Fear Factory(5th,6th)

第二期フィアファクの2作品の紹介です。


ここで注意してほしいのが、
「ARCHETYPE」「TRANSGRESSION」に関しては評価が人によってバラバラだと言う事です。1st~4thへの思い出補正…という事も関係してるかと思うのですが、複数のレビューの参照を推奨します。無責任かもしれませんがw賛否両論ありますので。

あと僕自身にもディーノ補正なるものが掛ってるので(^^;完全な中立ではないです…wこのレビューも購入の際の参考になればなと思います^^





7)Archetype ('04)

アーキタイプアーキタイプ
(2004/04/21)
フィア・ファクトリー

商品詳細を見る



'03年に偽装解散宣言し、その後ディーノ抜きで再結成するという猿芝居をくりひろげた新生フィアファクの第一弾作品。ジャケが格好良いですね。それまでも格好良かったけど。これまた評価が二分されるアルバムです。

ギターはそれまでベースを担当してたクリスチャンが、そしてベースの後任としてカナダ出身の知る人ぞ知るエクストリームメタルバンド:Strapping Young Ladのバイロン・ストラウドを迎えております。

今回の音楽性は「Archtype」(=原型)が示す通り、良い意味で集大成的になってるかなと思います。「Digimortal」での、もったりしたスローテンポの曲が完全に払拭されてます…前半6曲目まではね(笑)。

薄ら聴こえるダークなサンプリングが印象的な#1に続く、ブラストビートな#2、失笑を禁じえないクサい歌メロの#5と、掴みはバッチリ。頭のユニゾンが印象的な、メロディックな#4も良い感じにはまってます。サンプリング類の使用は極少ですが、鋭いギターリフは健在…というか、幸か不幸か、このアルバムではレイモンドがディーノのリフを完コピしているお蔭で違和感が全く無いです(笑)。

難点は#6を過ぎた辺りの展開。まぁメロディックなバラード風楽曲とかは新機軸では有るんですが、流石に失速が極端過ぎると思いますせいぜい#8か#11の1~2曲ある程度で良かったんじゃないかな。#12のアンビエント風の曲もちょっと実験的過ぎてマニアック。後は、全体のダークでドロドロした雰囲気は好悪が分かれそうなのと、ぶっちゃけ過去の焼き増し感プンプンなのは賛否両論あるかと思います。

ディーノのファンである僕個人としては辛く評価したい所ではあるのですが、正直かなり好きなアルバムだったりします。初フィアファクがこれってのもありますが…逆に「インダストリアルのFear Factory」や、「挑戦し続ける彼ら」を好きだった方は避けるのが良いかと思います。特に、2ndに思い入れの強い方や、期待していた方による評価は軒並み低いものとなってるようです。

尚、ボーナストラックとしては♪Archtype(remix)が収録されてます。こっちのVerはなかなか良い感じのテクノです。


#4:Drones




♪Act Of Godも好きなんですが、ちょっと新機軸って事で、こちらの方を紹介させていただきます。



<個人的評価>
重さ:☆☆☆☆
速さ:☆☆☆
インダストリアル:☆
お勧め:#1、#2、#3、#4

TOTAL:82 (/100)
(※人によってこれの半分くらいの点数をつけるかも。)





8)Transgression ('05)


トランスグレッショントランスグレッション
(2005/09/16)
フィア・ファクトリー

商品詳細を見る




「Fear Factoryにこんな音楽を誰が求めよう?(反語)」な新生フィアファクの第二弾作品です。ジャケは格好良いけど、ジャケから想像出来るような機械的・冷徹な音楽性は皆無。 このアルバムは僕の超酷評に反し、評価は割と高めです。よって重ねて注意喚起させていただきますが、他のレビューも合わせて参照されるのを推奨します。

プロデューサー、前作はセルフなのか否か不明でしたが、今回はトビー・ライト。KornやAlice In Chains、Taprootとの仕事で有名です。彼の持ち味はどこかキャッチーさを含んだヘヴィなサウンド… なので、何となく察しは付くんですが…

まぁ、普通のヘヴィロックです。心地良いです。インダストリアルでもスラッシュでもなく、ひいてはニューメタルでさえない。確かにバートンの歌はこれまでになく感情豊かで、パワフルに仕上がっていますし、ギターリフだって、前作のディーノ完コピリフから進歩しています。同系統のDisturbedなんかとは比べる余地も有りませんが、クオリティだけ取れば決して悪いアルバムではありません。

ただ、ファンは全く期待していない方向性だと思います。これがFear Factory「大人になった」「俺達の真の姿」(キリッ)とはあまり思いたくないなぁ…(※バートンの台詞より引用)。別のバンド結成すれば?というのが正直な印象で。で、実際、今作後にクリスチャンとレイモンドが別バンドを結成するんですが(笑)。

#1、#8なんかは新機軸だし、#7は純粋に楽しめる良質なロックチューン。あと#4の男くさいバラードは結構好きです。#8では、クリスチャンがLamb Of Godとのジャミング中に思いついたという言うほどでもないソロもどきを披露してますが、アイディア自体も悪くないし、2nd時代のコピーバンドだった前作より評価される風潮も、理解出来ます。ヘヴィロックとしては質は高いと思いますので、駄作ではありません。基本押入れ行きですけど。

ボートラはU2とKilling Jokeのカバー。僕は原曲知らないヘタレですが、これは選曲自体から評価が高いです。知ってる方は期待できる出来かも。 あと、「Archtype」のライブ音源はお勧めです。どうせ買うならボートラ付きを推奨。


#4:Contagion
 




骨太なバラード曲。

<個人的評価>
フィアファクらしさ:☆
メロディー:☆☆☆☆
ロック度:☆☆☆☆
お勧め:#3、#4、#8、#11

TOTAL:67 (/100)




このレビュー、某mi○iで書いたやつのほぼコピペだと以前話したんですが、これを書いたのは、2009年くらいの時でした。
まだ新作「Mechanize」を聴いてなかった時なんですよね。

「Transgression」もじっくり聴いてみると結構良いんですよね…


でもこれを聴いた翌年、「All Star Sessions」(Roadrunner United)収録のディーノ担当曲を聴き、数年後…'07にDIVINE HERESY(ディーノ率いるメタルコアバンド)を聴き、思ったのは「ディーノ戻って来ねぇかな~」でした。


…まさかホントにディーノが戻ってくるとは思わなかったww
まぁそれは嬉しい事なんですけど、
ジーン・ホグラン大先生まで連れてくるとはwwwww



次回はそのディーノ復帰作と、幻の1stアルバム「Concrete」に少し触れてみます。でもConcreteは僕あんまり好きじゃないので軽く…ですね(^^;)。グラインドコア過ぎてちょとキツい。


ではでは。


PS:本日の作業用BGMは「バルログの曲(ストリートファイター2)。「年鑑ファミ通2010」にゲーム音楽の作曲家特集が載ってて思わず即買い。まさかマリオRPGの曲とスト2の曲が両方とも下村陽子さん担当だったとは…!
関連記事
スポンサーサイト

Comments 0

Leave a reply