたの系譜だよね。

この手のノリは、らき☆すた「もってけセーラー服」の系譜で、「またか」の感も有りますが、個人的にはマニア度が年々増している気がします。アニメ自体は、もう日常系アニメの集大成的な感じで、「ストレスフリー万歳」な仕上がり。日常系アニメはこれで良いのよ。ホントに。
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