ゆよゆっぺ(2nd)

こんばんは。


いや~…ようやく仕事が一段落したと思ったらですね。
大学祭がありましてね。ウチの研究室、何故かお店を出すんですよ。
研究室が出店ってかなり稀なんですけど。正直お店でワイワイよりも
ちょと疲れてるので体を休めたいんですが、まぁこういうのも良いでしょう!




さて、今回は同人音楽の紹介です。





2nd)For A Sick Boy('10)





For a sick boy[ゆよゆっぺ]


ボーカロイドを使用したスクリーモ系の楽曲(しばしばミクリーモと呼ばれる)を作る事でよく知られるゆよゆっぺ氏がリリースする2ndアルバムです。 使用するボーカロイドは巡音ルカで、一部楽曲(#5,#6,#7,#12?)に初音ミクを使用しています。

メロディックな歌唱をメインとしつつ、要所要所で独自の技術*1で強引にスクリームさせています。楽曲のベースとなっているのはオーソドックスなエモ系ですが、ギターリフの重心が異様に低く、シンセや打ち込みも導入しているため、昨ニューメタルやトランスメタル/エレクトリーモといったものにも近いです。そして触れるもの総てを傷つけてしまうと言わんばかりの緊張感、思春期特有の不安定さみたいなものが歌詞・サウンド含めた作品全体に漂っている事が、何よりの特徴。中高生共感間違いなし。

ボカロらしい浮遊感のある可愛らしい曲もありますが、地味に変拍子であったり、繊細なサンプリングが 施されていたりと、音作りは非常にマニアックで攻撃的。一般的なボーカロイドファン*2向きではありません。よって、彼の作品に対して 「ボカロのシャウトは不要」といった批判をするのは全く見当違いな意見である事にも留意しなければいけないかなと思います。とは言え、再生数的にも、かなりの層に支持されている方ですが。

その上で難点と挙げるとすれば、ボーカロイドの声の音程。ほぼ全曲高い調子で歌われるため、長時間聴くと耳が非常に疲れます。 また、どの曲も展開が若干似通っていて、後半は控えめな曲も多いのもあり、ダレがくるのも否めません。 ギターソロの一つでも入っていたらもっとメリハリがついたのかもしれないのですが、基本はエモですし、そういった方法論が必ずしも効果的か否かは分かりかねます…難しいですね。

…と無理矢理不満点を捻りだしてみたのですが、個人的不満はほぼ皆無。音質・楽曲のセンスともに良好。こういう作品はボカロや同人的なフィールド特有な気がしますし、ボカロに偏見を持っている方に是非聴いて頂きたい作品です。必聴盤。


*1:ボーカロイドそのものにシャウトさせる機能はついていないそうです。
*2:初音ミク等ボカロ自体を好きな人、またはボカロの有名曲を好んで聴くようなリスナー。黎明期では「みっくみくにしてあげる♪」「ワールドイズマイン」「裏表ラバーズ」、近年では「カゲロウデイズ」「千本桜」「Tell Your World」などなど。 


#3:Psychopath





イントロのリフがカッコイイですね…偏見なんですけど、僕がこれをカテゴライズしにくいっていった理由の一つに、リフを全面に押し出した曲構成…というのが挙げられます。メタル的な手法ですよね。

印象的な英語詞パートの「Heterodoxy」は異教の意味だそうな。「みんなと違う存在でありたいけど、普通でもありたい、それはとても辛いこと、苦痛であるに違いない、だから僕はおかしいんだろう(=狂人、Psychopath)」みたいなアンビバレンスを指すものと思われます。僕も中学生くらいの時はこういう事考えました。


#4:For A Dead Girl+





導入がカッコイイ…シンセのフレーズが切ないですねぇ。

勝手な印象ですが、この「Sick Boy(病める少年)」「Dead Girl(生気のない少女)」というのが、やっぱり思春期の不安的な少年少女を指しているような気がしてなりません。


<個人的評価>
ギターリフ:☆☆☆☆
デジタル音:☆☆☆☆
エモ具合:☆☆☆☆☆
お勧め:#1、#3、#4、#9

TOTAL:90 (/100)



ジャケがカッコイイ。サウンドとマッチしています。

CDを入手出来なかったため、いままではニコニコ動画とかyoutubeで悶々とする日々を過ごしていたのですが、最近、地元のとらのあなでもボカロ同人の専門コーナーが出来て、血眼で探したら2日目でようやく見つけれたのでw即購入。購入出来たのを嬉しく思う次第です。

この「For A Sick Boy」ですが、昨年最も沈んでた時期に出会いました。主に恋愛面で(以下略)。まさに「病める少年に向けて」だった訳ですがw今聴いても色々思い出されます。音楽って記憶と凄い結びつきますよね。ちょっと聴いてると辛いんですが、いやぁ…良いアルバムです。


次回の更新日はまたまた未定なんですが、岸田教団&The明星ロケッツの「Literal World」をレビューしたいなと考えています。


ではでは~(゚∀゚)ノシ


PS:イヤホンが死にかけたので、完全に死ぬ前に買っておきました。奮発して「ATH-CKS90NC」。ノイズキャンセリングです。おうちで使ってるのは「ATH-AD700」てヤツですね。これまた昨年奮発して購入したもので、どちらもオーディオテクニカ製ですね~。
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