れじでゅーせおれむ

インダストリアルやEBM、メロデス、ボカロや同人音楽など音楽界の特異な存在について生温くレビューするブログ。自作RPG黒歴史とか、うつ病記録コンテンツも有ります。

Marilyn Manson (1st)

こんばんは、管理人です。

レビューの方がすっかりおろそかになっていますが、これはソシャゲにハマっているからではなく(それも一理ありますが、笑)、今年はちょっとした資格の試験勉強が入っているからです。なかなか合格率が低く、僕も今年一年で合格できる可能性は低いのですが、出来る限り努力していく所存です。

さて、本日からMarilyn Mansonのレビューなんですが…僕、今までに一度も行っていませんでしたっけ(苦笑)?てっきり2nd~5th辺りは書いているつもりだったんですが…まぁどのみちリライトするつもりだったので良いんですけど。



1st) Portrait Of An American Family ('94)

Marilyn Manson_1st 

01. Prelude (The Family Trip)
02. Cake And Sodomy
03. Lunchbox
04. Organ Grinder
05. Cyclops
06. Dope Hat
07. Get Your Gunn
08. Wrapped In Plastic
09. Dogma
10. Sweet Tooth
11. Snake Eyes And Sissies
12. My Monkey
13. Misery Machine

米国が生んだアンチクライスト・スターことマリリン・マンソンが率いるマリリン・マンソンがリリースした、マリリン・マンソンのデビューアルバム。マリリン・マンソンという名前は、稀代の大女優:マリリン・モンローと最も悪名高い殺人犯:チャールズ・マンソンの名前から取られていて、マリリン・マンソンのリーダーたるマリリン・マンソンの本名はブライアン・ワーナーマリリン・マンソンマソソソ・マソソソの活動のみならず映画監督や芸術と多方面で活躍していますが、そのマリリン・マンソンの活動として最も有名なのはマリリン・マンソンでの音楽活動なのは言わずもがな。

はい、問題です。この中でブライアン・ワーナーを指すマリリン・マンソンは何回出てきたでしょう?

…とまぁ、Marilyn Manson恒例のネタとして(笑)。以降マリマンと略します。

マリマンには有名なメンバーとしてトゥイギー・ラミレズや、ジョン5、KMFDMのティム・スコルドなどが出たり入ったりしてること、マリマン自身が性的・宗教的・倫理的に色々と歪められた環境で育ってきたこと、Nine Inch Nailsのトレント・レズナーに見出されて音楽活動に入った事など、ネタには事欠きません。今回は割愛。次回作以降で少しずつ書いていくかもです。

2nd「Antichirist Superstar」と3rd「Mechanical Animals」あたりの方向性でインダストリアルメタル・ショックロックの範疇で語られる事が多くなったマリマンですが、この頃はまだオルタナ的でストーナーなロックを披露しています。気怠く重くドロドロしているけど、時にファニーで悪ふざけ感のあるインダストリアル風味ロックです。

#3や#7はライブの定番曲ですし、#4と#6は次回作「Smells Like Children」で苛烈なインダストリアルアレンジをされます。が、本作について言えば、リズミックなドラムが印象的とか、ダンサブルなパートが有るって程度で、あまり工業的な印象は無いですね。ストレートなダーク・ロックといった作風。

悪戯感・バッドボーイ・アティチュードは後のアンチクライスト・スーパースターに通じる部分もありますが、、個人的には積極的にお勧めするアルバムではないです。出来が悪い訳じゃないんですが、2nd~5th方面のインダストリアル路線、6th以降のゴシック路線のいずれとも方向性が違いますので、今更どの層にお勧めすれば良いか…というのが正直な所。あと端的にたるい。「グランジってそんなもんやん?」と言われたらそれまでかもですが。

マリマンの独自性が開花したのは間違いなく2ndからですので、初心者に敢えてお勧めする気は無いですが、その覚醒の前段にこの作品が有った…と考えれば興味深い作品かなーとは思います。

#4:Organ Grinder



まだ化粧や仮装が控えめだった頃のマリマン。腹が胃下垂気味ですね。それはともかく、これはこれで格好良いロック。

<個人的評価>
・ロック度:☆☆☆☆
・悪ふざけ度:☆☆☆
・インダストリアル度:☆☆
・お勧め:#4、#6、#9、#11

・TOTAL:78 (/100)



次回のレビューは少し先になると思います…と、亀更新で今更更新頻度の遅さを詫びるのもどうかと思うのですが(笑)、おそらく5月になると思います。

ご存知の方も多いかと思いますが、Twitterでは活発にゲームについて音楽についてツイートしているので、もしよろしければそちらも合わせてご愛顧下さればと。

それでは(゚∀゚)ノシ

PS:
本日はこちら。



久々のDemetori、久々の東方。ニコ動の衰退と共に、すっかり下火になってしまった感もありますけどねー。このPainkillerをオマージュした神サビ(激寒)が良いですね。足殺しのツーバスが堪りません。

【AF企画】CDリリースのお知らせ_20180401

こんばんは、管理人です。


Twitterでもそれとなく示唆しておりましたが、表題の通り、CDをリリースする運びとなりました。


拙ブログをお読みの方はご存知でしょう。「お前楽器演奏出来ないじゃん!!」って(笑)。確かに僕はFコードを押さえられず挫折した人間ですが(爆)、何も今の時代、手先が器用じゃなくても、良い声じゃなくて、イケメンイケウーメンじゃなくても、活躍できるようフィールドが有るじゃないですか。

それが「バーチャルユーチューバー」という概念!!そもそもバーチャルアイドル:初音ミクが登場したのなんて、もう10年以上前。つまり、生身の僕が表だって出なくても、良い世界が用意されているし、今やBandcampなんかで簡単に音楽を売れる時代が有るじゃないか!僕も「バーチャルメタラー」「バーチャルインダストリアリスト」として活動出来るのでは?そんな事を思い始めたのです。

という訳で、御託は良いからさっさと紹介しますね。タイトルはDetonator」。まだ色々アンダーコンストラクションな部分が多くて、あまり詳細を語れないのですが、その一旦をば。



2nd) Detonator ('18)

CD.jpg 

01. Mind Heresy
02. Master Of Trust
03. Detonator
04. Order Of The Rabbits 
05. Fractle - Cantor Dust
06. The Solotary
07. Dark Past - Missing -
08. The Unwanted Arizen
09. Thoughts Form
10. Overcome
11. Co-Extinction
12. Dead Revolver (Missing Remix)
13. A Cup Of Coffee In One Hand (BKMT Remix)

「シノプシス」として、本アルバムのコンセプトを以下に記載しています。これは素人の僕が書いたものなので、今、これを専門の方に清書して格好良い文章に直してもらっている最中です。

シノプシス

「Detonator」シノプシス(和訳)

 「Detonator」は僕がうつ病という「精神疾患」を罹患した体験に基づいたコンセプトアルバムです。パーソナルな問題や失敗からより大きな普遍的な課題に話題を広げ、大きな後退や急激な環境変化に対してどう立ち向かっていくかが主題となっています。
 今、僕達は非常に難しい社会状況に直面していますし、僕達それぞれが、それぞれ異なる問題、それも非常に解決困難な問題を抱えています。また、近い将来、社会、物理、文化、技術…それぞれにおける課題が生じると予測されるでしょう。SFはもはやSFではなく、予測されうる現実となっていますし、またそういったものに立ち向かう事を強いられていますが、そういった状況に混乱し、上手く適応的無い人も出てくるでしょう。そういった時どうすれば良いか。
 本作の文脈において「Detonator(起爆剤)」とは、いわば行動を起こすための触媒のようなものを意味しています。動機付け(モチベーション)とも言えます。そしてそれは「各々自身の中」にあるもので、地雷や兵器といった人を傷つけるようなものではないと信じています。壮大な変革ではなく、パーソナルな意味で変革を起こすことが求められています。その意味では、このアルバムのテーマは「外」ではなく「内」に有るかもしれません。

・・・

まぁ、こんなコンセプトなんですが、これまた雑誌編集者に音源を渡した所、こっそりとレビュー草案を送ってくれたので、これもこっそり掲載します。コンプライアンスもヘッタクレも無いですね(笑)。

CDリリース

音楽性のベースは僕の好きなFear FactoryやNine Inch Nails、Circle Of Dustといったインダストリアルメタル、Skinny PuppyとかFront Line AssemblyといったEBMです。が、そこにメロディックデスであったりメタルコアであったりの叙情的なメロディーを取り入れています。インストの⑤は露骨にAnimal As A Leaderを意識していますし、④はタイトルからしてアニメソングを意識したキャッチーな曲です。また、テレビゲームのようなアンビエント・チップチューン的な音を、いわばごった煮のような形で取り入れてみました。ラスト2曲は幕末志士の楽曲のカバーになります。

こんな感じの作品を4月中旬~5月上旬発売を予定に、鋭意作成しております。現在、マスタリングの作業真っ最中ですね。

という訳で、追って詳細報告出来ればと思います。

以上、4月1日の記事でした。それでは(゚∀゚)ノシ








つまりは、そういう事だね。エイプリルフールだね。

ご存知の方も多いですかね?エイプリルフールで嘘をついていいのは、午前中までだそうです。

…間に合わなかったああああああああ!!wwww

それでは、また(゚∀゚;)ノシ


追伸:
実はこれ、まだ全部出し切っていないので、この企画はもう少し続いています(笑)。

Nine Inch Nails (8th)

こんばんは。

繁忙期。更新が滞りがちになっていましたが、皆様はいかがお過ごしだったでしょうか?管理人は仕事もひと段落付き、また体調を崩してしまった事もあって、再び残業規制がスタートしてしまった所ですが、ツイッターをご覧の方はご存知の通り。それなりに元気に過ごしています。

今回はNine Inch Nailsの「Hesitation Marks」。今、僕が持っているNIN作品はこれで最後ですね。最新のEPとかは未だ手を出していないので。



7th) Hesitation Marks ('13)


NIN_Hesitation Marks

【Disc 1」
01. The Eater Of Dreams
02. Copy Of A
03. Came Back haunted
04. Find My Way
05. All Time Low
06. Disappointed
07. Everything
08. Satellite
09. Various Methods Of Escape
10. Running
11. I Would For You
12. In Two
13. While I'm Still Here
14. Black Noise

【Disc 2】
01. Find My Way (Oneohtrix Point Never Remix)
02. All Time Low (Todd Rundgren Remix)
03. While I'M Still Here (Breyer P-Orridge 'Howler' Remix)


「自閉症でもメタルがしたい!」で有名なトレント・マッチョ・レスラートレント・レズナー率いるNINの8thアルバム。前作「The Slip」リリース後の2009年に活動休止を宣言。4年のインターバルを経てリリースされた作品です。「Hesitaion Marks」とは、リストカットした時の躊躇い傷(傷跡)の事を指す言葉だそうです。

さて、本作は様々な音質のバージョンで発表・リリースされた事でも話題を呼びましたが、その辺りの事情は後追い故疎いので割愛。

前2~3作ほどから、初期の「メンヘラのキ○ガイ工業金属」路線から「メンヘラ寛解系インダストリアル」路線へシフトしていきましたが、その路線は大きく変わらず。往年のカラーを感じさせるインダストリアル・ロック的な#2、#3や、嘘みたく爽やかな#7を例に挙げるまでなく、パッと聴きで分かり易い曲が増えたかなーってのが正直な所。

この傾向をミニマル化と表現する事も出来るかと思います。楽曲は簡潔でしかし巧妙、サラリと聞き流すことも出来るし傾聴すれば色んな音や要素が感じられる。

ただ、#8や#13で感じさせるような、底冷えするような、しかし温みがあるような計り知れない空気感・スケールを「ミニマル(最小限)」という言葉で表現するのは、いささか誤解を生むかな、とも。結局はダウナーとアッパーを繰り返すトレント流躁鬱ロックには違いがなくて、ただ、それが今作では今回は眠剤が効いた時のような、適度な不安感を丁度良い高揚感と安心感で満たしてくれるアルバムに仕上がっている、という感じ。

徐々に音楽の躁鬱幅は小さくなってきているので、バランスは良いけど突出はしていないです。それは今作の良い点でも悪い点でもあります。NINとしては色々変わってしまったかもしれないけど、トレント兄貴には違いないです。

そんな訳で、「滅茶苦茶フェイバリット!」って訳ではないですが、しっかり聴けば奥深いし、流すにも軽いアルバムです。ここ数作が気に入るなら、特に何も考えずに購入して良いと思いますし、「With Teeth」辺りからまともに聴いていない層が居れば、ここから再入門でもよろしいかと思います。

あ、一応ボートラが付いているんですが…特に感想は無いです。うーん…そうですね…やっぱり特に感想はないです(苦笑)。


#3:Come Back Haunted



ダンサブルでノリノリなインダストリアルナンバー。ライブ版ではゴスペルも入ったスケールの大きいスタジアムロック的なアレンジになっているのも良いです。

#13:While I'm Still Here



これが本作の影のハイライト(ボキャ貧)ですね。#12から続いて#14で収束する流れが秀逸です。このライブバージョンでは、これ一曲で「Black Noise」まで繋がっているような、

<個人的評価>
・ダンサブル度:☆☆☆☆
・ミニマル度:☆☆☆
・キャッチー度:☆☆☆☆☆
・お勧め:#3、#8、#12、#13、#14

・TOTAL:87 (/100)



リアル予定は立て込んでいるんですが、仕事的には落ち着く予定なので、色々書きためて行きたい次第です。マリマンの1st、EP含めたリライト、パピ子のリライト、ニーア・FF15の2ndOST辺りが視野に入っています。

それではまた(゚∀゚)ノシ



追伸:
本日はこちら。



ロシアンラウドのIllidianceの曲より、ドイツのロックバンド:Guano Apesの「Open Your Eyes」のカバーです。カバー元をそもそも知らなかったんですが、オルタナっぽい音でした。

Skinny Puppy (4th) (リライト)

こんばんは。

引き続き、忙しさを極めつつあるruchiniumです。うつ病休職だったことも若干忘れ去れつつあり、薬も増えているけど仕事も出張も増えているっていう、よく分からない事態になっていますね。人によっては自慢にも聞えなくもないかもですが、あんまり負荷掛かると仕事の精度がガタ落ちするので、どうにかいしたいものです。

さて、本日もパピ子なんですが、ここからはリライトになります。4thアルバム「VIVIsectVI」ですが、2012年3月26日の記事を、2018年3月10日にリライトしたものです。実に6年ぶりくらいですね。



4th) VIVIsectVI ('89)

SkinnyPuppy_VIVIsectVI.jpg

01. Dogshit
02. VX Gas Attack
03. Harsh Stone White
04. Human Disease (S.K.U.M.M.)
05. Who's Laughing Now ?
06. Testure
07. State Aid
08. Hospital Waste
09. Fritter (Stella's Home)
10. Yes He Ran
11. Punk In Park Zoo's
12. The Second Opinion
13. Funguss

カナダ出身のインダストリアル/EBMユニット:Skinny Puppyことパピ子が放つ、名盤と誉れ高い4thアルバムです。レントゲン風のジャケがホラーオシャレな感じですね。

タイトルの「VIVIsectVI」(多分読みはヴィヴィセクトシックス)は「vivisection(生体解剖)」「sect(学派・宗派))に、「VIVIsectVI=VIVIVIV=666(聖書で言う所の悪魔の数字)」辺りを組み合わせたもので、非人道的な動物実験、動物の権利にまつわる問題にスポットライトを当てているようです。

前作で有機的インダストリアル路線を確立した彼等ですが、今作ではその路線が推し進められた…には違いないんですが、むしろ無機質と有機質の極端な方向に向かった、「聞くホラー映画」路線がビビッドに打ち出されたといった所です。抑えていた狂気や暗黒世界が一気に噴き出して「本性現れたな」って感じ。

金属音に冷涼なシンセ、湿気と瘴気漂う空間に響く呻くボーカル…有機的・無機的な気持ち悪さを往ったり来たりする。とにかくグチャドロな暗黒世界が展開されるんですが、そこはパピ子。妙にキレイに整形された歪なインダストリアルは、美醜の同居で妙に聴きやすい。不自然なポップさと滲み出る狂気の発露こそが本作の到達点です。

今作のお勧めは、やはり#4「Testure」。また、#2や#8では、比較的真っ当なインダストリアルビートを聴かせてくれる一方、シングルB面曲だというラスト4曲は実験音楽だとかいうレベルを通り越して、文字通りぶっ飛んでいたりします。

最初期にレビューした時は1st~3rd未試聴でしたので比較が出来ませんでしたが、改めて本作を聴くと、パピ子の本領発揮はやはり4thからですね。実際、「以前より聴き易くなった」というレビューが多く見られますし、5th以降の作品と比べても聴き易い部類に入るかなと思います。

一方、後続の作品と比べるとシンプルではありますし、依然人を選ぶ要素が多いのは注意。Nine Inch NailsやMarilyn Mansonと同じテンションで聴くと「なんか違う…」となるかもしれません。あと音が軽い。「インダストリアルの入門というよりSkinny Puppyの入門」という心構えで手を出す事をお勧めします。

#6:Testure【閲覧注意】



美しいシンセと残響するサンプリング、淡々と鳴り響くパーカッション、呻くボーカル…パピ子の真骨頂ですね。EPやら12インチ版やらで、微妙に違うバージョンが何曲もある曲としても有名。

testureという言葉は造語で、test(実験)とtorure(拷問、責め苦)を合わせた言葉。「タール癌の実験」なんかが有名かと思いますが、動物実験はその動物に負荷や苦痛を与える事になり、しばしば拷問のようにもなりますから、その辺りから着想を得ているかと思います。

#13:Funguss



只管リズムトラックとノイズを聴かせるという、まさにインダストリアルなトラック。曲名の「Funguss」というのは検索でヒットしませんでしたが、「Fungus」だと菌類という意味があるそうです。

<個人的評価>
インダストリアル度:☆☆☆☆☆
パピ子らしさ:☆☆☆☆☆ 
キャッチー度:☆☆☆
お勧め:#4、#6、#8

TOTAL:88 (/100)



こうして聴いていくと、NINは今と昔で感覚が全然違うのですが、パピ子に関してはあまり印象の大きな変化はないですね。レビュー自体も、表現と評価を変えただけで、内容は概ね変わっていません。昔から結構聴きこんでいたという差はありますね。

個人的な忙しさ故に、今月もしからしたら更新が難しいかもですが、色々考えている所ではございます。

それではまた(゚∀゚)ノシ

PS:
今回はこちら。



映画「トゥームレイダー」のサントラに収録されている、NINのレアトラックです。僕がハマッているスマホゲーのFinal Fantasy Brave Exviusというゲームで、トゥームレイダーとのコラボイベントが発表されたため、関連してツイートしました。ヘヴィ&ダークでありながら、非常にキャッチーな聴きやすいインダストリアルトラックです。

Skinny Puppy (3rd)

こんばんは、ご無沙汰しております。


なかなか忙しくなってきて、ブログの更新が滞りがちですが、Twitterご覧の方はご存知の通り、割と元気にしています。ただ、疲労は酷いですね。うつ病休職から1年近く経ち、仕事も9割~11割テンションで振られるようになってきた一方、体調的には7割…といった所ですが、流石に「病人です」とは言えない立場になりつつあります(苦笑)。

そんな今日は、ようやくパピ子の3rdのレビューが書きあがったので、投稿です。



3rd) Cleanse, Fold And Manipulate ('87)

Skinny Puppy_Cleanse Fold and Manipulate


01. First Aid
02. Addiction
03. Shadow Cast
04. Draining Faces
05. The Mourn
06. Second Tooth
07. Tear or Beat
08. Deep Down Trauma Hounds
09. Anger
10. Epilogue

3rdアルバム。Wikiによれば、今作は医療、政治や社会といった様々な「外」に対するトピックについてテーマにしたとの事。#01はエイズの蔓延、#06は退役軍人が体験しているPTSD、#08は10代の自殺に対して…もともと社会・環境に強い関心を寄せていた(と思われる)Skinny Puppyのカラーは、この頃から明確になったのかもしれません。

音楽性的にも、手探り・試行錯誤感の強かった2ndまでと違い、欝々とした重苦しいインダストリアルトラックでの統一が図られています。淡々とビートを刻む#2、初期のEBM系の名残を見せる#7、「もう工事現場行けば?」なメカニカル:#8と、薄気味悪いシンセと無機質な金属音、瘴気漂うダーク・インダストリアルの数々は、工業音楽と呼ぶには有機的な気持ち悪さが漂っています。

また、#6辺りの浮遊感あるシンセの使い方からは、次作「VIVIsect VI」を彷彿させる部分もあります。#8は2ndにも収録されているので、いつの作品なのか分かりませんが、これも次作以降のインダストリアルトラックを想起させる曲ですね。黙って聴いていると、意外と聴き所は多いです。

…そうです、「意外と」と書いた通りなんですが、今作。黙って聴いていると相当単調なんですよね。イマイチ盛り上がりに欠けるし、眠剤にするには夢見悪すぎる(笑)。何というか、まぁ数多あるパピ子作品から敢えてこれを勧めるか?と問われると結構微妙な所。曲数が少ないってのもついで程度の難点。

という訳で、購入当初はほとんど聴かなかったんですが、何度も聴いている内に「あ、意外と悪くないかも?」と思えて来ました。じっくり鑑賞するよりは、聞き流すタイプのアルバムかも。

#06:Second Tooth




「Second Tooth」は「永久歯」という意味だそうです。


#08:Deep Down Trauma Hounds



ライブ版、すっげぇ音圧有って格好良いですね。

<個人的評価>
・不気味度:☆☆☆☆
・パピ子度:☆☆☆
・盛り上がり度:☆☆
・お勧め:#2、#6、#8

・TOTAL:81 (/100)



Skinny Puppyのリライト、Marilyn Mansonのリライト、NIN、とNieRのサントラレビュー辺りが当面の予定です。が、3月以降は更新頻度滞るかもしれません。気長にお待ち頂ければ、これ幸いです。

それではまた(゚∀゚)ノシ

PS:
本日はこちら。



SFCの「スーパードンキーコング2」BGMのMining Melancholyのアレンジより。Twitterでも呟きましたが、一瞬「パピ子かな?」と思わせる金属音とシンセ音から、Deleriumが乱入してくる構成好きです。