Nine Inch Nails (EP)

関東など一部の地域では、雨が凄いようですね。僕の住まいは
それほど悪い天候ではないのですが、液状化現象とか起こってる地域とか、
影響とかないでしょうか。気を付けて下さい。何をどう気を付けるかは分かりかねますが…



今回はインダストリアルメタルの始祖の一人:トレント・レズナー率いるNine Inch Nails(以下NIN)からEP「Broken」を取上げます。

NINと言えば、インダストリアルという存在をアピールした最大の功労者ですよね。知名度的に言えば、Ministryなんかより断然上ですし。かのMarilyn Mansonをプロデュースしたのもトレントさんですしね。僕の周りでも、UKロックをメインに聴く方でもNINを知ってる/好んで聴く人は割と多いですね~。




EP)Broken ('92) 

BrokenBroken
(1992/09/22)
Nine Inch Nails

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1stと2ndの間にリリースされたEP盤です。当時レコード会社とのトラブルで、トレントさんの鬱憤が溜まっていたらしく、その怒りとか諸々が反映された、NINとしてはおそらく最も激しいアルバムでしょう。 6曲(+α)と少なめですが、グラミー章「ベストメタルパフォーマンス」 として選ばれた♪Wishをはじめ、個性豊かな曲が揃っている傑作と言えます。

全曲に共通するのは、ディストーションの効いたノイズ的なギターサウンド、それと金属的な質感が強いサンプリングの使用、そして高い攻撃性でしょう。ロック色も強いので、インダストリアル初心者にも比較的聴き易いのも魅力です。

個人的お勧めは、金属音サンプリングが狂気的な♪Happiness Is Slaveryですね。この1曲のために購入したと言っても過言ではありません。ロック調の#6:♪Gave Upもお勧めですね。それと無音トラックを挟んでの#98、#99という構図も、今となっては当たり前となっていますが、当時としては新鮮だったのではないでしょうか。個人的にはこの2曲のイマイチな感は否めませんが(苦笑)。

難点は(EPなので当たり前ですが)、曲数が少ない事。6曲(+2曲)、ウチ2曲はインストというか、インタールード風なので、まともな曲が4曲(+2曲)。価格自体は比較的安価なものの、割に合うか否かは、1曲1曲をどのくらい気に入るかに影響されるかもしれません。また、近年(2000年代以降)の軟派なインダストリアルと比べると音像は暴力的で、サンプリングはピコピコタイプではなく、ノイズと金属殴打音のタイプですので、ある程度人を選ぶのは事実かもしれません。ロック好きからの評判は概ね良好ですが。

とりあえずインダストリアルメタルファンは必携のアイテムでしょう。また、初心者の方も、ものは試し…という事で、本格派インダストリアルに挑む前に聴いて損はないと思います。


#5:Happiness Is Slavery





(ライブ版↓)
http://www.youtube.com/watch?v=GLVdnA0iAg4


ライブがすげぇカッコイイです。やっぱインダストリアルの精神性って、単なる暴力性とか攻撃性じゃなくて、狂気とか精神と結びついたもっと危険なもの…な感じがしますね。


<個人的評価>
インダストリアル度:☆☆☆☆☆
大衆性:☆☆☆☆
ボリューム:☆☆ (EPなので仕方ないのですが…)
お勧め:#2、#5

TOTAL:83 (/100)



1stは未所持なのですが、教材としてはEPの方が重要かもしれません。

次回に詳しく述べようかと思いますが、個人的にはノイズ風のディストーションギターよりも、スラッシーなマシンガンリフが好きなので、NINや、その影響を受けたポストインダストリアル(Gravity Killsや、Stabbing Westwardなど)はあまり好きなタイプではありませんね~。インダストリアルファンから見ても邪道かもしれません(^^;


次回は2ndの「The Downward Spiral」を取上げます。

ではでは~(゚∀゚)ノシ



PS:追記は先のNINの♪Happiness Is SlaveryのPVについての説明です。元のPVは非常に残虐的で、人によっては嫌悪感…というより吐き気を催すかもしれません。でも「グロは苦手だけど、どんな感じか知りたい!」て方も居るかと思うので、説明文(数行程度)を加えました。不要な方は見る必要はありません。
グロ文章注意 :文章のみですが、耐性の無い方は読まない方が良いかもしれません。





おk??






インダストリアル勢って、割と過激なジャケとかPVが多いんですけど、NINも初期の頃はそういった、グロ系のPVが多いんですね。


で、その♪Happiness Is Slaveryですが、簡単に言えば「拷問動画」です。裸の男(局部ドアップのシーンもあり)が、最終的には体をドリルで貫かれたり、針が刺さったり、てぃむぽが痛めつけられていたり、なかなか見苦しいです。最後にはミンチにされちゃって、その人肉ミンチがお花の栄養になっていたり(ここだけ未確認)…善良な一般人が見たら「何考えてんの…狂人よ!不適切だわ!!」なんて思うかもしれません。事実、youtubeでは不適切動画として視聴制限(18歳以上)がなされていますし。最後以外が実物らしいというのもアレですね。僕は白黒故にあまり不快感を感じませんでしたが、白黒故に気持ち悪い…と思われる方も多いようです。


NINやSkinny Puppyといったアーティストは、スナッフフィルム(実際の殺人とその過程を撮影したビデオ)(風?)の
PVやイメージを好む傾向にあります。Skinny Puppyはライブ中にもそういったイメージのムービーを流した事もあります。


どう捉えるかは人それぞれだとは思います。「単に扇情的なものが好きなだけ」という言い方も出来るでしょう。ただ、個人的には単なるセンセーションとは別で、精神性はSPKの掲げた、

引用)
「『我らはみなドイツのユダヤ人だ』。このスローガンの真の意味は、連帯ではない。こうした人々が例外的な現象ではない、という不可避的な事実を指しているのだ。この状況は、平均的なものだ。死は日常生活のどこにでもある。SPKは、この状況を目的としたり崇拝したりするものではない。目的は、死の大聖堂を人の目に晒すことにある。」
(引用終わり

というのに起因してるのではないか…という気がします。 この件はここを読んでいない方のために次回もう少しまとめて述べようかと思っています。



●参考にしたサイト様:
「ChuのHP」様
http://homepage1.nifty.com/chu/favorite/nin/nin.htm
(※トップページにアクセス出来ないため、サイト名不明です><)
http://members.jcom.home.ne.jp/bee-hive/music/spk2.html


「ChuのHP」様から、PV関連の情報を、その下のサイト様からSPKの台詞を引用させていただきました。
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